2016年12月30日金曜日

りんご→






-ピーコ君に与える-


清水優






 私は、ゴリラについては自信がある。いつの日か、かならず肩を並べて分かり合える日が来るであろうという自信である。私は、きっと仲間として受け入れられるに違いない。自信があるのである。よくぞ今日まで彼らに話しかけられもせず、呑気に人として暮らしていたものだと不思議な気さえしているのである。諸君、ゴリラは人間である。太古の昔には、人と一緒に焚き火を囲んで、酒を飲んでいたそうではないか。さもありなんと私はひとり淋しく首肯しているのだ。あのゴリラの、器用な指先を見るがよい。ただものではない。いまは、あのように柵の中で睨みを利かせ、文句があるなら暴れ回るぞ、とでも言い出しそうな荒々しいたたずまいをしているが、もともと彼らは人間である。いつなんどき、知性に目覚め、そろそろ外に出してはもらえませんかね、と丁寧な人間の言葉を用いて飼育員に嘆願し出すか、わかったものではない。ゴリラはかならず柵の中に閉じ込めておくべきではない。いますぐ、渋谷や原宿、桜木町にでも彼らを放してみるべきだ。きっと、彼らは順応する。害は、決してない。ためしに、桜木町のゴリラを見てみよう。桜木町駅からランドマークタワーに繋がるあのエスカレーターの上から、まず、ゴリラは登場する。見たまえ、ちゃんと左に寄っているのだ。彼らは人間のじじばばなんぞよりも、よっぽど常識をわきまえているではないか。手すりにもしっかりと手を添えている。そしてゴリラは、そのまま、コレットマーレへと入って行く。当然、服を買うのであろう。『X-LARGE』とかいう、ゴリラがプリントされてあるブランドがあったが、全く見向きもしないようである。どちらかというと、細身のキレイ目ファッションに関心を示している。流行に敏感なゴリラなのであろう。それにしても、あの店員の態度は如何なものだろう。客が服を選んでいるというのに、その純真無垢な姿を携帯のカメラに収め、『ごりら、なう。』などという、糞ほどにも面白くない、つぶやきという名の雄叫びを世に見せ示し、その傲慢な態度とは裏腹に画面の外の世界においては、大切なお客様であるはずのゴリラを異様なまでに警戒し、お金を受け取る際のあの汚物にでも触れるような仕草たるや、なんというあさましさ。人間の恥である。信頼しなければならぬ。裏切られるから、暴れるのであって、信頼していれば、彼らは決して暴れない。もともと真面目で誠実な種族なのだ。
 今年の晩秋、私の友人のゴリラが、ついに人間の裏切りの被害を受けた。いたましい犠牲者である。友人の話によると、友人は何もせずいつもの木の上で寝転がっていたそうだ。すると、先刻からぎゃあぎゃあと騒いでいた人間の小僧が、なんと柵を飛び越えて、こちらへ落っこちてきたそうである。友人は、心配で助けに行こうかと思ったのだが、何か勘違いをされても困るので、やはりそのまま木の上で、無関心を装い、平然と寝転がっていたそうだ。が、その時、友人に注がれる柵の外の人間たちの目の色が冷たく変わっていたという。そして、わざとらしくあくびをした、とたん、銃声が響き、友人は針のようなものに刺されたという。一瞬のことである。友人は、体がしびれ、呆然自失したという。ややあって、くやし涙が沸いて出た。さもありなん、と私は、やはり淋しく首肯している。そうなってしまったら、ほんとうに、どうしようも、ないではないか。友人は、その薬の効果の為、外に出れず、それから二十一日間、狭いコンクリートの部屋で動くことすらできなかったのである。三週間である。動けるようになってからも、しばらくは手足のしびれに悩まされ、一生直らないこともあるそうだ。聞けば、銃を撃ったのは、いつもご飯をくれていた飼育員であった。それを知った友人は、何もできす、じっと堪えて、おのれの不運に溜息ついているだけなのである。しかも、柵の安全性がどうだこうだと言われ、工事するやらしないやら、結局、ようやく体が治ったら、今度は別の動物園へ引っ越すことに決まったそうだ。とにかくこれは、ひどい災難である。大災難である。ご飯をもらうときの、友人の憂慮、不安は、どんなだったろう。友人は苦労ゴリラで、ちゃんとできたゴリラであるから、醜く取り乱すこともなく、三七、二十一日治療を続け、いまは元気に立ち働いているが、もしこれが私だったら、その小僧、生かしておかないだろう。我々人間は、ゴリラの三倍も四倍も復讐心の強い種族なのであるから、また、そうなるとゴリラの五倍も六倍も残忍性を発揮してしまう種族なのであるから、たちどころにその小僧の頭蓋骨を、めちゃめちゃに粉砕し、眼玉をくり抜き、ぐしゃぐしゃに噛んで、べっと吐き捨て、それでも足りずに近所近辺の小僧ことごとく毒殺してしまうであろう。こちらが何もせぬのに、突然バンと撃って攻撃するなど、なんという無礼、狂暴の仕草であろう。いかに人畜生といえども許しがたい。糞餓鬼ふびんのゆえをもって、人間はこれを甘やかしているからいけないのだ。容赦なく酷刑に処すべきである。晩秋、友人の遭難を聞いて、私の人間及びその小僧共に対する日ごろの憎悪は、その極点に達した。青い焔が燃え上がるほどの、思いつめたる憎悪である。
 来年の正月、私は、上野動物園へお見舞いにあがるつもりである。漫画雑誌でも差し入れしようかと考えている。












2016年12月29日木曜日

しりとり

こんにちは。河合塾マナビス横浜駅西口校アシスタントアドバイザーの田中です。
しりとり。といえば、りんごですよね!!!!!!!!!!

わたしはりんごが大好きです。
中高時代、お昼ご飯がりんご2つでした。
毎日毎日、ビニール袋にりんごを二つだけ入れて登校し、お昼になればそのりんごを丸ごとかじっておなかを満たしていました。
芯を捨てるのが面倒くさいので、芯ごと呑み込んでいました。
りんごはさくさくしているし、皮に繊維質が多く含まれているので腹持ちがよく、またりんご専用の冷蔵技術が発達しているため一年中手に入れられ、とても安くおなかを満たせます。
今私は一人暮らしをしているのですが、戸棚に常にりんごを常備しています。
私は基本的に自炊をしないのですが、かといって外でご飯を買う財力もないので、一人の夜はりんごを齧って飢えをしのいでいるのです。
りんごならばゴミも出ないし、洗いものもしなくてよいし、最高です。


まあ、私そんなりんご好きじゃないんですけど。

しいて言うなら、梨の方が好きです。

というか、もし梨が一年中スーパーに並んでいて、皮ごと食べられる安い果物であればりんごはたいして人気が出なかったと思うんですよね。
たぶん1800年ごろに絶滅してたし、ニュートンは梨が落下するのを見て万有引力を発見していたはずです。
りんごは所詮、梨の代用品的な。
「本当は梨食べたいけど、皮剥くのめんどくさいし、今の時期はないし、りんごでいっかなー」
的な。
梨の高貴なみずみずしい食感にりんごが打ち勝つことなど有り得ません。
りんごはどう好意的に描写してもさくさくレベルですが、梨はざらざらでしゃりしゃりでじゅわじゅわです。


今の季節は柿がおいしいので、皆さん柿を食べてビタミンCを取りましょう。
では、よいお年を。

2016年12月28日水曜日

新年!!

こんにちは。アシスタントアドバイザーの浜村です。

もうすぐで年が明けますね!

みなさんにとって今年はどんな年だったでしょうか??

そして来年はどんな年にしたいですか?

受験生の皆さんにとっては、来年は新しい環境に踏み出す1年になりますね^^

私も来年から社会人なので今のみなさんと同じ気持ちです。

ドキドキするけれど楽しみですね!!

来年がキラキラした1年になるように、あと少し一緒にがんばりましょう~

2016年12月27日火曜日

年の瀬

こんにちは。河合塾マナビス横浜駅西口校アシスタントアドバイザーの田中です。
もう、2016年最後の火曜ですね。
月日の立つのは早く、臆病な私は身を縮めて時の流れをやり過します。
でも、よく考えたら一年は356日なので、火曜って一年で51回しか訪れないんです。

一年は、短い。

もう、みんなに会うと最近、「良いお年を」と言われるんですよね。
良いお年を。って、おかしくないですか?
良いお年をなんなんだよ。
私はよいお年に対して何をすればいいんだ。
確かに。たしかにですよ。「こんにちは」だって「今日は」なわけです。
ですが。それはもう挨拶として定着している。
それに比べ、「よいお年を」はまだまだ市民権を得ていない、得ていたとしても期間限定ですよ。
なのにまるで世界中の人たちに認められていますとでも言いたげに「よいお年を」の後の省略を私たちに強いてくる。
これはある種の反逆です。
日本語に対してテロ行為を行っているのです。

暴力は、なにも、解決しない。
これは私が尊敬する作家の一人である坂口安吾の言葉です。


嘘ですが。


みなさんは「よいお年を」の暴力に負けないでくださいね。

ではみなさん、よいお年を。

2016年12月26日月曜日

悲しい大学2年生

拝啓

おはようございます。
今の時間は10時50分です。
朝早いですね-。
今日は生徒からの視線が痛いです。
あれ、こいつクリスマス前後暇なのか?
あれ、またこの顔を見るぞ。
悲しいやつだなー。
様々な心の声が聞こえてきます。
北村はガラスのハートです。
悲しみます。

クリスマスイブイブもクリスマスイブもクリスマスもクリスマス後のしらけた今日も
マナビスで楽しくすごしています。
皆さんはこのような大学生にならぬよう祈っています。

もう11時半ですね。こんにちは。北村です。

敬具

2016年12月25日日曜日

クリスマス




クリスマスなので、今日ぐらいはみんな優しくなって、笑顔で楽しく過ごしましょう。









2016年12月24日土曜日

うれしくって抱き合うよ











好きな人に、会いに行く。










12月23日。太郎はすることがなかった。翌日の為に、何かしら準備が必要になるだろう、と思い、予定を一応空けておいたのだが、すでにひと月ほど前からその準備とやらは完璧に整っており、さて、何をしようか、と自分の無駄な早起きを恨み、ひたすらボーッと過ごしていた。できれば花子に会いたかった。だが、なぜだかそれは格好の悪いことのように思われた。前日に会えば、翌日の特別感が薄れてしまうような、そんな気がしていた。
太郎は、朝食をしっかり食べた。普段は食べない野菜も摂った。そして、ラジオ体操の真似事を始め、好きな歌を歌った。本も読んだ。久しぶりに棚からポケモンのゲーム機を取り出し、同じ棚に埋もれていた参考書で、英語の勉強を少しした。腕立て、腹筋、背筋も鍛えてみた。スクワットは、なんだか笑えた。とにかく、人間として良さそうなことを、全てやっておこうと決めたのである。布団を干す。ベランダから街を眺める。部屋の掃除。風呂の掃除。休憩。花子は、今頃、何をしているだろうか。ストレッチ。バスケットのテレビ中継。けん玉。好きな音楽を聞く。踊る。TSUTAYAに行って、CDを借りた。ついでに銀行でお金を多めに下ろし、帰りに外国人作家の本を買った。日没と同時にランニング。風呂。半身浴。みかんを食べて、早めに寝る。まるで女優さんにでもなった気分だった。









12月23日。花子は布団にもぐっていた。布団の下の、毛布の下、体を小さく丸めて、固く目をつぶっている。けれど、眠っているわけではなかった。目を閉じて、頭を真っ白にして眠ろうとし、あるいは明日の空想に耽り、会話の妄想を膨らませたりしながら、時々、今はもう昼過ぎだろうか、などと考えたりして、再び、眠りが訪れるのを待っているのだ。花子は、眠るしかなかった。いわば、眠りは、早送りである。早く、24日まで、時間をすっ飛ばしたくて、眠るのだ。寝るのが1番手っ取り早い。待ち焦がれる、思いを焦がす、なんてのは勘弁であった。切ないだかなんだか知らないが、花子にとっては、ただつらくて胸が苦しいだけの時間のように感じられた。眠って、眠って、眠り続け、一刻も早く、太郎のもとへ飛んで行くのだ。
何度目かの深い睡眠から起きると、すでに太陽が昇っていた。花子はよくわからなかった。時間を見て、日付を見て、まずい、遅刻だ、とようやく気がついた。12月24日の昼時である。まず、着替えた。いや、ついでにシャワーをぶっ浴びた。鏡の前。食べることなど忘れていた。鏡の前。ちゃんと着替える。鏡の前。家を飛び出す。走る。靴が脱げそうになる。とりあえず走る。コートが、髪が、ブワーってなる。楽しい。駅が見えてくると、不思議と笑いが止まらなかった。いかん、楽し過ぎる。笑いながら、カバンからスマホ取り出しながら、走る。早く、早く、早く着きたい。花子は、もう、楽しかった。













12月24日。達也は、バイトしていた。数学を教えたり、生徒の進路を真剣に悩んだりして、花子のことはなるべく考えないようにしていた。


















12月24日。男は、達也の横で、ニヤニヤしながらキーボードを叩いている。






2016年12月23日金曜日

20代後半のカフェの客達

こんにちは。
今日は冬にも関わらず、暖かく、外でピクニックでもしてやろうかという気候に恵まれました。
冬は寒くていい、暖かくなくていい。
季節には季節の暖かさがよろしい、イレギュラーは必要ない。
室内が嫌いな僕にとって、昼ごろから3時間もカフェにこもるなどもってのほか。
いっそグラウンドで勉強したいくらいだ。
それにしてもカフェにこもり、ブランドものに身を包み、パソコンをカチカチやっている人が多い。
横にいた人がとても意識が高そうだった。
6人ほどで2時間ぶっ通しでサイドビジネスについて胡散臭く話している。
聞き耳を立てていると意外と面白いもので知らないような話が飛び交う。
「昨日クリスマスプレゼントお母さんにもらったんだー。GUCCIのグラサン。」と
20代後半の女性。お前はいつまで親のすねをかじり続けるんだ。
そういってやりたかった。ただ向こうに胡散臭さで勝てず、屈した。
この世界はいろいろな人間がいるなと思った。
様々な生き方をし、様々な考え方の人間がいた。

あの人たちからもきっと学べることがあるだろう。きっと。
いろいろなことを吸収し、成長できたらなと思った。

お疲れ様です。北村和也でした。

2016年12月22日木曜日

こんにちは。

こんにちは、河合塾マナビス横浜駅西口校のアシスタントアドバイザーの清水です。
昨日は冬至。一年の内、一番日が短い日であります。
それを知ってか知らずか、昨晩、風呂に入ると、湯船の上に、ゆずが三個浮かんでおりました。
母の粋な計らいに、嬉しくなった私は、ゆずを鼻にこすりつけたり、浮力を使って逆お手玉をしたりして、普段よりだいぶ長風呂になりました。

なんか日本の古い文化みたいなやつ、いいですよね。
みなさんも、何かあったら是非教えてください。
その時は、内容を短く簡潔に伝えてくれると助かります。

2016年12月21日水曜日

に、ん、じ、ゃ


ごきげんよう、assistant adviserの清水です。
わたくし、実は、忍者でして。
それでいて、実は、わたくし、桑名adviserのことが好きでして。けれど、このことを桑名adviserはまだ知らないし、わたくしもこの先伝えようという意志も無いのでございまして。なぜなら、わたくし、忍者ですもの。忍者に恋は禁物。仕事に支障が出てしまいますもの。手裏剣の回転量は落ちますし、基本中の基本、水上歩行もままならないようなことになりますと、これ、忍者としては、自分の分身に背中を刺されるような、まさに命取りの事態になりかねません。ですので、わたくし、気持ちを抑えて、隠して、忍んで、ひっそりと彼女のことを想い、こっそりと盗み見て、そそくさと後をつけたりしている所存でございまして。けれど、やはり忍者といえども人間でして、自分の気持ちに嘘をついて過ごすのは、大変な苦労が伴いまして、一緒に出勤し働いているときなど、もう心がちりぢりに乱れてしまって、あぁ、忍者なんぞやめてしまいたい、いっそ彼女を連れてどこか遠い誰もいない島まで二人で泳いで行き、いや、そんなことをしないまでも、普通の人間らしく、都会の狭いワンルームを借りて、その日暮らしののんびりとした生活にでも浸りたいと思うことがあるのです。
忍者、失格。
わたくし、その烙印を自分に押し付けて、もう何もかも忘れてしまって、いえ、そんなことをせずとも、偉くて立派な忍者の先輩方に、勝手に記憶を消されるのでしょうが、とにかく仕事やら誇りやら国やらお金やら、そんなものはどうでもいいので、お慕いしている方と一緒に意地汚くただ生きるためだけに生活したい、と思っております。
わたくし、二十七歳、忍者は若作りの秘薬を飲んでおりますゆえ、大抵の人から、もう少し若く見られるようでして。

2016年12月20日火曜日

夏祭り

ごきげんよう。アシスタントアドバイザーの浜村です。

昨日今日と、過ごしやすい気温が続いていますね^^

日中は日差しがぽかぽかと暖かくて、思わず夏祭りに行きたくなってしまうほどです。

今年は花火大会には行きましたが夏祭りには行きませんでした。

浴衣を着て金魚すくいをして綿あめを食べるという夏祭りの定番のようなことをしたいです。

来年の夏まであと半年。

その頃私はもう大学を卒業して社会人として働いています。

はたして夏祭りに行けるのでしょうか。

働いてからも休みの日にはどこかに出かけて充実した日々を送りたいです。

みなさん、夏祭りに行きましょう~

2016年12月19日月曜日

ごきげんよう。AAの桑名です。12月も後半になり、寒くなってきましたね❄

私は最近何をしているかと言いますと、なにをすればいいかわからなくて路頭に迷っています。

大学生活の中で一番頑張っていたチアダンスの活動を先々月に引退からというものの、力を入れる事がなく虚無感でいっぱいで、自分に活気と魅力を全く感じません。

そんな今だからこそ言えることは、一生懸命になれることがあるということは幸せなのだということです。

受験勉強をしていると、辛いことや迷うことがいっぱいあると思いますが、それも後になれば良い思い出です。

終わってから虚無感にかられるくらい必死に頑張ってください。

私も頑張る生徒からエネルギーをもらって、また新しく頑張ることを見つけていきたいです。

2016年12月18日日曜日

NINJA


   三


俺は、忍者だ。
私服は、地味目だ。一際目立つような奇抜な服装で、聴衆の余計な関心を引くわけにはいかない。なぜなら、俺は、忍者だ。
黒を基調にする。俺は、夜が基本的な仕事時間だ。闇にまぎれて、素早くこなす。そのための、黒だ。が、黒のニット帽は被らない。逆に怪しまれる可能性があるからだ。ここが、俺とその辺の下忍者との違いってもんだろう。ただ色を暗くすればいいってもんではない。忍者とは、紛れる者だ。地味でも派手でもない、なんとも言い難い普通の服装をし、凡庸に振る舞い、高くも低くもない声で挨拶する。そんな特徴のない、何でも無難にこなす奴、君の周りにもいるんじゃないか?これは極秘情報だが、現在の日本において、40人に1人は忍者だそうだ。


   四


俺は、忍者だ。
運動神経は、良い方だ。少年野球をやっていた時、素直に楽しかった思い出がある。しかし、わざと遅く走るのだけは、ツラかった。

2016年12月17日土曜日

年末年始

2016年も残り半月になって、なんとなく忙しい雰囲気がありますね。
あわただしい生活の中にいると自然と時間が過ぎるのが早く感じます。
12月の前半の記憶が全然残ってないのもそのせいでしょうか...

受験生の皆さんも、夏休みあけから今までの生活を振り返ってみてください。
凄く時間の流れが速く感じませんか。
それは実はいいことかもしれません、一生懸命な日々は早く感じるものです。

受験生生活もあとわずかになってきたので、気づいたら受験終わってたって思えるくらい集中して頑張ってください!!

以上です、辻でした。

2016年12月16日金曜日

大学生活、闇の時期

お疲れ様です。
そろそろ冬休みですね。
大学もあと1週間程で冬休みに入ります。
大学は2月から春休みに入ります。
つまり1月の下旬に期末試験が存在します。
この期間は大学生にとっては年に2回の大イベントです。
普段会う事のない友達と情報を共有し合い、テストを乗り切る。
春休みというパラダイスへと向かっていく最大の壁です。

今の時期は冬休みのことなど微塵たりとも考えていません。
ただ試験のことを、ひたすらに試験の事を。。。

終わったときのことを考えれば頑張れる気がします。
受験の時もそんな感じがした気が。
なにか自分の中でモチべを作ることは大切だなと思います。

スノボをモチベに僕は法律と戦います。

きたむらかずや

2016年12月12日月曜日

比内地鶏

こんにちは。アシスタントアドバイザーの浜村です。

みなさん、親子丼は好きですか?

わたしはあまり親子丼を食べないのですが、比内地鶏の親子丼とメニューに書いてあると絶対に注文してしまいます。

比内地鶏というブランドに魅力を感じるからです^^

ウィキペディアにこのような記載がありました。

原種比内鶏は「成長が遅い」「体が小さい」「耐病性に劣る」などの理由で生産性が低く生産者に敬遠されていた。そこで秋田県畜産試験場は1973年から比内鶏を県の特産物とするため品種改良を行い、比内鶏の特長を引き継ぎながら食味を維持しつつ生産性を向上させるために、比内鶏の選抜優良種「秋田比内鶏」のオスと、ロードアイランドレッド種のメスを選抜し諸問題を解消した比内地鶏を作出した。

美味しい鶏肉を消費者に提供したいという一新で改良を重ねた生産者の方々のおかげで私たちは美味しい親子丼を食べることができているのですね^^

繊細な美味しさにこだわり続ける日本の食は世界に誇れる文化です。

美味しい食材とそれを美味しく料理してくださるお母さんや料理人の方々に感謝の心を持ちながら、今日も楽しくご飯を食べましょう~

2016年12月11日日曜日

SHINOBI




   一

俺は、忍者だ。
昼間の俺は、本当の俺ではなく、仮の姿の俺だ。
俺は、静かに動く。音を立てない。俺が、教室内のゴミ箱を拾う時、俺の姿に気づいているか?きっと見えていないことだろう。なぜなら、俺は、忍者だ。小さい時から、忍者として育てられ、三重県伊賀の里より、わざわざ、忍者不足の横浜に、ひっそりと送られ、血のつながらないくのいちの先輩と、世間の目を欺くために、親子として過ごしてきた。
俺の本当の母は、忍者ではない。正確に言えば、忍者にはなれなかった。忍者の家に生まれたので、俺と同様、厳しい修練に明け暮れるくのいちであったが、それでも、忍者としては一人前になることができず、ある日突然、秘術により、こっそりと記憶を抹消され、どこか遠くの島で、のんびりと暮らしている。と、少なくとも俺は聞かされている。母は、俺を生んだことを、覚えてはいない。

   二

俺は、忍者だ。
母がいないことなど、気にしてはいられない。忍者とは、耐え忍ぶ者のことである。俺は、如何なることがあろうと、耐える。
俺の革靴は、15キロ。ジャケットは、30キロ。カバンは、50キロだ。俺は、この重量を背負って、この校舎まで、走って通う。俺がどこから通っているのか、それは唇を焼かれても明かすわけにはいかないのだが、だいたいフルマラソンくらいの距離を、20分くらいで、静かに走っている。汗は、かかない。なぜなら、俺は、忍者だ。汗を忍ぶことができず、母は記憶をこっそり消された。俺は、母とは違う。プロの忍者として、体外に発する気体の総量は、完全に計算し、支配しなければならない。忍者は、化学だってできる。俺は、学校とやらへは行ったことはないが、自らの学力というものに対する自負は、ある程度心得ているつもりである。
忍者は、もちろん秀才だ。








2016年12月10日土曜日

息抜き4



「神は、死んだ。」ニーチェ

「神はともかく、女性は存在する。」ウッディ・アレン

「今、こうしていることは、すべて決められていた。」北村和也



あぁぁぁぁ。神様仏様七福神様ご先祖様、どなたかお一人でもいいから、わたくしのことをお助けにはなれなくて?拙者、もう泣きそうでござんす。
あぁ、分かっては、おりました。これでもほとんど大人なんですから、分かっては、おりましたとも。おりますけれども、それでもやはり、あぁ、なんとかならないものかしら?ダメよ。どうにも不公平と言わざるを得ない。世の中は決して平等じゃない。そんなとんでもないイカれた事実を、平気で受け入れてきた自分がおそろしいというか、この馬鹿者!いくら頑張っても報われないことがある?馬鹿!ダメよ、絶対そんなことあってはならない!ならないの!悲しすぎる。私、大人になれない。きっと、なってたまるもんか。革命を起こしてやる。社会主義。レーニン帰ってこい。みんな平等。みんなハッピー。いいじゃないか。なのに、なのにどうしてこんなに胃が痛いの?誰か、褒めてよ。毎日、毎分、毎秒褒めて。日々頑張っているそのことに、うるさいくらい褒めて。褒めちぎって。私の顔が真っ赤になって、変なとこから変な汗が湧き出るくらいに、大げさに褒め倒してくれ。でなきゃ、心が折れ曲がっちまって、走ってここを逃げ出しちゃうぞ。誰か、私を追いかけてくれる?くれないでしょ?なんでよ。来なさいよ。やだやだ、もう嫌だ。

お、落ち着け自分。情緒不安定か。感情の変化が、いささかドラマティック過ぎるぞ。勉強中に、これぐらいの、感情爆発するくらいの集中力、ガンガン発揮していけや。しかし、ほんとに困ったもんだよ。参考書見てるときは、雑念追っ払うのに苦労して、見てないときは見てないときで、見てないことに不安になって、胃がキリキリしちゃって、はて、どうしたものか。ずっと同じ態勢で座ったままだと、人間ダメになっちまうのかもね。酸素供給し続けてるのにも関わらず、じーっと動かないご主人様に、心臓きっとおこなんだよ。心臓、ヒマすぎて、おこなう。「僕をもっとドキドキさせてよ!外の世界へ連れ出してよ!この部屋にはもう飽きちゃったんだ!空気マズいぜ!澱んだ血で、溺れちまいそうだ。。」とか、言ってそう。言わねぇわ。言うわけねぇ。マジで落ち着けよ自分。
昨日、学校をサボった。朝、目が覚めて、寒くて、携帯見て、起きる時間で、死にたくなって、毛布をギュッてして、布団掛け直して、中にもぐって、ぬくぬくして、嬉しくなって、毛布をギューって、毛布の肋骨折ってやるくらいギューって抱きしめて、顔面痛くなるくらいこすりつけて、「うぅ」って小声でうなって、うつぶせになって、そのまま、寝た。で、昼、むっくり起きた。すごい嫌な夢を見た。二度寝は必ず嫌な夢。すごいすごい嫌な夢。最近、この類いの夢ばっかりで、本当に嫌になる。「あいつ」が彼女の話をしているのを、私がニコニコ聞いてる夢。一体なんなんだ。現実は彼女いないのに。起きて、「あ、夢か」って安心してる自分がバッカみたい。神さま、なんの嫌がらせだよ。夢ぐらい、楽しませろ。こっちは現実楽しくないから、二度寝するんだ。で、ホッと一息安心して、リビング出て、ヒーターつけて、納豆食べて、ボーッとあったまって、退屈で、歌、歌った。和歌じゃないよ、J-POPです。受験ギャグ、ウェーイ。歌い疲れたら、テレビつけて、そしたら映画やってて、なんか火星に取り残されちゃうやつ、本で読んだときは難しくてつまらなかったけど、映画は意外となかなか、いや、というか、死ぬほど泣いた。泣きっぱなし。途中から見たのに、ずーっと泣いてた。ハリウッド映画なんて、今までめちゃくちゃバカにしてたけど、感動しちゃった。火星行きてぇ、とすら思った。で、ぐちゃぐちゃの顔洗って、歯磨いて、手洗いうがいして、また少し和歌詠んで、部屋戻って、ベッドにもぐり込んで、YouTubeでビートルズ見て、ツービートの漫才見て、白い巨塔の最終回見て、なんか全部泣き叫びながら見てたけど、涙五時間くらい垂れ流してましたけど、水分補給したほうがよかったかしら。のち、母、帰宅。その頃には、号泣タイムも通り過ぎて、ひたすら笑い続ける危険な時間に突入していた。けれど、それすらひた隠して、母の前では、まったく謎の神妙顔。
「あれ、お前学校は?」
「休んだ。」
「ずる休みすんなよ。塾は?」
「明日行く。」
「お母さん、マッサージ予約しちゃったから、あとで買ってくるけど、お腹空いてんならなんか適当に食べてて。」
「はーい。いいなぁ、マッサージ。」
母、娘の精神状態に無関心すぎやありません?
洗濯物たたんで、焼きそば食べてたら、弟、帰宅。こいつが最近なんかうるさい。てか気持ち悪い。「橋野さん」って誰だよ。男のくせにうじうじしやがって。さっさと告って、さっさとフラれろ。こいつは、何か、頭が、少し、変なんじゃないだろうか。


お、優男、、どっか行った。
あ、黒木、、黒木か。では、この続きはまた今度。

目の前でいきなり泣いてやろうかしら。
とりあえず、みなさま、ごきげんよう、行ってきます。








2016年12月9日金曜日

なでしこジャパン

こんにちは!アシスタントアドバイザーの浜村です。


なでしこジャパンは強いですね。


私は運動のセンスがないので、スポーツで活躍する女性にすごく憧れます。


生まれ変わったらオリンピックに出場してメダルを取ってみたいです。


横浜駅西口校にも部活に入って様々な分野で活躍する生徒さんがたくさんいます^^


部活と勉強を頑張る皆さんにいつも元気をもらっています!


これからも頑張って悔いのない高校生活にしましょうね~!




清水先生より私の方がケチャップ好きです。
それではまた今度~

2016年12月8日木曜日

冬休み

皆さんこんにちは、辻です。


2学期の期末試験も終わりもうすぐ冬休みという生徒さんも多いのではないでしょうか。学生の冬休みなので遊びほうけたいところではありますが、受験生の皆さんはラストスパート、1,2年生は新学年への準備頑張りましょう!!
僕も大学4年生ということで、卒論めっちゃやってます。こんなに真剣に勉強するのは大学受験以来なので、皆と一緒に頑張りたいです。応援してください。励ましあって頑張りましょう。

最近風邪がはやっているので、インフルエンザ等気をつけてくださいね

それでは。

2016年12月7日水曜日

ケチャップ・改


昨日の浜村先生の記事を読み、さすがに温厚な私も怒り心頭である。
オムライスは、私の方がきっと好きなのだ。ケチャップに関しては、絶対に私の方が好きに決まっている。絶対に。

私には、姉がいる。これが、見た目も性格も趣味も、何もかも私を真逆にしたような人なので、幼い頃から、私達は死ぬほど喧嘩をしてきたのだが、そして、結果はだいたい私が負けたのだが、しかし、そんな私達でも、両親が家からいなくなると、密かに仲良く行動していたことがあった。
冷蔵庫に忍び込み、ケチャップを口付けて飲みまくるのである。姉は、いちご練乳も飲みまくる。
結果、姉はデブになり、私は赤が似合う情熱家になった。

いつだかの記事で、また浜村先生が、金木犀が好きだ、とかうそぶいていた気がするが、これも私の方が必ずや好きだと言いきれる。金木犀は、私のお気に入りの、いや、私の木である。
今日はあまりの怒りに指先が震えてしまって、上手く書けそうもないので、今度、「私と金木犀」という題で、命懸けで書く。きっと、書くつもりである。待っていてくれ。
今、想像して書いているだけで、私の鼻腔内には、あの秋の金木犀の香りがいっぱいに広がっているのだ。あの私の香り。私の木。

来年の秋、大学でエンジョイしている自分を想像してみてはいかが?そこにきっと、素敵な香りも足してあげると、尚更燃えてくるのではないだろうか?

2016年12月6日火曜日

ケチャップ

こんにちは。アシスタントアドバイザーの浜村です。

いきなりですがみなさんのストレス解消法はなんですか??

わたしはご飯をたくさん食べることです!

好きな食べ物はオムライスとケチャップです。

基本的に一人でお家にいるときはケチャップをたっぷり使ったオムライスを作って食べています。

ふわふわな卵がなかなか作れないのが最近の悩みで、色々な人にふわふわ卵の作り方を聞いて回っています^^

ケチャップライスは具材をしっかり炒めてからバターとコンソメを使うとおいしくできますよ~

みなさんも、我慢しないで好きなことをする時間を確保しましょうね~!(3年生はがんばりましょう)

ストレス溜め過ぎると風邪ひいちゃうので気を付けましょうね^^

2016年12月5日月曜日

風邪薬は、人それぞれ。



「くしゃみの飛距離は、座席7つ分」
と、電車の広告に書いてあった。おそろしい。手洗い、うがいをしっかりしよう。

サッと視線を、横にずらすと、ベンザブロック。冬は、製薬会社も必死なのね。
広告塔は、綾瀬はるか。すごい長い間、担当していると思う。

ふと、中学の頃のかわいらしい自分を思い出した。
その頃、綾瀬はるかが本当に好きで、風邪でもないのに、ベンザブロックを飲みまくっていた。
中学時代の思い出は、なんだか異常にテンションも高く、夢みたいに楽しかった気がするのだが、何か関係あるのだろうか。

2016年12月4日日曜日

デュエル

みなさんこんにちは。AAの和田です。


もう12月ですね~。もう受験まであっという間なのでみなさん追い込んでいきましょう!
受験生のみなさんに休みはないのでクリスマスもお正月も勉強してくださいね~

さて、僕は最近遊戯王のアプリにはまっています。遊戯王のカードゲームは小学生や中学生のときによくやっていましたが、ついにそれがアプリでもできるようになりました。まだカードの種類は多くはありませんが、懐かしいカードが多くて楽しんでやっています。フレンド対戦もできるので友達とやると盛り上がりますよ!ハマり過ぎて勉強がおろそかにならないように気を付けてくださいね!

2016年12月3日土曜日

さむい

こんにちは。アシスタントの浜村です。
寒いですねー。元気ですか?
最近はあったかいものを食べたくなりますね~
この間マナビスの後に家の近くの自動販売機でおしるこを買いました^^
130円を入れてボタンを押したらおしるこが9本も出てきました。
びっくりしました。
詰まったら次買う人が困ってしまうので全部持って帰りました。
おしるこは普段そんなに飲まないので、まだ家に6本もあります。
おしるこのリメイクレシピがあれば教えてください。
では、風邪をひかないように気を付けて、今日も頑張りましょう~^^

2016年12月2日金曜日

GOD

神について。
自分の中で全てをポジティブに捉えるために考えていることがあります。

もう自分がしていること、する予定のことは決まっているという考え方です。
もちろん、今自分がこの内容のブログを書いていることも決まっています。
勉強して大学に合格することも、野球を続けていることも、
今日何時に起きるかも、偶然誰かに出会うことも、
誰かに怒られて反省することも、今あなたがこのブログを読んだことも。
全部決まっていると考えれば全て楽に考えられます。

かといって自分が良くない人間だからどうしようもないというわけではありません。
それに気付いた瞬間に変わろうと動き出すことが大事です。
もちろん動きだすかださないかは決まっているといえます。

こんなことを言われて動き出さない人はもう決まっています。
悔しい人動き出しましょう。
このブログに出会えたことも決まっています。
頑張りましょう。

すいません、無宗教です。

北村和也

2016年12月1日木曜日

もうDecemberでっせ!



「運命の相手に、するの。」 byみくりさんのお母さん





日本語って、いいね。

いよいよ十二月です。師走。
ということで、日本語を世界一の言語だと、頑なに信じる僕が、師走の語源について、説明しわす。なんちってー。てへっ!

まずは、師走の「師」ですが、こいつは師匠という意味を持つので、もちろん井伏鱒二で。
鱒二一択。
そしたら、あとは、「走」ですね。十二月的な要素を盛り込ませねばなりません。
借金にしましょうか。
年末と言えば、金貸しは、借金の回収に家々を走り回り、借りている方は、質屋に行って、なんとか無事に年越しするため、取り越し苦労。としこしするため、とりこしくろう。日本語っていいね。
てことで、「師走」の語源は、年末になると、井伏氏が弟子たちの借金返済のために、奔走し、各所を走り回っている様子からつけられたってことにしておきましょう。もしくは、冬になると御不浄が近くなる井伏氏が、家中を走り回る様子でもいいでしょう。他にも、寒ブリや坊主など、色々語源はあるのですが、話しわすれちゃいました。なんちってー。
ばいばーい。

2016年11月30日水曜日

ニュースポーツ!


こんにちは!と言いながら、こんばんはの気分の福田です。




最近、ブログ担当が多くてネタが尽きました。




お菓子ネタは尽きませんが、「こいつレパートリーにないな。」




って思われそうなので、今日あったことを綴りますね。




今日は、文学部のくせに体育の授業がありました。




キンボールって知ってますか?


簡単に言うと、三チーム・四人ずつで大きなボールを打ち合うゲームです。


ニュースポーツと呼ばれるスポーツの中で結構人気があるみたいです。


その大きなボールをチームの三人が支え、一人がヒットするのですが、


相手である二チームのうちどちらかを選ぶ必要があり(ボールを打つ相手を選ぶ)、


そのときに「オムニキン」と謎の言葉を発するルールがあります。


例えば、「オムニキン-ピンク!」と言ってからピンクチームに打つみたいな...。


謎の言葉の意味は皆さんそれぞれ調べてみてください。


今日学んだことは、チーム戦での協力の大切さ。


キンボールって一人じゃ支えづらいのです。


受験だって同じではありませんか?


もちろん、個人で勉強していくもの。でも、学校の雰囲気や周囲の人たちとの関わり合いで


変わるものもありますよね!


肌寒い季節になりましたが、周りの人の意見も参考にしながら


お互い高め合える冬を過ごせたら最高ですね!



2016年11月29日火曜日

本日の北村

お疲れ様です。
今世紀最大の絶望の起床をしてしまいました。
自己管理ができないのは野球をしている自分からするとゴミです。
自分は本日ゴミになりました。
早く燃やされたい気分です。

やはり自分を過信する性格のようです。
その性格自体ゴミですね。

皆さんはしっかり寝て、食べて、勉強してくださいね。

以上


あ、反省はしてますが常にポジティブです。
これも神に定められた道なのでしょう。。。


北村和也

2016年11月28日月曜日

自己採点出してねー



みんなー、こんにちはー。
センタープレの調子はどうだーい?


さて、今日はいい天気。
空の面積と雲の面積の配分が、すごくいい感じ。
こんな日には、何を聞いても、いい男になれる気がする。
てことで、奥田民生を聞きながら、PVの主人公になった気分で、駅までルンルン歩いたよー。
けど、けれど、yet、だが、しかし、but、駅のホームでまいっちゃった。
僕はいつも前から三番目の扉の場所に並ぶのだけど、今日はそこに先客がいてね、そいでそのまわりには、誰一人として、人がいないの。だから、広いホームに、その人がポツンって感じ。
まいっちゃうねぇ。
しかも、その人ってのが、若い女性で、茶髪のロングヘアで、このくそ寒い中、生足、ミニスカ、上半身も胸元大きく開いてる系の人でね、まいっちゃうよ。これで僕がその人の横、もしくは後ろに並んだら、なんか変態ぽいもんね。定位置に並びたいだけなのにねぇ。3が好きなだけなのにねぇ。
だから、しょうがなく、一番前まで歩いて行って、(一番前って電車ヲタクみたい)ほんで、その人のほうを見ないように、雲なんか眺めたりして、雲なんかこんな時しか見ないもんねぇ、そいで、電車を待ってたの。
で、電車来たの。電車ってちゃんと来るのよねぇ。そんで、乗ったの。そりゃ、乗るよねー。で、中。
中、なんか混んでたの。妙に人いて、ありゃりゃ、まいった、まいった、座りたい、って空いた席をキョロキョロ探してね、そんで席あったから座って、はぁ、よかった、って一息ついて、で、前見たらさっきの姉ちゃん。ありゃりゃ。
人生って大変だねぇ。
胸元大きく開いた系のミニスカートの人が、向かいに座ると、どうしたらいいんだろうねぇ。前を見ちゃいけないって、なかなかつらいもんがあるよ。下向いてても、なんか目線怪しまれそうだし、本も背景派手だと、集中できないし、そいで、上見ることにしたよ。上。電車の上って初めて見たねぇ。つり革と、あの鉄の棚みたいなのと、あと、鉄だね。鉄があったよ。。
だからね、今日は首がとっても痛いの。
生きるって大変ね。




2016年11月26日土曜日

ガオーン!ガオーン!






「勉強しなければならぬ。もっと、もっと、勉強しなければならぬ。」太宰治『惜別』


「ただ、知りたいのです。そうして、どんどん、面白くしたいのです。」清水優『登別』





みんな、大丈夫か?
受験が近くなり、成績が思うようにあがらず、焦ってはいないだろうか?
それ、みんなだけじゃないぞ。私も死ぬほど焦っている。
正直、こちらがいくら頑張っても、他人の頭を良くすることはできないと心得ているので、なんとか、勉強以外の面で、リラックスさせられたり、やる気が出るように働きかけることが出来れば、と苦心して色々考えてはみるのだが、どうにもこうにもダメなようで、一体何をすればいいのかさっぱり見当がつかない。ならばせめて、せめて人生の先輩としての糞意地で、受験とまったく関係のない、ひたすらふざけたくだらない、何の足しにもならぬような、本当にどうしようもないものでも書いてみて、一日中、椅子に座り、ただひたすら暗記に努める、受験生生活というかなり特殊なライフスタイルに、ほんの一興添えることができれば、と心の底から願いつつ、よく分からない奇妙な文章を書いてきたが、それもやはりダメなようだ。つまらぬ。笑えぬ。一向、笑えぬじゃないか!退屈だ!恥ずかしい!顔から火が出たまま、ジョギングしてるみたいな気分だ!人を笑わすことがこんなにも難しいことだとは!あぁ。あぁぁ。

くだらないことを書きたい。
街を歩いているとき、教室で授業を受けているとき、耳を澄ます。盗み聞く。色々な人が、色々な話をしている。はずだった。が、案外そうでもない。いや、そうでもあるのかもしれないが、書けぬのだ!学習塾のブログとして、成立するような、高尚な会話をしているやつがいない!人間ってのは、ひでぇもんだ!みんな下世話な話ばかりしていやがる!男もそうだが、女もすげぇ!盗み聞きして申し訳なくなるような、とんでもないことを話している。もしや、誰もが傷つかないような会話なんてのは存在しないのか?先のつながっていないイヤホンを耳に、人生の片隅に転がっている小さな喜びを、密かに探し出そうとしている、私は馬鹿か?

絶望である。
希望を与えようと書き始めて、まさか『絶望』なんて文字を使うことになるとは思わなかった。
When I in 絶望, どうするか教えよう。
When I in 絶望, 私は、温泉で浴衣を着て、首から手ぬぐいをぶら下げ、卓球をしている人(できれば、おっさんやおばさんがいい)を思い浮かべる。だって、最高だろ?あの人たちはいいぜ?何も考えちゃいないんだぜ?なぁ?ただ、ただ、ただ、卓球。なぁ?最高だろ?ハッピーじゃねぇか!馬鹿みたいに卓球がしたい。なんの思念も遠慮もなんにもなく、馬鹿みたいに、バッカみたいに卓球がしたい。
When I in 絶望, スピッツのドラムの人の顔を見る。私のツボなのだ。面白いよ。みんなもいるだろ?変な顔してるなぁってやつ?こっそり見よう。こっそり笑おう。そうして、変な顔に感謝しよう。決して、悪口言わず、感謝、感謝。元気が出るねぇ。感謝、感謝。
When I in despair, (私だって、英語できるんだぜ?知ってるんだぜ?なぁ?最高だろ?)あれ、なんだっけ、忘れちまった、いかん、いかん。まぁ、いいや。とにかく、



頑張ろうぜ?




2016年11月25日金曜日

ロングセラー

 こんにちは!アシスタントアドバイザーの福田です。




二日前の「塩とごま油味」のじゃがりこは食べましたか?笑
昨日、雪降りましたね。わたしは最寄駅から歩きだったため、




じゃがりこを食べながら帰りました。12月23日のブログに書き忘れましたが、
じゃがりこの「塩とごま油味」は記念すべきじゃがりこフレーバー100品目です!




やはり、ロングセラーになる商品はそれなりのヒットの理由がありますね。
今日は、Pockyについて語ります。




Pockyは、すでに販売されていた「プリッツ」にチョコレートをコーティングするという
アイディアがルーツでした。




当時は「チョコスティック」という名でした。
しかし、すでに商標登録がしてあったため、食べるときに聞こえる




「ポッキンポッキン」という音をそのまま商品名にするという当時では
かなり斬新なネーミング方法でつけられました。




そんなロングセラーとなるPockyからの教訓は、
偶然が成功のカギとなる!




そんな偶然に出逢うのにも努力って必要なのではないでしょうか。
受験も日々の授業もそのまま習った通りに役立つとは限らない。




でも、ムダなことはないはず。
継続してやりきる力でがんばっていきましょう!

2016年11月24日木曜日

宍戸の件



寒い。寒すぎる。布団から出たくない。毛布を手放すのが何よりつらい。
今朝、家を出て、太陽を見上げた時、正直具合が悪くなりそうだった。寒いのはもちろんだけど、それよりも、日が眩しすぎる。クラクラしちゃった。朝日ってのはどうも苦手だ。なんだか嘘くさい。あんなに立派にしていると、逆に嘘くさくて嫌になる。なんだあれは。いつも正面向いて堂々としやがって。恥ずかしくないのだろうか。人間くささがまったくない。まぁ、太陽だからそうなんだろうけど。もう少し、奥ゆかしさみたいな、遠慮というか、気遣いをしてほしい。でもその辺が、僕のダメなところなんだろう。僕の部屋が西向きで、姉貴の部屋が東向きなのも、きっとそういうことだ。僕は西日と生きてきた。暮れかけの、濁った色の、申し訳なさそうな西日だ。姉貴は朝日がよく似合う。背筋が伸びて、まっすぐで、強くて、正しい。そういうことだ。しょうがない、僕は西向きの部屋で育ったのだ。

さて、宍戸の件だが、ようやく事態の全貌がつかめてきたぞ。
11月24日木曜日。
宍戸の停学から六日が経った。あいつは、学校には来週から、練習には土曜から復帰する予定だ。土曜が待ちきれない。
秘密ということになっている停学の理由だが、やはり僕の予想通り、当初のおかしな噂とは、だいぶ話が違うようだ。
噂の段階では、宍戸がミスコン二位の吉永さんに告白し、フラれた腹いせに彼女を殴ったとかいう話だったが、真実は見事に逆で、愛の告白をしたのは二位の吉永さんのほうで、そうしてなんと宍戸はあの二位の吉永さんをフッたそうだ。(言い忘れていたかもしれないが、宍戸はオーランドブルーム似のハンサムである)そして、その場では、宍戸も二位の吉永さんも相手に乱暴するようなことは一切無く、現場は平穏であった。しかし、その後、テニス部の矢野とかいう男が、吉永さんをからかい、それに怒った宍戸が、矢野をボコボコにし停学、殴られた腹いせに矢野がおかしな噂を流した、なんていう話に今はなっている。が、これもどうだか。宍戸はガンジーを誰よりもリスペクトしている男だ。(確か去年のハロウィーンはガンジーコスプレだった)そんな宍戸が、人を殴るとは到底考えづらい。それに僕が言うのも変な話だが、宍戸は、あのテニス部の矢野とかいうへんちくりんに、本気で腹を立てるほどの小物じゃない。むしろ、笑い話に変えてやろうと、ムキになってふざけ倒す男だ。あいつは、拳に頼るほど、弱い人間じゃない。まぁ、宍戸が帰ってくれば、すべてわかるし、あと少し待つとしよう。一度、あいつにメールをしてみたら、
「良い季節に停学になった。紅葉前線と一緒に北上しちゃおうかな。」とかふざけるだけで、まともな会話はできなかった。

それにしても、宍戸がいない学校は、なんだか静かで物足りない。気がついてみたら、僕はこれまでずっとあいつと同じ学校でやってきたわけで、あいつのいない学園生活は、本当に初めてのことなのだ。そうすると、今度は大学が心配でしょうがない。宍戸は僕より良い大学に行くだろうし、それになにしろ、僕は文系であいつは理系だ。あんなに本ばっか読んでいるのに、どうして理系なのか、本当に不思議なやつだ。
しかし、橋野さんの反応は面白い。僕が、あの矢野の噂について、とんでもないデマだとか、矢野はひがんでいるだけだとか、散々愚痴を言っていたとき、橋野さんも、
「確かに。宍戸くんはそんなことしないよね!何か別の理由があると思うよ。私たちには想像もつかないような意味分からないことしちゃって停学になったんだよ!」などと言って、目を光らせていたが、あいかわらず、橋野さんは宍戸本人とは話したことはないし、クラスがかぶったことさえない。それなのに、
「宍戸くんがいないと、なんかつまんないねぇ。」なんて言い出すのだから、僕にはそれがおかしくってたまらない。
「なんかカメラ買ってもらって、紅葉の写真を撮りに走り回ってるらしいよ。」
「へぇー、あいかわらず、風流だね。」
『あいかわらず』なんて言っているのだ。橋野さんもなかなか面白い人である。
「けど、月曜日が楽しみだね。早く戻って来ないかなぁ。」
「俺は土曜日に会えるけどねー。」
「あ、ずるいぞ。」


まずいな。
今、自分で書いていて気づいてしまったのだが、橋野さんはひょっとして、、
いや、それは書くまい。決して書くわけにはいかない。ダメだ。忘れよう。

12月が近い。
どうかクラス委員が席替えを忘れてしまうことを願う。
僕はダメだ。
なんだか、最近、きたない。







2016年11月23日水曜日

塩とごま油味。。

 こんにちは!アシスタントアドバイザーの福田です。




大学の英語の授業で「あなたの趣味は?」という質問に




対する答えをミニレポートとして課されました。




「まぁ、内容より文法事項を見られるから適当に




映画鑑賞でも書いておけばいっか!」みたいな感じだったんですが、




「なんか趣味欲しいな~。」なんて思っていました。




そんなとき、つい昨日ですが“じゃがりこ”を食べたんです。




自信の新作と書いてありました。「塩とごま油味」です!!!




めっちゃおいしかったです!じゃがりこの中で一位二位を争うほどの!










そのじゃがりこを買おうと思った決め手が“パッケージのデザイン”でした。




これから色々なパッケージ収集を趣味にしたいと思います。




あと、今のオススメはチョコがかかった柿の種ですね!




どう受験に繋げようと思いましたが、あれですね。




「糖分補給大切です!」




この時期はのど飴を、受験当日はチョコを。ってことで




お菓子と共に受験を乗り越えよう!









2016年11月22日火曜日

マインスイーパ





お久しぶりです。
アシスタントアドバイザーの東です。


久しぶりなのと、他のアシスタントアドバイザーのブログに統一感がないので、何を書いていいかわかりません。困りました。

最近はもっぱら12月のテストに向けての勉強とマインスイーパしかしていません。
ところでマインスイーパって素晴らしいゲームですよね。
レベルとかランクとか強いキャラクターだとかそういったものがないため、毎回1から新記録に挑戦できます。全員が同じ土俵なのです。
ルールが簡単で誰でもすぐに覚えられますし、ネットに繋がなくても良いため、スマホのデータ制限にかかっても関係なしに使えるところも大変魅力的だと思います。時代に沿ったものもいいですがやっぱり昔から人気のあるものは、それに見合った実力を持っているんだと思います。

皆さんも流行にばかり流されずに、昔からあるもの目を向けてみたら新しい発見ができるかもしれません。


...マインスイーパ社から、何かもらえるでしょうか。



2016年11月21日月曜日

デジタル化

こんにちは、AAの松本です。

最近の悩みは電子辞書を買うかということです。理系で英語が苦手で入った英語の授業がとても大変だからです。僕は中学の頃から持って行くのは大変だけどお金が安く済むからという良くわからない節約精神で紙の辞書に固執していましたが、最近辞書持ち込みOKの英語のテストを受けた時に図書館で借りた岩波大英和辞書だけ持って行った結果、和英がないから分からない日本語を調べられない、専門的すぎて辞書が相当分厚くて調べづらい、調べ方も勝手が違くて相当時間がかかる等、そろそろ紙の辞書に限界を感じてきました。電子辞書この前使った時にありえないほど使いやすかったのでこれは買う一択だと思います。

悩みが解決しました。実際に触れてみる。とても大事ですね。

2016年11月20日日曜日

かけがえのない日々

こんにちは。河合塾マナビス横浜駅西口校アシスタントアドバイザーの田中です。

最近ひどく咳ばかりしています。
つねに喉に小さなイガ栗が転がっているような感触があります。
なにか喋ろうとすると、咳が出て、とても苦しいのです。
うまく笑うことすらできません。
また、最近は咳のしすぎで腹筋を痛めました。
喉が痛いので食欲もわきません。
図書館など、静かな所では私の咳の音が響き渡り、落ち着いて勉強できません。

電車に乗ると、人々がわたしを睨み付けてきます。
私だって、べつに咳がしたくてしてるわけじゃない。

冷たい大学の校舎の隅で、ひとりで咳込みながらおでんを食べていると、じわじわと死にたくなってきます。

咳が出ていなかったころは、どのように暮らしていたのか、今となってはさっぱりわかりません。
健康だった、かけがえのない日々。
なんでもない一日一日が、宝物。

受験って、咳に似てますね。

フフ。

2016年11月19日土曜日

ごはんについて

こんにちは!アシスタントアドバイザーの濱です。


大学生になって今までより外食する機会が格段に増えたように思います。
私の場合、大学が家から遠いこともあり家でご飯を食べるほうが少ないと思います。
今までは先輩や友人が連れて行ってくれるお店や自分が良く知っているお店にしか行かなかったのですが、このままだと少し攻めの姿勢に欠けると思い新宿にあるお茶漬けのお店に行ってみました!
どんぶり、お茶漬けの具、出汁が別々に提供されまずはどんぶり単品でたのしんだあと、具を追加したり出汁を入れたりしてお茶漬けとしてたのしむというシステムで、とても美味しかったです。
お茶漬けがこんなに複雑かつオシャレに提供されるのが斬新でした。


外食して食べる熟考された感じのご飯も美味しいですが、たまには家で素朴なご飯が食べたいな~と思いました。

2016年11月18日金曜日

過度の期待

昨日の話。
僕は体力には自信がありました。
どんなに予定をつめても倒れないで、元気でいられると思っていました。
小3から熱を出したこともなく、立てた予定をキャンセルしたこともありませんでした。
この自信が募りに募り、自分を最強だと思っていました。
が、しかし、昨日その牙城は崩れました。
自分に対する過疎の期待、根拠のない自信。
これはいい方向に進むわけではなく、負担をかけすぎるために
体調を崩してしまいます。
ついに予定をキャンセルしました。


受験生のみなさん。
インフルにかからない、風邪をひかない、思いのみなさん。
下手なことは言いません。
自分の体調は自分で管理しましょう。
そして予防接種をしましょう。

P.S. 体調は悪くなりましたが、風邪は引いていません。
まだ自信しかありません。

北村和也

2016年11月17日木曜日

平野さん


11月ですね。

11月といえば平野さん。

平野さんは洋光台にいます。
平野さんは、大学院1年生。
平野さんは理系で、ロボットが好き。
平野さんの好きな食べ物はカレー、嫌いな食べ物はセロリ。
平野さんはスノボーが得意で、冬は忙しそうにしています。
平野さんの部屋にはドラムがあって、電気を消すと星が見える壁紙を貼っています。
平野さんは、イケメンです。背も高い。優しい。あたたかい。いい匂いがする。背が高い。
平野さんは一人っ子です。
バイクが好きです。車の運転は早いです。
現在、彼女がいなく、募集中。みんなチャンスですね。
お洒落です。

2016年11月16日水曜日

マナビスinワンダーランド


☆ヨドバシーファミマ通り 昼


 ハーマイオニー、マナビス方面へ向かい歩いている。
 
 清水、登場し、後ろから話しかける。

清水「ハーマイオニー先生、おはよう。」

H「あら、清水くんおはよう。」

清水「最近よくかぶるね。調子はどうだい?」

H「そうだっけ?調子が良いとは言えないわね。昨日も大学で教授に、君のレポートは長過ぎて読めないって言われたわ。あれは教育者としてどうなのかしら。」

清水「そりゃ、まいっちゃうねぇ。その教授は女の人?」

H「えぇ、そうよ。」

清水「そしたら、ハーマイオニー先生があんまりきれいなもんだから、意地悪してるのかもしれないね。」

H「言われてみれば、確かに容姿が整っているとは言いがたい人だわ。」

清水「ハハ、そうなんだ。」



 中原、津島、二人の10メートル後ろを歩いている。


中原「ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよん!ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよん!ぎっだぎだぎだぎだ!ゆやゆよん!何か、僕に、食べさしてください!」

津島「中原くん、うるさいよ、今食べたばかりじゃないか。ほら、前。」

中原「えぇ?あれは清水先生と、確か、イギリス人の、、」

津島「ハーマイオニー先生だよ。」

中原「ほう、清水先生とあの美女は良い仲なのか?」

津島「どうも、それは違うねぇ。僕の見る限りでは、清水のダンナの一方通行だ。あのハーマイオニー先生という人は、そういったことにとことん疎いと見える。学問以外のことはさっぱり興味がないそうだからね。」

中原「へぇ、そんな人がいるのか!にしても、津島は詳しいんだなぁ。」

津島「僕は一年のときからこの塾にいるからねぇ。あの二人よりも古株だよ。でもまぁ、講座の数じゃ、もう君に抜かれちまったがね。」

中原「津島はいつもあの部屋で、何をしてるんだ?受験はしないのか?」

津島「分からない、何をしているのか、何をしたいのか、何をすべきなのか、一向分かった例がないんだ。中原くんは?受験校は決まったのかい?」

中原「僕は東京外大に行って、フランス語をやるつもりだ!ランボーを翻訳してみたいんだよ。」

津島「中原くんはやっぱりいいねぇ。君はきっとすごい人になるんだろうなぁ。僕にはそれが楽しみでしょうがないよ。」

中原「そうかな?だと良いんだけど。でも津島も頭は良いんだろ?噂には聞いているぜ。」

津島「たとえ頭が良かったとしても、それを活かせないようなら、やはりきっと馬鹿なんだろう。」

中原「とにかく今日は良いお天気だな!」

 二人、安田ビルの中へと入っていく。




☆マナビス エントランスホール

 ハーマイオニー、電話している。

 中原、津島、入ってくる。

清水「こんにちはー。」

中原「チョリース!」

津島「ダンナ、簡単に諦めちゃいけないよ。向こうは気づいてないだけなんだから。」

清水「え?」

中原「先生!頑張ってくださいよ!席はいつものとこでお願いします!!!ヤッホー!」

 中原、自習室に走りながら突っ込んでいく。

清水「あ、帽子脱いで、、、、。どうしたの?今日はすごい元気だね。」

津島「なんか天気がいいから、嬉しくて仕方がないそうですよ。先生、中原くんは滅茶苦茶面白いですね。」

清水「だろ?紹介してよかったよ。」

津島「いやいや、僕なんかにはもったいない。本物を目の前にすると、偽物は興奮もしますけど、やはり悲しくもなるもんです。」

清水「ん、また難しい考え事か?勉強しろ、勉強。あっちの部屋?」

津島「はい、あっちで。」

清水「好きだね、あっち。」

津島「うむ、静かですから。」





☆ヨドバシーファミマ通り 昼

 千秋、マナビス方面へ向かい歩いている。

 のだめ、登場し、後ろから話しかける。

のだめ「せんぱーーい。」

 のだめ、抱きつこうとするのを、千秋にかわされる。

千秋「道の真ん中で突然奇声を出すな!それに俺はお前の先輩じゃない、同級生だ、いやむしろお前の方が若干先に生まれている。」

のだめ「せんぱい怒ってるんですかー?どうしたんですかー?お熱ですかー?あー、大変、のだめと、おでこごっちんして温度確かめないと。。。」

千秋「やめろ、馬鹿がうつる。。。」

 千秋、のだめを投げ、先を急ぐ。





 のだめ、ファミマの前で倒れている。

のだめ「きゃぽ。。。。。」

?「おい、どうした?おきんかい、おい。」

のだめ「きゃぽ。。。。。」

?「誰か、人が倒れてるちゅうき、たすけてつかんさい!だれかおらんか!」

のだめ「きゃぽ。。?のだめなら、大丈夫ですよ、お兄さん。」

 のだめ、起き上がる。

のだめ「きゃぽ!いけめん。。。」

坂本「そうかい、無事かい、ならよがった。じゃあの。」

のだめ「マナビスに行くんですか?」

坂本「まぁ、そうじゃき、なんだ、おまんもかい?」

のだめ「はい、のだめです、以後おみしりおきを。」

坂本「わしゃ、坂本龍馬ぜよ。好きな科目は英語じゃ。」

のだめ「のだめも英語です。。頑張ってます。。」

坂本「おう、そうかい?じゃき、一緒に頑張ろうのぉ!」

のだめ「のだめ頑張ります。」






☆安田ビル 一階 エレベーター前

 千秋、エレベーターの『開く』ボタンを押している。

千秋「くそっ、あいつ、いつまで待たせやがるんだ。」

 千秋、自動ドアの外の様子をうかがっている。






2016年11月15日火曜日

クリスマス

こんにちは。
最近冷え込んできましたね。
独り身がしみる季節がやってきましたね。

今年のクリスマスはマナビスで過ごすことが決まりそうです。
過ごす相手がいないからではありません。
生徒の合格を全力でサポートしたいからです。

今年の12月24.25日は運悪く土日です。
運が良いのか悪いのかも独り身には感じ取れません。
土日だと飲食店も大変そうですね。
マナビス終わりにご飯でも食べに行ったときには
男女たちが騒いでいるのでしょう。
その男女たちにも冷たい目で見られ、
これ以上店に来るなよ、と飲食店にも嫌われる。
ただ僕はご飯が食べたいだけなのに。。。

今年の12月は生徒をサポートすることに全力をささげたいと思います。
授業の質問待っています。

お疲れ様です、北村和也です。

2016年11月14日月曜日

パンケーク





パンケークと呼ぼう
気分を変えるのだ
パンケークと呼ぼう
誰も私を笑わないだろう

生クリームは雲
バナナは輝く太陽だ

空を泳いでやるんだ
海を仰いでやるんだ

必要なものは置いていこう
余計なものだけ持っていこう

旅先からもう一歩
あと一歩だけ旅をしよう




   すぐを




2016年11月13日日曜日

あら俺の街 吉祥寺



横須賀線上り列車は、品川を過ぎたあたりで、突然、真っ暗になり、この瞬間から学校の最寄り駅に着くまで、私は一切日の光を浴びず、地下をうねうねと進んでいくことになる。続く新橋、東京は地下ホームであり、私はここで東西線に乗り換える為、電車を降りる。
東京駅が新しくなって、もう何年経ったのだろうか。私は通学路としてこの駅を毎週使ってはいるものの、あのかっこいい東京駅の外観を見たのは、おそらく二、三回である。A few times. 地獄の底でも走っていたのではないかと思わせるほど、横須賀線のホームは地下深くにあり、その為に、私はエスカレーターを上りに上りまくるのだが、結局地上には出してもらえず、『東西線 大手町駅』と書かれた案内板に素直に従って歩いていくと、気づけばまた地下に潜っている。大手町から再び電車に乗り込むと、皇居の北を通って西へ西へとぐんぐん進み、都の西北、早稲田を目指す。とはいえ、私は座っているだけである。朝を何よりも忌み嫌う私であるから、大抵、学校は昼からであり、電車の座席もいつも比較的空いているのだ。

この日も無事に席を確保した私は、ルーティンのように、カバンから本を取り出し、肩をきゅっとすぼめて、ページを広げ、読書の態勢に入ったのだが、その本が難しかったせいか、集中できず、本の向こうに座っているカップルばかりが気になった。
私の正面に座る男は、何もしていなかった。その隣で眠る女に肩を提供し、流れる車窓を見つめたり(といっても地下鉄だが)、電光掲示板をときどき確認するなどして、ゆっくりとした時間を過ごしていた。女は男の左腕を掴み、自分のマフラーに顔を半分うずめて、本当に気持ち良さそうに眠っている。私はうらやましかった。女が美女だったとかそういう話ではない。その関係性に心を打たれたのだ。眠っていいし、眠られてもいい。まったく私は参ってしまった。

私は、人といる時に眠れない。が、これはこの話の本題ではないので、置いておく。
どうやら私は、眠らせてやることもできないらしいのだ。
アイスランドからの帰りの横須賀線。成田空港から私の家の最寄り駅までは、鈍行で二時間くらいかかるのだが、その時、横にいた女が面白かった。眠くて眠くて、うつらうつらしているのに、一向寝ないのである。私は、「寝ろよ。」と、その度に突っ込んでやらなくてはならなかった。結局、そいつは寝なかった。私は、変なやつだと思った。
また別の話だが、私に対して「かわいそうだから申し訳なくて、眠れない。」と言ったやつがいた。言葉も無い、こちらを完全にみくびっていやがる。そいつは、私のことを、起きている間はしゃべりたくてしょうがない人間とでも思っていたのだろうか。私は、この誤解にひどく苦しまされる。私は、話を聞いてほしくてたまらない、人間様大好きの人なつっこい犬みたいに思われているのだろうか。誓って言うが、私は、人に話を聞いてほしいなんて思ったことは、これまでたったの一度だって無い。断じて、決して無い。私が、ベラベラしゃべるのは、そこにある気まずい沈黙に耐えうるだけの頑強な精神を、私が、残念ながら、持ち合わせていないというだけのことであり、事実、私はそういった時、いつだって心の底で祈っているのだ、どうかお願いだから眠っていてくれと。
だからこそ、私は、このカップルに参ってしまった。美しい。君に幸あれ。Good luck!!

向かいに座る犬みたいな大学生が、感動に胸を震わせていることも露知らず、起きている彼氏の方は、『九段下』の文字が電光掲示板に光ったあたりから、ソワソワと落ち着かない様子であった。駅の名前と彼女の寝顔、そして自分のスマホを何度も見返すその反応から、向かいの犬は、「ひょっとしたら、降りたいのか?しかし、彼女があまりにも心地良さそうに寝ているから、起こせないでいるのか?」と、勝手な推測を立てた。九段下ということは武道館か?いや、単に乗り換えるだけかもしれない、いやいや、千鳥ヶ淵でボートもいいぞ、犬の妄想はどんどん膨らむ。その間に電車は九段下へ着いてしまったが、彼氏は結局、彼女を起こさなかった。私は、なんだかこの彼氏に妙に親近感が湧いてきた。いいやつだ。弱いやつだが、きっといいやつだ、こいつは!女、いいのを捕まえたな!私は満面の笑みである。
彼女がようやく起きたのは、中野で中央線に直通し、高円寺、阿佐ヶ谷ときて、なんと荻窪を少し過ぎた後のことである。昼間にここまで眠り惚ける彼女も彼女だが、メトロからJRに切り替わっても起こさなかった彼氏に、私はあっぱれと言いたい。が、やはり彼氏は失敗していた。起きたら、彼女は激怒したのだ。「馬鹿じゃないの?」と言っていた。「意味がわからない。」とも言っていた。武道館だか、ボートだか分からないが、彼女の怒り方から推測するに、かなり大事なイベントがあったのではないだろうか。彼氏はひたすら笑って謝り続け、次の西荻窪で二人はとうとう降りた。反対側のホームに歩きながら、プンプンしている彼女の顔と、ふにゃふにゃ笑う彼氏の顔が、変に対照的で面白かった。弱い人間は、本当によく笑う。



さて、この心温まるような、はたまた、ちょっと悲しくなるようなつまらぬ物語に、もう一人、哀れな男が乗り合わせていることを、みなさまお忘れではないだろうか。
そう、私である。
大手町でカップルを見つけてから、このような駄文を思いつき、こうなったら最後まで見届けてやろうと、一人、頭に妄想を浮かべながら、話は進まず、なかなか席も立てず、ようやく西荻窪で主役の二人を見送り届け、満足感に高揚しているこの男が降り立ったのは、なんとなんとで、吉祥寺。学校へは、余裕を持って遅刻である。

久々に車外へ出てくると、冬の太陽がやけに眩しく、風はひどく冷たかった。
吉祥寺は、地上駅である。














え、私?
おつかれさまです、清水優でーす。


2016年11月12日土曜日

青と赤

土曜日。
土曜日はブルーな気持ちになる。
なぜだろうか。週で唯一7時に起きるからだろうか。練習があるからか。
違う気がする。カレンダーが青いからか。それも違う気がする。
土曜日は青で、日曜日と祝日が赤。
誰が決めたのだろう。日曜日と祝日が赤いのはなんとなく分かる。
ハッピーな感じが全開だから。
なぜ土曜日は青なんだ。
ハッピーな感じが一切しない。
とてもブルー。気持ちが青い。

カレンダーは関係ないです。早起きが嫌なんだな。
まず家にカレンダーがない。

当たり前のように決まっている出来事でも疑問に思って調べると
面白いときがある。
この件においてはとりあえず調べないでおく。
調べるのは好きじゃない。矛盾。

お疲れ様です。北村和也です。

2016年11月9日水曜日

作戦会議




今、ここ一週間の日記を読み返してみたのだが、どうやら僕は最近、自分でも恥ずかしくなるくらいに、橋野さんの話ばかりしているようだ。完全に浮かれている。筆圧もふにゃふにゃしていて、文もまとまりがなく破綻していて、読みづらい。帰り道の習慣にしていた読書も滞り、電車ではひたすらドリカムを爆音で聞いている。これはいかん。いかんと思われる。
恋は盲目。
11月9日水曜日、僕は一旦、冷静にならなければいけない。事実を客観的に眺め、自分が現在どこにいるのかを、把握しておこう。なんだか学者みたいだが、仕方あるまい、僕には経験値が無さ過ぎる。
今日も授業の合間、そして授業中、僕と橋野さんは、一番後ろの席で、延々楽しくしゃべっていた。と、少なくとも僕は思う。なんて言ったって、今日の物理の時間、あの無関心、無干渉がモットーの栗原先生ですら、僕たちのおしゃべりには、少し困っている様子であったのだから。けれど、あんなに楽しそうに笑っておいて、実際、本心は退屈に感じているのだとしたら、女性というのは本当に魔物だ。僕なんかには、生涯手に負えないだろう。
と、ここで冷静な僕の出番である。僕と橋野さんは、教師の目を盗んで笑い合うほどに、おしゃべりの話題がつきないように思えて、実際のところ、9割方、宍戸の話しかしていない気がする。冷静すぎて悲しくなってきたな。いや、しかし、これはまずいのではないか?僕は日記のネタでもそうだが、橋野さんと話している時でさえ、宍戸に頼りすぎている。ここにさんざん書いてきたような、あいつの破天荒な面白奇行列伝と、そして学校のみんなは知らないような、宍戸の繊細で多感な一面(この部分こそ宍戸という人間を一番象徴しているように僕には思える)を、あいつと同じクラスになったことがなく、話したこともないという橋野さんに、ひたすらしゃべり続けているのだが、とにかく楽しそうに、時折は不思議そうに聞いてくれるので、ついついあいつの話ばかりになっている。特に橋野さんのお気に入りは、宍戸が床と床の継ぎ目の部分を踏まないように歩いているという話と、あいつが中島みゆきの歌詞をすべてノートに写して書いているという話だ。橋野さんは最近、宍戸とすれ違うたびに、笑いをこらえるのに必死だそうだ。何を書きたいのか分からなくなってきた。冷静に分析してはみたものの、今後どうしたらいいのかという対策はおろか、自分の現在地もどこにいるのか全然ピンとこない。とりあえず宍戸の話は封印して、橋野さんに血液型でも聞いてみるか?わからねぇ、なんにもわからん。宍戸に相談するか?いや、女性である姉貴か?けれど、姉貴とそんな話はしたことがない。昔は色々言っていた気がするけど、最近はさっぱりだ。中島くん事件のせいかもしれない。

姉貴が小5で、僕が小4の時だったと思うが、姉貴はサッカー少年の中島くんが好きだった。姉貴は家で散々その話をしていたから、僕も中島くんのことはまぁまぁ気になっていたんだけれど、ある日、僕は小学校のひとつ上の階に勇んで上がっていき、姉貴の5年3組の前まで行くと、廊下で男子5人くらいで集まっている中島くんを見つけた。家で母さんと一緒に中島くんの写真を見たことがあったから、すぐに分かった。なんだか憧れの人に出会えたみたいなおかしな気持ちになった僕は、中島くんに話しかけ、
「中島くんですか?僕は本田の弟です。うちのねぇちゃんは中島くんが好きです。サッカー頑張ってください。」と一息に言って、中島くんたちにはすごい笑われた気がしたけど、満足感に溢れてひとつ下の教室に帰還した。家へ帰ると姉貴は、ものすごい怒っていて、そして打ちひしがれたようにショックを受けていたが、その理由がわからないくらい、僕は若くて馬鹿だった。懐かしい、久しぶりに思い出した。

あとで勇気を振り絞って、姉貴に相談してみようか。姉貴は昔のことをズルズル引きずらない、賢くてあっさりした人だから、きっと大丈夫だろう。けれど、やっぱり照れくさい。橋野さんと話すより、よっぽど緊張する。
とりあえず、姉貴に披露して評判がよかったら、明日は中島くんの話を橋野さんにしてみるつもり。予習して行くのはずるいか?仕方があるまい、僕には経験値が無さ過ぎる。毎日が戦いだ。一戦も落とすわけにはいかない。

中島みゆきの話をした日に、中島くん事件を書こうとしてしまうあたり、僕はやっぱり文章が下手だ。
下手の横好き。
けれど、この言葉はかわいい。憎めない。




2016年11月8日火曜日

最近観た映画⑥


こんにちは、アシスタントアドバイザーの濱です。
私は所属する部活の昇級審査が近づいており、稽古に励む日々を送っています!



さて、今回はだいぶ前に劇場で観た『君の名は』についてです。
私はあまり劇場でアニメ映画は観ないタチなのですが、流行に乗って鑑賞してみました*
想像していたより話が面白くて2回も観てしまいました笑


2回目に鑑賞した後は舞台になった四ツ谷の階段を見に行ったり神社にお参りしたりしました!
都内が舞台の一つであることで映画を観た直後に縁の地に行けたので映画を観た後のわくわくが5倍くらいになってとっても楽しかったです。
四ツ谷のスポット巡りまで含めておすすめです~
いつかもう一つの舞台である飛騨にも行ってみたいと思っています*

2016年11月7日月曜日

幸子の再受講 第二講





幸子は幻滅した。まさに幻が滅するとはこのことだろう。あの知的で、ユーモアに溢れ、滑舌の心地いい池様が、まさかあんなに口うるさい、頭の堅物な、しつこいひねくれ男だとは想像にもしなかった。なんなんだ、あの人を小馬鹿にした態度は。画面越しでなかったら、筆箱でも放り投げて、腹の底から、思い切り太い罵声を浴びせて、あのご立派な授業を死ぬほど妨害してやりたいところであったが、如何せん幸子の攻撃手段は、自分のノートに自分のペンで書いた刃先の鋭い言葉たちを、周りの生徒たちに気づかれないように、そっと画面に見せてやる事だけなので、溜まりに溜まった鬱憤も行き場を失い、いよいよ爆発してしまいそうな勢いである。



ある意味それは、映像授業の塾講師としては、至極当たり前の事なのであろうが、英語の池上は、いつでも、そしてどこの席にでも現れる。幸子は、あれからいろいろな席で英語の授業を見たが、どこへ行ってもダメだった。画面の前に座っているのが幸子だと分かると、池上は待ってましたとばかりにニヤニヤし出し、授業を完全に放棄して、幸子の説教時間に入る。授業をしていない時の池上は、ものすごくしゃべる。本当にうるさい。いちいち文字をノートに書いて、画面にコソコソ見せなければいけない幸子に対し、言いたい放題の池上は、ノンストップで流れるようにしゃべり続けた。わざわざ黒板に書いた英文を消して、『勉強しろ!!女生徒!!』と、大きくチョークで書いてくる事もあった。
『わざわざ黒板に書かないでも分かってます!!そっちこそ授業しろ!!』
幸子が書いている間も、大抵池上は、「おー、なんか書いてるぞー!」とか言って、ブツブツ騒ぎ立てた。ノートを見せてやると、「お!」と言って、喜びながら近寄ってくる。
「そうか、何度言っても分からないから、ヘッドホンぶっ壊れてるのかと思って、一応視覚にも訴えてみたんだけど。視力は死んではいないみたいね。」
『メガネしてるけど死んではいません。聴覚もすこぶる正常。not聞こえないbut聞く気ない。Are you understand?』
「Do you understand だろ、お馬鹿な受験生。字だけは綺麗なのに。文法間違ってると、書かれた字も、いくら綺麗だって可哀想だよ。残念。もったいないね。」
『授業しろ。あんたに見せる為に書かれる字が可哀想になってきた。私のかわいい字たちに触らないでスケベ』
「触れるもんなら、赤ペンで丁寧にお直ししてあげたいところなんだけどねぇ。残念。てかそこ何校?東京?神奈川?メガネちゃんは田舎っぽいけど、三年だよね?」
『メガネちゃんやめろ!田舎で悪かったな、校舎は教えてあげない、怖いから。三年。あんたが授業全然しないからどこも受からないかも、だからちゃんと授業しなさい』
「待って、今、うしろで男の子がこっち見てたよ。_____ハハハ嘘だよ、いちいちびくびくすんなって、大丈夫だから。何キョロキョロしてんだよ、平気だよ。そんなに怒るなって、メガネずれてんぞ。」
と、こんな調子である。元はと言えば、自分のだらけきった授業態度に原因がある為、変なところで真面目な幸子は、親にも友達にも相談できなかった。ところが、ある日、塾の清水とかいう先生に、一生懸命勇気を振り絞り、かしこまって話してみると、この先生が、意外な事に、笑いもせず、妙に真剣な顔で聞いてくれるので、ひょっとしたらよくある事なのかもしれないと思い、少し安心していた幸子であったが、この男、いざ口を開けば、
「いいね、ブログのネタにするわ。」と、全く信じていない様子であった。



なんだかんだで、気づけばもう11月である。朝は寒くて、余計に起きられない。わざわざコートを羽織って学校へ行くが、学校行事も何も無い。ただ、授業を受けて、授業が終わり、放課後になる。塾は行きたくない。けれど、他に行くところも無いので、寒い風の中をしょうがないからトボトボ歩いていく。
「おい、もう11月だぞ!A票書いたの?あれだよ、受験予定カレンダーだよ、もらったろ?」
『うるさい。英語の授業をしましょう。教師なら』
「てかメガネちゃんどこ受けんの?てかそもそもどこか受けんの?私立?文系?ぽいけど英語以外もちゃんとやれよ。」
『どこ受けたらいいのか分からん』
「行きたいとこないの?俺慶応だけど、慶応は?」
『え、なに自慢?自慢ですか?こわっ、慶応とか笑』
「そんなに俺のこと好きなら慶応目指せよ!俺と一緒だぞ!」
池上は自惚れている。幸子は本当に幻滅していた。
『慶応以外ならどこでもいい』
「素直じゃないなぁ、女子高生は。」

なんかこのまま、受験終わりそう。最近壁に貼付けられている、センター試験までの日数の紙を見つめながら、幸子はそんなことを考えていた。







2016年11月6日日曜日

mikan

みなさん、こんにちは。アシスタントアドバイザーの和田です。
最近はもうだいぶ寒くなってきましたね。僕はもう家にコタツを出しました。受験生のみなさんは体に気をつけて勉強をがんばっていきましょう!!

ところで皆さんはしっかり英単語を覚えていますか?受験英語では単語力が非常に重要なのでしっかり覚えましょう。そこで受験生の皆さんにオススメのスマホアプリを教えます。

それは「mikan」というアプリです。これはスマホを使って簡単に英単語を覚えられるアプリです。使い方は、次々に出てくる英単語の意味を選択形式で選んでいくという形式です。このアプリを使えば一時間に1000個の単語を復習することも不可能ではありません。英単語は難易度別で分かれており、簡単なレベルをクリアすると次のレベルに進めます。このようにRPGゲームのように進めていけるので単語を覚えるモチベーションもあがります。また自分の高校も登録することができ、高校内や全国のランキングがでるのでやる気もでます!単語の種類もセンター試験レベルから大学受験、TOEICレベルまであるのでこのアプリで単語をマスターすれば受験英語は余裕です。僕もTOEICの勉強のためにこのアプリを使っています

みんなもこのアプリを使って英語を得意にしましょう!!

2016年11月5日土曜日

観心寺如意輪観音像




おかしな夢ばかり見るのです。
透明な水筒、中身が見え、その全長の半分くらいのところで、茶色い水面が揺れており、おそらくウーロン茶でしょうか、その茶色の上にピンクの中蓋が浮いています。外蓋もピンクであり、飲み口は開いていて、その水筒が倒れれば、もちろん中身のお茶はこぼれてしまうのですが、あの中蓋は、飲み口のところで引っかかり、パカパカとしているだけで、外に出てこないのです。そんな中蓋なのです。ごめんなさい、水筒をもう一度、倒れる前のもとの状態に戻しましょう。透明な水筒、揺れる茶色のお茶の上に、ピンクの中蓋はぷかぷかと浮いています。そして、よくよく目を凝らしてみると、その浮いている中蓋のふち、ゴムパッキンの溝のような、なんだか茶色く濁った汚い場所に人がいるのです。これが私なのです。何度見ても私に違いありません。下着姿の醜い私が、中蓋の上で忙しくバランスを取りながら、開いた飲み口の方を見上げ、何かを必死に懇願しています。飲み口の外を見ると、あの仏様がにょろりとお顔をお出しになっていて、私をしっかりと見つめながら、しきりにうなずいているのです。私は、決してそこを出られません。水筒の中でぷかぷか浮いたまま、何も出来ず、口も聞けず、ただ上を見上げて祈るのです。あのお方はそれをじっと見ています。ただひたすらに見ているだけです。私は、決して、絶対にそこを出ることは出来ないのです。






観心寺如意輪観音像。かんしんじにょいりんかんのんぞう。カンシンジニョイリンカンノンゾウ。かんしんじにょいりん。にょいりん。にょいりんがいいですね。如意輪。にょいりん。にょい。にょいもいいですよね。如意。にょい。
なんでしょうか、この感覚は。初めてあのお方を拝見したのは、高校の日本史の授業の時でした。一目見た時から、私はもう完全に魅了されてしまっていたのでしょうが、若かったためか、その自覚は無く、ただ「不思議だなぁ。」ぐらいに、考えていたのでした。
ですが、受験も終わり、大学生活に慣れ始めた頃、私は確か、大学の友人とラーメンをすすっていた時間だと記憶しておりますが、その友人が使う割り箸、そして空になった割り箸の入れ物を見ているうちに、ふと、あの観音像の姿が脳裏に浮かび上がってきてしまい、それからは、冷たい液体が頭の中に詰め込まれたような、奇妙に心地のいい感覚が体に流れ、多幸感と言いましょうか、完全なる満足感に体全身が震えをあげだすと、自分の前に運ばれたラーメンの中身もなんだか気持ち悪い物体にしか見えず、私はそのラーメンに一口も触れずに、そのお店を飛び出し、何も考えることもできず、まっすぐに自宅へ帰ってきたのです。合格以来、触っていなかったので、まだ残っているか、かなり心配していたのですが、日本史の資料集はちゃんとそこに置いてあり、私は急いで、弘仁・貞観文化のページを開き、あの仏様の姿に見入りました。
それは全くご立派でした。なんでしょうか、あのただずまいは。「余裕」とは、あのお方にこそふさわしい言葉でありましょう。完全なる余裕が、ズンと、ズシンとそこにあるのです。いえ、そこには何も無いのです。何もありません。そうなんです。「ある」なんてことは、全く愚かで汚い事で、そこには何も無い、もしくは、「ある」「ない」なんていう概念に縛られない、清廉で無垢な風がそこをただ通り過ぎる、いえ、言葉で説明すべきではないのです。汚い。言葉は汚いです。仏。きたない。にんべんをつけた馬鹿者は誰なんでしょう。名前などつけられるべきではなく、気安く呼ぶ事も本来間違っています。あのお方はあのお方。風が吹くと耳たぶが揺れるでしょう。それがあのお方であり、また、ただの風でもあるのです。にょいりんかんのん。にょいりんかんにょん。にょういうぃりんくわんにょうん。くわんにょうん。いいですよね。いいです。にょいがやっぱりいいですよね。



怒濤の大阪編へ続く


2016年11月4日金曜日

ぼくのりりっくのぼうよみ

ぼくのりりっくのぼうよみ。なぜ彼がその名前にしたかは分からない。
センスもいいのかは分からない。
ただ初めて彼の曲を聴いた時、なんともいえないような気持ちになった。
かっこよすぎる。なんだこのクールな男は。
最近彼の音楽ばかり聴いている。とまらない。
ただかっこいい。
かっこいいバンド名にこだわり、他のグループとの差別化をはかる。
それもまた趣深い。
しかし、アーティスト名からここまでなにも感じなかったのは初めてだ。
ぼくのりりっくのぼうよみ。
まわりに流されず自らを貫き通すスタイル。彼に一秒だけ憧れを抱いた。

P.S. 明日はmiwaのLiveです。人生最後の日になってもよい。




北村和也

2016年11月3日木曜日

カレンダー



「先生、なんかプレゼント渡すとしたら何あげる?」
「あ?」
「だから、プレゼント。」
「彼女が誕生日なのか?」
「うん。」
「じゃ彼女に聞いて、その子が欲しいものをあげたら?」
「えぇ、それじゃつまんないじゃん。」





つまんない。
全くあっぱれな野郎である。見る目がない。聞く人を完全に間違えている。私はただの塾の先生である。そんな質問に面白可笑しく答えられるのなら、あんなに真面目に一生懸命勉強してまで、大学になんか入らなくてもいいのだ。そもそも私は、女性にプレゼントなど渡したことがないような、女々しい小心者である。サプライズだの言って、ひとり勝手に騒ぎ立て、注意散漫にコソコソ動き、暗くなると用意周到なしたり顔でもって、女性の目の前に指輪を出すやつなんてのは、私には大概狂っているとしか思われない。
いつだったか、一度、待ち合わせに早く着いてしまって、突然何を思ったか、コンビニでチロルチョコを一つだけ買ったことがある。冬の寒い日であった。しかし、やはり身の丈に合わぬことなんぞするもんじゃない。結局ビビリな私は、それをポッケの中に握っているだけで、どうしても取って出すことができず、家に帰った時にはポッケの中が溶けたチョコまみれになっていて、私はただ笑ってそのコートを捨てた。母には、もう着たくなくなった、と言った。
ゴディバのジュースを買いに行ったこともある。それも理由は待ち合わせにかなり早く着いてしまったからだ。(私は待ち合わせに早く着きすぎる。小心者は、時計を何より恐れている節がある。)あの日も寒かった。そしてあのお店は狂っていた。ふざけすぎている。私が入る隙間など、一寸たりともあるはずが無かった。だが、その日の私は、その狂った店よりも数倍狂っていたのだ。横浜駅西口の中央改札口、人通りの多い場所である。見れば何をやっているのか分からない変なやつばかり歩いている。無論、私もその一人である。私はウロウロしていた。ユニクロへ入ったり、シューマイを眺めたりしながら、不気味にうろつき、その明るい照明の店を偵察していた。ウロウロウロウロウロウロウロウロウロくらいした後で、ようやくどこからか勇気を得た私は、明るく光るそのお店の前に並ぶ、ヒールを履いたお姉様方の列に、ヌルっと飛び込んだ。虎穴に入らずんば虎子を得ず、必死決死の覚悟である。睨み殺すようにメニューを眺め、自分が出せる一番いい声で注文をした。私はもう大満足である。如何にも洒落た若者、いや、いい男であろう。しかし、それもそこまで。やはり、小心者は小心者である。することがなくなると、もうどうにも落ち着かない。得意のポケットに手を出し入れ出し入れ繰り返し、店、通り、店、通りとくるくるキョロキョロ見回すフィギュアスケーターは、いよいよ恥ずかしさに呑み込まれ、どうにもこうにもいたたまれなくなる。というか腹が痛かった。何をしているんだ私は?男が立ちすくむ場所ではない。頭の中で都道府県の県庁所在地を言いまくるゲームで、なんとか地獄の2分間を耐えた私は、店のお姉さんにストローを刺してもらうと、その妙に甘い飲み物を一気に飲み干し、容器を再びお姉さんに叩き返すやいなや、一目散にそこを逃げ出した。腹が痛くてしょうがなかった。ポルタかなんかでトイレをなんとか探し出し、事無きを得た私であったが、集合場所には手ぶらで遅刻という形になり、平謝りする結果となった。







「じゃ、カレンダーは?」
「えぇ、カレンダー?」
笑ったな?まぁ、いい。いや、よくないから言い訳をすれば、そこにカレンダーが置いてあったのだ。でなけりゃ、私は何も言うまい。
「もう12月だからいっぱい売ってて、俺もこの前プーさんのやつかわいくて買いそうになったよ。」








後日、男は嬉しそうに私に寄ってきた。
「先生、カレンダーあげたよ。」
私はひどく狼狽した。まさか本当にあげるとは考えていなかったのだ。この男を、私は全く信じていなかった。しかし、決して冷やかしではなかったのだ。疑って申し訳ない、誠心誠意答えるべきだった。
「喜んでくれたのか?」
私は心から質問をした。
「うん、あと財布もあげたよ。」
私はカラカラと笑った。




2016年11月2日水曜日

マナビスinワンダーランド




☆マナビス エントランスホール


 スタッフ、にこやかに仕事をしている。

 中原、自習室を飛び出し、清水のもとへ駆け寄ってくる。

中原「先生、さっき言ってたやつはどこにいますか?」

清水「え、だれ?」

中原「面白いって言ってたじゃないですか。」

清水「あぁ、津島くんのこと?なんで?話しかけるの?」

中原「僕よりも面白いやつがいるなんて聞いたら、全然授業に集中できないですよ。」

清水「中原くんより面白いなんて言ってないじゃん。津島くんは楽しい人だから、きっと二人は仲良くなれるって言っただけだよ。」

中原「先生、最近そいつの話ばかりですよ。」

清水「そうかなぁ。」

中原「そうですよ。とにかく気になるんです。今日はそいつ来てますか?」

清水「うん、津島くんは授業取ってないから、こっちの部屋にいると思うよ。」

 清水、左の部屋を指差す。

中原「分かりました。」

 中原、隣の教室へ向かい、勢いよく歩き出す。

清水「ちょっとウディくん、いつまで寝てるんだよ、そろそろ起きないと。あ、向田さんこんにちはー、何番にする?」

向田「お任せします」







☆マナビス 自習室B


 広い教室に津島が一人、一番前の席で何かを読んでいる。

 ドアが勢いよく開き、中原、登場。

中原「おい。」

 沈黙。

中原「おい!お前!」

津島「わぁ!」

 津島、驚き、持っていた本を放り投げ、机も椅子もひっくり返し、立ち上がる。立ち上がるとでかい。大げさな反応に、中原もかなり驚く。

津島「びっくりしたなぁ。」

中原「びっくりしたのはこっちだ!」

津島「僕を呼んだのかい?」

中原「僕かい?ってお前と俺しかいないのに、他に誰を呼ぶんだよ。馬鹿か。」

津島「なるほど、確かにその通りだね。」

 津島、大きく笑うと、本を拾おうとし、

津島「あ、元に戻していいかい?これは僕のお気に入りのコーディネートなんだよ。」

 津島、のんびりと周囲を片付け出す。

中原「お前が津島か?」

津島「如何にも!君はもしかして中原くんかい?」

中原「なんで知っていやがる!?」

津島「清水先生から話は聞いているよ。あの人は口が軽くていけないねぇ。僕らの個人情報も垂れ流しってわけだ。」

中原「でも先生は最近、お前の話ばっかりしているぞ。どうやらかなりふざけた男らしいじゃないか。」

津島「あの人の言うことを丸ごと鵜呑みにしちゃあいけないよ。きっと脚色しているねぇ。僕はただの凡人だよ。実際、君が喜ぶようなことは何一つできないダメダメ男なんだよ。でも、僕は君に会いたいと思っていたんだよ。君からはるばる会いにきてくれるなんてありがたいありがたい。」

中原「いいからそのヘラヘラ笑いをやめないか!馬鹿にしていやがる。俺は別にお前に会いにきたわけじゃないぞ!」

津島「面白いことを言う!では君は何しにここへ来たのだい?さっき君が自分で言ったように、この部屋にはどうやら僕と君しかいないようだ。」

中原「ここで勉強しようと思ってたが、、、不愉快だからやめだ!」

津島「ほほう。なんだって君は手ぶらじゃないか。それともその洒落た帽子の中に、単語帳でも忍ばせているのかい?」

中原「ヘラヘラ笑いをやめろ!やめないか!」

 津島、手を打ち、

津島「ようし、では飯を食おう!いや、真面目にね。腹が減っては喧嘩もできぬ。いっそこの退屈な教室を抜け出そうじゃないか!事実、勉強はあまりに退屈だ。」

中原「何でわざわざお前と飯を食わなきゃいけないんだ!」

津島「何でも何もない。それが人生ってもんだろう。さぁ、死ぬほど飯を食ってやろう。」

 津島、中原の方へのっそりと歩き出す。

 中原、身構える。

津島「勘弁してくれ、僕は丸腰の日本代表みたいな男なんだ。」







☆マナビス エントランスホール



 電話の音。清水、出る。

清水「はい河合塾マナビス横浜駅西、、、え、もしもーし。お名前いいですかー?もしもーし。___あ、のだめちゃんか、どうしたの?___え、何、ぜんぜんわかんないよ。___え、ちあき?あ、千秋くんいるの?___そしたら、千秋くんに代わってくれるかな、全然何言ってるかわかんないから。___あ、千秋くん久しぶりー、どうした?」

 ウディ、熟睡している。

 ハーマイオニー、起こそうとしている。

H「こら、起きないと。落第するわよ。」

ウディ「起きてるよ先生。目を閉じているから分かりづらいかもしれないけど、頭は高速フル回転しっぱなしなんだよ。」

H「屁理屈言わないの。さっきからずっとここにいるじゃない。」

ウディ「僕が自習室へ戻っても、地球は自転してるから、僕はまたここへ戻ってきてしまうんだよ。」

H「また屁理屈!」

清水「のだめちゃん、キャンセルでーす。」

H「え、理由は?ちゃんと聞いたの?」

清水「聞きましたよ、そろそろコタツを出すから、今日はお休みって。」

H「そんな理由ダメじゃない!ただでさえサボりがちなんだから、ちゃんと言ってあげてください!」

清水「はい、すいませーん。」

H「もう!こら!起きなさい!何時間寝てるの!」

ウディ「痛いな、叩くことないじゃないか。」

H「ほら、授業、授業。」

ウディ「時差ボケがひどいんだ、寝かしてくださいよ。」

H「時差ボケっていつの話よ、あなたもう日本来てから何年経つのよ。むしろあっちよりもう長いでしょ?」

ウディ「僕は愛国心が非常に強いみたいなんだよ。まぁ日本人には負けるけど、こわいねぇ。とにかくブルックリンはまだ夜中だ。みんなベッドでスナック菓子食って、バカアニメを見てる時間なんだよ。」

H「起きてるじゃない。」

ウディ「ロンドンだってまだ明け方だろう?どうして先生まで僕をいじめるんだ。アメリカに言語を取られた恨みか?」

H「違います。私は人種で人を差別するようなことはしません。」

ウディ「偏差値で差別する方がそりゃ立派かもね。」

H「いい加減にしなさい!」

ウディ「映像授業は僕には向かない!ど近眼なんだ!目が疲れちゃうよ!この前なんか、90分授業を60分見たところで気がついたんだが、僕のブースはパソコンのないブースだったんだ。チェックテストは満点だったけど、もちろん残りの30分は返金手続きしてもらったから文句はないよ。」

H「あなたって、ほんとにおかしいわ。」

ウディ「人間らしいってことですかね。」

 ハーマイオニー、諦めて去る。

 自習室Bから、津島、中原、出てくる。

ウディ「Hey! 津島!君にそっちの趣味があったとは思わなかったねぇ。なかなか小柄でべっぴんさんじゃないか。」

 中原、ウディを睨みつける。

中原「なんだこいつは。」

津島「悪い人じゃないんだよ。」

ウディ「悪い人じゃない人なんていないんだよ。」

津島「ウディ、君がいるじゃないか。」

ウディ「僕はいいユダヤ人だから、つまりはギリギリ悪い人ってとこだ。」

津島「ほう、興味深いねぇ。ところで、飯を食いにいくんだが、どうかな?この中原くんも一緒にだ。」

ウディ「あいにくラマダン中でね。」

津島「ハハハ、いつの間に改宗したんだい?」

ウディ「一ヶ月無料キャンペーンだったから、お試しでね。気に入らなかったら返金保障してるみたいだ。」

津島「宗教も今は大変なんだなぁ。じゃ中原くん行こうか。」

中原「いきませう」











2016年11月1日火曜日

霜月

こんにちは、AAの松本です。
最近日がくれるのが早く、昇るのがとても遅く感じるようになりました。

私事ですが最近研究室見学しながら院試の勉強を少しずつ考えるようになりました。研究室にもいろいろ種類があって単にどれが良さそうとかはいえないのですがどれも面白く興味を魅かれます。

大学に入って本当にいろいろなことを学んだり、遊んだりしましたがぶっちゃけ言ってしまうとまだこれから自分が何をしたいのか、どういう風になりたいのかがあまりイメージができていません。これは高校よりももっと前からの自分の課題ですが、ひとつの岐点として向き合っていけるといいと思っています。

なんとなくそう感じた11月の初めでした。

2016年10月31日月曜日

ハロウィーン




光陰矢の如し。
日記を書き始めてからはや一週間。なんとかサボらずに毎日つまらぬことを書き綴っている。今のところは全く苦しくない。たった三日前のことでさえ、読み返すとなかなか楽しめるのだから、じいちゃんになった時が楽しみでしょうがない。ひょっとしたら、じいちゃんになって日記を読み返した僕は、興奮しすぎて死ぬんじゃないだろうか。すると死因は他殺か、はたまた自殺か?どちらにしても、面白さに興奮しすぎて死ぬってのは一番最高の死に方じゃないか。是非、興奮で死にたい。僕は、じいちゃんになった僕を、興奮病で殺すために、一生懸命、面白いものを書こう。世のじいちゃんがみんな忘れちまってるような若さが大爆発してて、脳がパンクしそうになるほど、考え込ませるものを書いてやろう。またひとつやる気が湧いてきたぞ。僕には日記の才能があったのかもしれない。こんなことならもっと小さい時から書いておけば良かった。後悔先に立たず。年を取れば取るほど、人間の記憶は失われていくようだから、なるべく若いうちに覚えていることを書いておいた方がいい。今日からはその日のことに限らず、昔のことも積極的に書いてみよう。何かあればだが。


とりあえず今日はハロウィンだ。Halloween。ハロウィーン。ハロウィーンの方が断然いい。テンションぶち上がりだ。この気持ちが分かる人と結婚したいものだ。
テレビを見ると、渋谷は仮装した若者たちで溢れていたみたいなんだけど、普通の公立高校の普通の男子学生である僕にとっては、特別何かすることもなく、ただ気候に合わせて学ランを着て、意味もなくちょっとウキウキしながら学校へ行くだけだ。学校全体が1センチだけ宙に浮いているようなふわふわした気持ちはあるんだけど、傍から見ればそれは前日となんら変わらず、ただ或る秋の学校風景が白々しく流れているだけだ。そこで、普通でない男子学生代表の宍戸に、僕はほのかに、いや実際大いに期待していたのだが、いざ宍戸のクラスを覗いてみると、あいつはいつも通りの紺のベスト姿で、珍しくちゃんと自分の席に座っていて、テンションなんかはむしろ普段より低いくらいだった。まぁ、宍戸だって365日おかしなことをしているわけではない。僕は宍戸に期待しすぎている。明日からは僕がこの日記の主人公らしくなれるよう、一生懸命、若く、熱く、おかしく、生きる!

昼休み。ハロウィーンは何一つ面白いことがないじゃないかと、僕は半ば絶望しかけていた。が、下で昼練をして、終わって教室へ帰ってきたところで、突然、橋野さんに話しかけられた。
「あ、本田っち、本田っち。」
「はい。」
「これ、あげる。ハロウィンだから。」
橋野さんは、両手で少し小さなタッパーを持っていて、その中には、ビスケットかクッキーかケーキなのか分からないもの(僕は本当に食べ物に詳しくないんだ!!)が綺麗に並べられていた。僕がお礼を言って、端っこのやつを一つ取ると、
「こっちも違う味だから。」と、違う列のほうも渡された。橋野さんはそのケーキか何かを僕の手の上に乗っけると、スタスタどこかへ行ってしまい、僕も両手にお菓子を持ったまま自分の席へさっさと戻った。そのお菓子は柔らかくて、味も抜群においしかったのだけど、おいしかったと橋野さんに言うのを忘れてしまった。もしかして、ものすごい失礼なことをしてしまったのだろうか。橋野さんは、5、6時間目は、妙に忙しそうにしていたから、しょうがない、ということにしておこう。ハッピーハロウィーン。ハロウィーーン。満足満足。


塾、黒木先生。すごい笑ってくれるから調子に乗って話しすぎてしまったかも。ついつい、橋野さんのことまで口走ってしまった。「高校生はいいなぁ。」って黒木先生は言っていたけど、大学ではハロウィーーーンやらないのかしら。僕は、大学ってのは、あらゆるイベント毎にどんちゃん騒ぎをしているもんかと勝手に想像していたから、この黒木先生の反応には驚いた。とは言うものの、実際はどんちゃん騒ぎをしてきた後で、僕たち高校生には刺激の強い話は控えるようにしているだけなのかもしれない。もしくは、僕たち生徒が全員帰った後で、大ハロウィーンパーティーがこの教室で行われるのか?とはいえ、三年生のことで忙しいだろうに、僕のつまらない話で時間を取らせてしまったのならそれは本当に申し訳ないな。
見た限りでは、塾にも仮装している人はいないし、ハロウィーン感はゼロ。まぁ、塾だしな。でも、帰りの横浜駅も別に変な人は見かけなかった。ドンキの方へ行ったら、面白いものが見れたのかもしれない。もちろん、僕の地元には仮装している人なんているわけがない。


明日は11月1日。いよいよ席替えだ。僕にはある種の予感がしていて、どうも落ち着かない。でもこれは言ったらダメになってしまいそうだから、書かないことにしておこう。
言わぬが花。
日記を書いてから、僕は少しだけ明るくなった気がする。














只今、夜中の三時。勤勉な受験生の姉貴もさすがに寝てる。母さんはいつからあんなにイビキをかくようになったのか。
とりあえず眠れないので作戦変更!

僕は橋野さんの隣になる。

そんな予感がしているのだ。
言霊は未来をねじ曲げるのか?
今のところ、僕は橋野さんが好きなわけではない。
でも、たぶん隣だ。






最近観た映画⑤



お久しぶりです!
アシスタントアドバイザーの濱です。
最近寒さが身にしみます、マフラーの出番もそろそろでしょうか*




最近は忙しくて映画を映画館で観れなかったので、家で観た『フェーム』という映画を紹介します。
まず、フェームと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?


受験生の皆さんならきっとすぐ”FAME=名声”という単語だとわかると思います!
この映画を簡潔に説明すると芸術高校の生徒たちが名声を得るべく奮闘する、というストーリーです。




舞台はニューヨークの芸術高校、主人公はおらずダンス学科・音楽学科・演技学科にそれぞれ入学した数人の1年生が4年生になるまでを追っていくという形式です。
テンポがよく面白い筋書きの最近の映画と比べると、あまり笑わせる要素もなく1シーンがだらだらと長い『フェーム』は若干劣ると感じるかもしれませんが、主人公がオーディションに受かるとかメジャーデビューするとかいったメインストーリーを持たずただただ芸術高校の学生生活を切り取った映画は視点が斬新かつ印象的な雰囲気を作り上げていて独特の魅力があると思います。


冒頭でも述べたようにこの映画では、数人の高校生が名声を得るために様々な形で努力します。
彼等が結局名声を得られたかどうかは劇中では明かされませんがそれぞれが4年間で大きく成長したことは確かに感じられます。


仮に、受験勉強に追われる今の生活に充実感が得られていなくてもその努力はきっと何かしらの形で成長に結びつくはずだと思います!
センターまであと80日を切りました。
受験が近づいてきたからこそ前向きに、努力を重ねていきたいですね*

2016年10月30日日曜日

髪×気合い



こんにちは、横浜駅西口校AAの井上です。
みなさん元気に過ごしていますか?


個人的なことですが、最近私は髪を切りました。
特に長さや色は変えなかったのですが、美容院の人に進められ、
今までは下ろしていたいた前髪を上げるようにしました。


市販で買ったジェルを使って、今日は髪型をビシッと固めています!
髪をしっかり固めていると、心もグッと引き締まるような気がしますね。


スポーツ選手なども大事な試合や大会の直前に、
行きつけの場所で髪を整えてもらったりする選手も多いそうです。


皆さんも、気分転換に髪型を整えてみてはいかがでしょうか?

2016年10月29日土曜日

クッキングともみじと私とGRIT

こんにちは。アシスタントアドバイザーの浜村です。
最近すごく寒いですね。
着々と冬が近づいているのを感じて毎日怯えています。。。冬は暗くて寒くて怖いですね。

でもまだまだ食欲の秋です^^今日はお気に入りの簡単アレンジホットドックのレシピを紹介しますね~。炒めたソーセージをバターを塗ったパンにはさみ、オーブンで焼いてから上にアボカドディップとスイートチリソースをお好みでかけます。かわいいお皿にサラダと一緒に盛り付けると、一気にカフェ風ごはんに~!ぜひ一度お試しあれ~~。

11月は紅葉の季節です。受験に疲れたときは、紅葉を見ながらおいしいものを食べて癒されてみてはいかかでしょうか。

2016年10月28日金曜日

寒いとは

こんにちは、アシスタントアドバイザーの松本です。

いよいよ本格的に冬って感じですね、とても寒くてコートとマフラーを出しました。

秋から冬を感じるようになると、どことなく忙しなさを感じるようになります。もう2016年もあと少しなんだ、今年が終わる前にやり残したことはないかなと気持ちが急いでしまうのからかもしれません。
ところで12月は師走というそうですね、最近知りました。師が急いで走ってるそうです。たしか。まだ11月にもなっていませんが、学習面でも生活面でも、今年やり残したこと、やってみたいことなどを12月に急がなくてもいいように、今からじっくり考えてみるのも悪くはないのかもしれません。
そして時には周りをよそに、ほっと一息ついてみてはいかがでしょうか。

2016年10月27日木曜日

ふと思うこと



春はあけぼの

夏はたかの花

なごやは武蔵丸

秋もたかの花

九州、初場所たかの花





平成6年の優勝力士である。

2016年10月26日水曜日

幸子の再受講

真っ白なノートは、なんだかもったいなくて書きづらい。どこに何を書いたとしても、アンバランスだ。
無限に出てくる言い訳に、頭の中で少し陶酔したりして、幸子は日がな一日を過ごしている。
人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、何事かをなすにはあまりにも短い。
誰の言葉であったろうか。胸を張って、頑張っている、と言えることなんて何一つとして無い幸子であったが、案外退屈に苦しまされることもない。時間はちゃんと過ぎていく。気づけばもう十月である。少し暗くなったような街の中を、一人歩けば手も冷たい。
堕ちる。これには一種の奇妙な悦びがある。周りのみんなが気にしているのは「落ちる」か「受かる」かだろうが、幸子にはどちらも自分とは縁遠い出来事のように思えて仕方がなかった。ただダラダラと堕ちていく。この大きな部屋の中で、自分一人だけが取り残され、社会の潮流とでもいった恐ろしくて大きなものがどんどんと目に見えないところまで遠ざかり、そこにあるのは自分の体だけ。そんな無法者の放浪者が感じるような生の実感に、女のくせして「悪くないわね。」と、微笑し、独り合点している自分の陳腐な性質を、幸子は呪い、また呆れていた。


授業が止まったのは水曜日のことである。
毎度笑顔で挨拶はされるものの、半ば自分のことを諦めているであろう塾の先生からファイルをもらい、いつも通りの指定席で、いつも通りに授業を見ていた。画面を見ているのか、画面の奥を見通す千里眼の訓練をしているのか分からないような幸子の両目であったが、映像の中の声が途絶えたことには、すぐに気がついた。
おかしいな、と幸子には分かる。何しろ、もう何ヶ月もこの授業しか見ていないのだから。しかし、画面は確かに再生中である。池様の腕もぷらぷら揺れている。が、授業をしない。なんだこりゃ。幸子がぼーっとしているうちに、池様はカメラの方へ近寄ってくる。こっちを見ながら、腰に手を当てて、気怠そうに笑ったかと思うと、
「君、勉強大丈夫か?笑」と言った。

ん?今のはなんだ?
いつもと違う。とにかく違う。幸子は混乱していた。池様の授業が変わっちまった?本来なら、複合関係副詞の説明をした後だから、例としてベン・E・キングのスタンドバイミーの歌詞を読み上げて、豆知識披露のタイミングだ。こんな間の悪い授業をする池様ではない。無駄に近寄ったりもしないはず。幸子はここ数年なかったほどに、自分の心臓が早く打つのを感じた。


英語の池上は幸子の希望である。いや、そんなに大それたものでもない。塾にいる時のパートナー。何でもいい。一方的なんだから。とにかく授業が抜群に面白かった。声も聞きやすく、話し上手である。だから幸子はこれを見た。来る日も来る日も何回も何回も繰り返し見続けた。いつしか憧れの気持ちから「池様」と呼ぶようになり、幸子の日課は池様の話術研究となった。顔もイケメンなので「イケ様」でもいい。ダブルミーニングだ。そして何度も繰り返して見るうちに、愚かな幸子は、心中するとはこんな感じだろうか、と堕落の悦びに捕らえられ、中毒患者のように間の抜けた顔で、今も毎日受講している。そしてこのまま卒業まで一緒に堕ち続けていくはずであった。
しかし、池様は裏切った。


「見えてる?君だよ君。もう何回見てんだよこの単元。そろそろちゃんとしないとまずいんじゃないか?笑」
幸子はパニックである。
「どうした?まだ信じてないのか。全部見えてるんだよ。画面の向こうのショートカットに黒ぶちメガネのあなただよー。8月まではコンタクトだったよね、確か。」
怖くなった幸子は、急いでパソコンの主電源を長押しし、強制終了を試みる。
「なにやってんのー?もしかして消そうとしてる?おーい、」
画面は真っ暗になった。幸子は、静かに周りを見回すと、ファイルを掴んで立ち上がり、早足で自習室を出て行く。

「あれ、もう帰るの?」
「すいません、体調悪くて」
実際、幸子の顔は恐怖で真っ青になっていたので、引き止められることもなかった。
エレベーターは嫌だったので、階段で下まで降りた。



2016年10月25日火曜日

肉の脂

こんにちは、アシスタントアドバイザーの辻です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。風邪がはやっているようなので、体調管理に気をつけてください。
私もここ最近風邪をひいてしまい、咳がとまりません。年なのか治りも悪く、市販の風邪薬は一切効きませんでした。しかし、思い切って久しぶりに友人とサッカーの大会に参加し、帰りに焼肉食べたらだいぶ元気になりました。
適度な運動と肉の脂が一番健康にいいのかもしれませんね。


ところで、三年生の皆さんは模試お疲れ様でした。
さまざまな感想をお持ちかとは思いますが、一喜一憂せずこつこつ勉強しましょうね。
これからまだ3ヶ月ほど残ってます。夏休みあと2回分はあるでしょう。
ただ、これからは勉強の成果が模試で確認できなくなってしまいます。過去問などを指標に自分の勉強の成果を確認できるようにしましょうね。
なんかあったら相談してください。


以上でーす。

2016年10月24日月曜日

川獺日記



思い立ったが吉日。
僕は今日から日記を書こうと思う。今日は10月24日で月曜日。もうめっきり秋だから、食べ物やスポーツ、読書の話でもしたら風流なんだろうけど、とりあえず忘れないうちに、この日記を始めることになった理由を書いておきたい。
ひとつは青春である。いざ書いてみると恥ずかしい。僕は今、16歳の高校2年生で、母さんや大人のみんなが言うには「青春」のど真ん中にいるらしいから、大人になって、この若かりし時代の日記を読み返したら、きっと楽しいんじゃないかと思って決意した。だからなるべく大人びたことなんて書かずに、高校生っぽい若さ溢れる日記にしたい。
もうひとつの理由は僕が応援しているチャットモンチーのえっちゃんが三行日記を書いているというのを、今日の帰り道にネットで見たからだ。正直、こっちが主な理由かもしれない。全然かっこよくない決意のきっかけだけど、それも若さ溢れる高校生らしくてむしろいいじゃないかと、我ながらナイスな理由だとも思ったりする。えっちゃんの話はまた今度書く。
次にタイトル。別になくてもよかったんだけど、ちゃんと決めたほうが続くような気がして一応つけた。で、まず日記といったら「蜻蛉日記」が浮かんできて、僕は今更ながらに蜻蛉とはなんだろう、と疑問に思い、ネットで調べてみたら、すごい気持ち悪い虫が画面に出てきて、げんなりしちゃった。だから、もしも僕のこの日記がいつかの未来で古典の題材になって、その時にネットでタイトルを調べた人が僕みたいにげんなりしないように、いやむしろほんわか優しい気持ちになったらいいなと願いの気持ちも込めて、可愛らしいカワウソにした。僕は時々ネットでカワウソを見てるのだけど、それはもう最高に癒される。ものすごくダサい名前なのは自分でも分かる。でもそのくらいのほうが、あとで見返した時に絶対面白い。と思う。だからもういい。ただのタイトルだ。自分の好きな動物を使って悪いことはないだろう。まえに、カワウソについて調べたことがあったけど、どうやら昔の人たちはカワウソを悪いやつだと考えていたらしくて、それ以上詳しく調べるのをやめた覚えがある。僕はカワウソが好きだし、ずっと好きでいたい。そうだ、折角だから好きな動物ベスト5を記しておこう。これは何かのドラマでもやっていた気がするけど。一位カワウソ、二位ゴリラ、三位サイ、四位トラ、五位ウォンバット、六位シカ。ダメだ、六位までいってしまう。けどシカを外すわけにもいかない。というかこのランキングを作るのに、1時間も掛かってしまった。くだらねぇ。日記を書こう。
今日も宍戸と一緒に学校へ行って朝練をした。僕も宍戸も朝はあまりしゃべらない。だけど3時間目の宍戸はめちゃくちゃ面白かった。最高だ。授業中に、廊下が妙にうるさいなぁと思っていたら、案の定宍戸で、あいつはラジカセを肩に抱えて、ウィーアーザワールドを歌ってた。しかも全身に紫色のスズランテープを巻いて。僕は腹が痛くなるほど笑った。やっぱり宍戸はすげぇや。何を考えてるのか全然分からない。最初は「先生も一緒に歌いましょうよ!」って笑って言っていた宍戸だったけど、集まった先生たちにとり囲まれて、ラジカセの電源を切られると、怒り狂って暴れてた。宍戸の逆ギレは毎度のことだけど、今日は特に怒ってた。多分よっぽど楽しかったんだと思う。宍戸は僕の前では一度も怒ったことがない。「分からない奴らには腹が立つ。」とか言っていたのをいつだかの帰り道で聞いたことがある。僕は宍戸にとって「分かる奴」なのかもしれない。今日のスズランテープの時も、僕の教室に来た際には、「本田!見ろよ!」って僕の方を向いてゲラゲラ笑ってた。僕はあんなふざけた真似はできないのに、宍戸は何故だか僕を好いてくれてる。僕にとってはラッキーだ。あんな面白い奴は見たことがない。宍戸の話もいつかまとめて書いておきたい。彼の奇行列伝を最も詳しく書けるのは多分僕なんだから。きっとやろう。そして大人になったあいつとその子供に見せてやろう。これはなかなか良い思いつきだ。なんだか未来は明るいぞ。
昼休みは昼練。午後の授業も特に普通だったな。異常なし。今の席はつまらん。席替えが待ち遠しい。文化祭も修学旅行も終わってるし、書き始めるの少し遅かったかな。2月に合唱コンは一応あるけど。退屈退屈。明日の体育に期待。
放課後、塾。最近すごい席が埋まってる。3年生がほとんどだろう。僕の姉貴も、違う塾だけど、最近の集中力はすごい。いつ見ても勉強してる。近寄れない。僕も来年あぁなるのかと思うとちょっとつらい。姉貴は僕と違って頭がいいから、きっと受かるだろう。どうやら国立志望だそうだ。僕にはちょっと考えられない。僕は勉強は嫌いじゃないけど、悲しいことに得意でもない。下手の横好きってやつだ。下手の横好き。ことわざは悲しいものが多い。教訓みたいなものだから、反面教師的なつくりでそうなるのは当然かもしれない。けど、この下手の横好きに関しては、教訓も何もないじゃないか。ただの悪口だ。救いがない。だけど僕は意外とこいつが嫌いじゃない。というか結構好きだ。お気に入りのことわざ。座右の銘にしたっていい。確かに残酷な事実だけど、そこには滑稽がある。愛だ。僕はそう思う。この囁きには愛がある。僕はまだ若いけど、愛については心得ているつもりだ。いけない。話がずれた。悪い癖だ。塾の話。塾は週4くらいで行っている。周りはそんなにまだ通っていないみたいだけど、僕は姉貴にすすめられて去年から通っている。僕はあまり頭が良くないから、人の言うことはなるべく聞くようにしてる。姉貴は頭がいいから尚更だ。今日は平井先生と話した。平井先生はスラッとしててかっこいい。それに大人の雰囲気があって、安心する。頭も良さそうだし、きっとモテるだろう。僕にもあんな落ち着いた雰囲気があればと思うのだが、さっぱりダメだ。僕はなんだか慌ただしくて、みっともない。単に年齢のせいなんだろうか。
塾から家へ向かう途中で、このノートを買った。イェイ!
晩飯はカレーだった。何故だか家に誰もいなかったから、1人で温めて食べた。今回のカレーはいつもより黄色い。母さんは色々試行錯誤して、毎回カレーを作っているのかもしれない。でも申し訳ないけど、味の違いは僕には分からなかった。たぶん僕は味オンチだ。将来、奥さんに怒られるかもしれない。けど、何でも馬鹿みたいに美味しく食べる奴の方が、奥さんにとっては楽なんじゃないか。僕はだいたいのものなら美味しいって感じられる。同級のやつらは、あそこのラーメン屋はまずいとか、色々味へのこだわりが強いみたいだけど、僕はお店の料理でまずいと思ったことはない。母さんの料理も全部うまい。僕のへなちょこ料理でさえ、なかなか満足だ。
寒くなってきた。窓を開けて寝るのはそろそろ厳しいかもしれん。明日の朝起きれるか心配だ。寒いとそれだけ布団のことを好きになってしまう。僕は毛布も大好きだ。てことで、もう寝ようと思う。なんだか書きすぎた。三行日記のはずが、何行書いたんだか数えるのも面倒くさい。きっと初日だからだろう。三日坊主にならないよう気をつけたい。僕は飽きっぽい。これは何より忌むべき僕の弱点だ。
継続は力なり。
今、トイレに行ったら、姉貴はまだ起きているみたいだ。姉貴は本当にすごいと思う。きっと受かってほしい。



2016年10月23日日曜日

集中力を保つための食材

みなさんこんにちは!
お久しぶりです。アシスタントアドバイザーの川崎です。

もう10月も終わりですねー。急に寒くなったせいか、周りで風邪が増えている気がします。

朝晩冷えるので風邪ひかないようにしてくださいね。

皆さん秋は楽しんでいますか?私は秋が一番好きなので最近毎日幸せです。

秋が好きな理由の一つは、お菓子が美味しいことですね。
芋とか、栗とか、きなことか。。。
ここで皆さんに勉強の間にもおすすめの、秋冬限定お菓子を紹介したいと思います!


「おいももなか」

これ、アイスです。冬に食べるアイスっていいですよね。

サツマイモの形をしたもなかで、中に芋のアイスと餡が入っています。

勉強しながらは食べれませんが、おすすめですよ~


「きなこもちのせんべい」

正式な名前は忘れました。

とにかく、チロルチョコのきなこもちと雪の宿のせんべいがコラボしたんです!

どちらも、元々好きなのでたまりません。

いっぱい入ってますし、おすすめですよ~


「ブラックサンダー きなこ味」

その名のとおり、ブラックサンダーのきなこ味バージョンですね~

一口サイズで、安いんです。

レジの横とかにあると気づいたら買ってます。


まだまだありますが、今日はこの辺にしておきます。

勉強すると糖分を消費するので是非、食べてみてくださいね。
私が受験生のときは休憩に食べてました^^

特にチョコなんかは食べるとリラックスできるらしいですよ。

今日は三年生のマーク模試があるので、マナビスはとても空いてます。

結果は人それぞれだと思いますが、本番までは三ヶ月くらいあります!
まだまだ伸びると思うので、最後まで頑張っていきましょう!

2016年10月22日土曜日

字幕×吹替



こんにちは!
横浜駅西口校AAの井上です。
最近町行く人々が長袖の衣類を羽織っているのを眺めると、すっかり秋を感じます。
これからますます寒さが押し寄せてきそうですね。


ところで!


秋といえば、


「食欲の秋」


「スポーツの秋」


「読書の秋」


・・・


そして「映画の秋」ですよね!


私は先日、映画館にとある洋画を見に行きました。
日本の映画やアニメ映画も好きですが、たまには洋画もいいですよね。


ここで1つ問題が・・・


「皆さんは洋画を見る時、”字幕”と”吹替”のどちらで見ますか?」


皆さんそれぞれ意見があると思いますが、私は字幕派!


たしかに字幕を追うのは大変ですが、
「登場人物がその場面でどういった感情をのせて台詞を発言しているのかどうか」という細かいリアリティを少しでも多く感じることができると私は考えます。
また、口の動きと言葉が一致しない吹替には、少し違和感を感じてしまいます。


理想は、字幕のないオリジナルのまま鑑賞したいですが、
なんといっても”英語力”が足りません。


勉強しましょう。

2016年10月21日金曜日

that

井上「女は言葉の生き物、男は行動の生き物だからな」

清水・和田「かっこいいーー」

    浜村、不満そうな顔をしている

2016年10月20日木曜日

アリエルの話

「海底2万マイルにアリエルがいるんだって」
「へぇー、知らなかった」
「なかなか見つからないんだよ、だからみんな一生懸命探すんだって」
「マジか、それは燃えるな」


カップルが言うようなアリエルは、実際いない。
だが、作者はここでこの2人を突き放すつもりはないのである。

「おーい」
女は男に必死で呼びかける。
「なんだ?」
男は無愛想である。

駄作である。
作者は何も浮かばなくなってしまった。
もともとこれは浜村アドバイザーに頼まれて書き始めた。
「アリエルの話、してくださいよ」
無理な要望である。女は全く身勝手で困る。

浜村アドバイザーが、入ったばかりの頃、私は彼女の事を親しみをこめて「アリエル」と呼んでいた。しかし、最近は呼ばなくなった。年齢的に無理があろう。本当に自然と呼ばなくなったのだ。

「ハーマイオニー」
これも浜村アドバイザーのニックネームである。が、私以外で呼んでいる人を見たことがない。
そもそもハーマイオニーは、私の初恋の女性である。そんな尊いお名前を、彼女に捧げるのはどうかと思い、これも今では全く呼ばない。それにやはり年齢的にも無理があろう。

私の横で、私の書くのを見ていた浜村アドバイザーは、もう飽きてしまったのか、食事を買いに出かけてしまった。
今、私は一人である。
アリエルはいない。




2016年10月19日水曜日

大学万歳!

「迎合、妥協、同調、中庸、虚勢、放棄。此れ、円満でスタイリッシュなイケイケ大学生活の鉄則である」

まだ授業30分前だが、最初は早めに入っておいたほうが無難。そう、無難無難無難。髪はトイレでセットしなおしたからきっと大丈夫。いや、やっぱりセットしなおそうか。いや、待て。さっきから何回トイレに行ってるんだ。もしも、このウロウロしてる様を、誰かに見られてたら、僕のあだ名は4年間「トイレ」になるかもしれん。足よ、止まれ。自信を持て。髪はきっと整っている。教室はすぐそこだ。いざ、入ろうじゃないか。よし。
震える腕を抑えながら、ドアを開ける。開けたら最後、僕はいよいよ大学生だ。姿勢を正し、軽い笑顔を含ませる。あくまで軽く。あまりにも卑屈に笑いすぎていると、下に見られてしまうから、軽く笑いを含ませ、気だるそうに席を探す。いる。そこには大学生がいた。男が6人、女が3人。ちと早すぎたかな。よく見て観察したいのだが、何故だかボンヤリして見えない。まぁいい。落ち着け。とりあえず女性の隣は避ける。クラスの中心風な男を探し、さりげなくその後ろにでも座っておく。お、あいつか。茶髪はクラスの中心風になる確率高めである。金髪は序盤で飛ばしすぎて、ドロップアウトの危険性を孕むために、程よい距離をとりつつ、敵にもまわさずソフトタッチ。なかなか難しいぜDAIGAKU!!さぁ、ここからだ。始まれ僕のオレンジデイズ!

いざ、茶髪に話しかける。
「チャンピオンズリーグ見た?最近見すぎて全然寝れなくてやばい笑」
海外サッカーは最強。大学1年男子全員これ見てる。見ていなかったとしても見てる。たとえそいつサッカーやったことなかったとしても見てる。案の定食いついてきた茶髪に、自己紹介を交えつつ、狂ったように笑う。狂ったように笑うやつも最強。茶髪のわけわからんサッカー講義なんぞ聞いていない。ひたすら狂ったように笑う。時々、メッシはやべぇ!けどイニエスタもっとやべぇ!と狂ったように叫ぶ。よし、いい調子。てかイニエスタって誰だ。あとでトイレでウィキペディア見直そう。
サッカーの話だけしてたら、というかサッカーの話しか話せる話が無いのだが、教授がのこのこ登場し、いよいよ授業が始まる。え、今日授業あんの?と、僕はピエロのようにキョロキョロし、周りのみんなから失笑を頂く。あんまり授業にやる気を見せると、ガリ勉だと馬鹿にされるから、これでよい。よいぞ。なかなかいいスタートダッシュだ。それにしても、ガリ勉はいくつになっても敬遠されるのか、つらいなぁ、とは言いつつも、あえてしっかりと筆箱を忘れてきているので、隣に座ってきた静岡出身、前髪くんに、シャーペン&消しゴムを貸していただく。前髪、サンキューな。ありがとうよりかは、サンキューの方がイケイケにきまる。サンキューな。みんなも一緒に、サンキューな。リピートアフタミー、サンキューな。
キョロキョロしてたら、あっという間に授業が終わっちゃってた。ここでためにためたため息を放つ。あぁ、まじだりぃ。うぅ、まじねみぃ。茶髪も前髪くんも、ため息ついて、僕にハーモニーしてくれる。なんとも心地よいではないか。そんなこんなで時計をチラリ。ぬぬ、次の授業に間に合うかしら。しかし、ここで1人立ち上がり、颯爽と教室を出るのはいけない。ダメ、ゼッタイ。たとえ準備が終わっていても、昨晩8時間しっかり寝ていて元気抜群だったとしても、ここはなんとかかんとか我慢。気だるそーーーうにゆっくりと立ち上がり、ニヤニヤしながらポロリと一言、メッシはやべぇ。ワンフォアオール!オールフォアワン!みんなでのっそりと動くべし。単独行動とるべからず。授業は二の次。茶髪はまだ片付けている途中なのだから。
「やべぇな」と茶髪。
「まじやべぇ」と僕。
何がやべぇんだかわからねぇが、とにかくやべぇんだから、とりあえずやべぇって言っといたほうがやべぇ。ようやく立ち上がった茶髪に、僕らはダンゴムシのように集団でくっついていく。いやはや、なかなか歩きにくい。けれどこれこそチームワークってもんだろう。大人らしい協調性を発揮し合う美しい姿なのだ。
足を引きずるようにして歩いている(さっき聞いたらケガではなかった)茶髪が、僕のほうを突然振り向いた。
「やばくね?」
もう聞き飽きたけど、ワンフォアオール、聞き返す。
「やべぇんじゃね?」
「てかねみぃわまじで」茶髪は本当に、寝ていないのかもしれない。なんだか心配になってきた。
「大丈夫か?寝てないのか?」
「え、何いきなり優しくね?こわくね?まじやべぇんだけど笑」
どうやらやべぇことしちまったよ。
「はっはっはっはっっはっっはっはっっはっははっはっは。」とりあえず狂ったように笑っときゃ大丈夫だろうか。あ、やっぱり大丈夫。狂ったように笑うやつ最強なんだよそうなんだよ。
狂ったように笑う軍団が、大きく横に広がって歩を進める。なるべく会話は全員で回す。二人きりはまだ危険。狭い階段も、なんとか1列に横に広がって歩き、ようやく辿り着いた次の教室で、前代未聞の大事件が起こった。
僕たちは13人組なのに、連なって空いている席の数は、何度教室を見回しても12席がマックスだった。僕たちは一心同体13人組である。13人で教室を何周も何周もまわったが、どうにもやはりダメである。誰かがどこかへ行かねばならぬ。とうとう諦めのついた13人組は、席に座らず、ひたすらヘラヘラし続ける時間に入った。ただただ立ちすくんでいる。13人で顔色を伺い合い、ニヤニヤヘラヘラ何も発せず何も動かず。僕はもう限界だった。
「俺、あっち行くよ」


僕は、涙をこらえながらその場を離れ、一つポツンと空いている席へ向かう。甘酸っぱいオレンジデイズは、やはり僕には夢のまた夢だったのかもしれない。準備も覚悟も足りていなかったのだ。僕は「大学生」になれなかった。
溢れる涙を拭い、前を見上げると、まだドロップアウトしていなかったのか、あの金髪が前に座っている。隣に座っている女の子も、どうやらさっき同じクラスにいた子である。まだ、終わっちゃいない!僕は呼吸を整え、ワンフォアオール、話しかける。
「チャンピオンズリーグ見た?笑」
金髪と女の子は振り向き、天使のように優しく笑っている。
「ごめん、誰だっけ?笑」
自分の心臓が凍る音が聞こえたが、なんとか一瞬で血を押しもどす。
「はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは。」
僕は狂ったように笑う。























2016年10月18日火曜日

息抜き3

いったいどこから乗ってきたのだろう。エレベーターが開くと、そこには優男が乗っていて、降りる気配はどうやらない。
「乗らないの?」
「あ、すいません」
奇妙な歩き方で私はエレベーターに乗り込む。どうしたことか、四角い空間のど真ん中に立ち止まってしまったので、なんとも手持ち無沙汰で落ち着かなかった。ドアが閉まると、二人はそれと同時に息を止めたかのように黙り込み、いつにも増して重力がのしかかる。重い。なんかしゃべれよ。ボタンの前に立つスーツの男は、馬鹿みたいに真剣な眼差しで、階数表示を眺めていやがる。そんなに今何階か気になるのか?
なんとか沈黙を耐えしのぎ、ようやく外に出ると、今度は雨が降っていて、私はちょっとまいってしまった。いや、ちょっとまいったような顔をしたのだ。実際、リュックの底をあされば、折り畳み傘が入っている。はず。
「傘持ってないの?」
「はい?」
「駅まで送ってあげようか?」
「はい?」
お母さんごめんなさい、私は嘘つきです。
優男は、今までどこに隠し持っていたのか、ビニール傘をサッと広げてこっちを見ると、いつものようにふにゃふにゃ笑って歩き出す。振り返ると、ビニール越しに映る、雨に濡れて支柱に絡まる塾の幟が妙に◯◯かった。

気がつくと、優男と正面に向かい合い、私は何故だかうどんを食べていた。
どうしてうどんを頼んだのか、心から理解に苦しむ。優男が何かしゃべっても、私はうどんをズーズーすすっているので、大抵「はい?」と聞き返した。なんか挑発しているみたいで、不気味な笑みが洩れそうになったが、なんとかこらえた。優男は、見た目のかわいい海鮮丼を頼み、色とりどりのお刺身を私にくれたが、一方うどんの女子高生は、まさか一本つまんで渡すわけにもいかず、ひたすら与えられたものを食べるばかりで、格好がつかずどうしようもない。
つけあわせの豚汁をありがたく飲んだ。豚汁がこんなにありがたい飲み物だとは思わなかった。
「俺にも頼む」と優男がお椀を突き出す。私はなんだか嬉しくなって、一味唐辛子をこれでもかと、向かいの豚汁にぶっかけた。真っ赤っ赤になった。なんだかんだ文句を言いながらも、豚汁をどんどん飲んでいく。汗が止まらない、とか言っておどけている。いかにも優男だった。

いつもは30分の帰り道が、今日は1分くらいだった。
「ただいまー」
「おかえり、遅かったね、塾?」
「うーん」
「ご飯あるから食べなね」
「はーい、あぁ、おなかへったぁ」
お母さんごめんなさい、私は嘘つき。きっと明日は勉強します。





2016年10月17日月曜日

私が鳥だった頃の話

私がまだ鳥だった頃の話。
私はこの横浜近辺を自ずから避けるようにしていた。何故ならば、昔フラれた男がこの辺に住んでいたからだ。
無論、この男とは鳥であり、私の性別はメスであった。

ある日のこと、今日のように天気が良かったので、私は鎌倉を飛んだ。鎌倉が好きなのは、鳥だって一緒である。海で獲物を捕らえたあと、さて帰ろうかしら(私の巣は東戸塚というところにあり、当時はまだ、人の住まないただの山である)と、円覚寺から建長寺の方を覗いていると、そこへあの男が飛んできた。男は、建長寺の門に止まり、連れの女と突っつきあっている。ひどく悲しい気分になった私は、思い切って上からフンをした。どちらに当たっても良かった。しかし、フンはいちゃつく二羽を外れ、門の下を走って逃げようとしていた人間の男の目に入った。どうやらその男は賽銭泥棒だったらしく、痛みに転げ回っているところを、寺の和尚に捕らえられのだそうだ。
意図せずして功をあげた私は、神様のもとに招待され、新しく人間へと生まれ変わる運びとなった。

天界で列に並び、再び人として俗世に生れ落ちたのは、織田信長とかいう猛者が活躍する酷く暗い時代であった。というのも、現在の私の人生は、カワウソを挟んで二度目の事である。したがって、私が鳥であった頃の話は、今からすれば、前前前世といったところであろうか。

2016年10月16日日曜日

マナビス×日常





井上 「皆さんこんにちは!横浜駅西口校AAの井上!」




和田 「和田です!」




和田 「最近、寒くない?」




井上 「唐突だな。笑」








浜村アドバイスタイム中・・・








和田 「浜ちゃん沖縄行きたくない?」




浜村 「行きたいね」




井上 「和田さん血液型何型っすか?」




和田 「あててみて」








沈黙・・・








和田 「AB型・・・」




井上 「AB型って天才が多いらしいですね」




清水出勤


清水 「お疲れ様です!」






沈黙・・・






浜村 「今日も髪型がっちがちですね」




清水 「www」




和田 「卒業旅行どこ行く?」




清水 「鎌倉がよくね?」        ・・・続く








こんな感じで今日も楽しく働いています!
皆さんはりきっていきましょう!!!



2016年10月15日土曜日

夏×秋


こんにちは、横浜駅西口校AAの井上です。

残暑ももうすっかりなくなり、最近は肌寒い日々が続いていますね。
私は、自分の洋服を収納しているタンスが小さいので、夏の衣類と冬の衣類を分けています。
まだ衣替えができていないので、タンスの中にはいまだに夏服が入っています。

案の定、風邪をひきました。

朝起きると喉が痛く、乾いた咳が無意識のうちに出てきます。
もちろん、マナビス出勤の際には、周りの人にうつさないよう、十分に注意しています。

ところで私は、現在大学4年生なのですが、もう比較的学校の授業も少なく、最近は余暇の多い日々をおくっています。
ですので幸いにも、この微妙な風邪が与える影響が少なく済んでいます。

高校生の皆さんは、忙しい日々を過ごしていると感じます。
少し風邪をこじらせて、部活に出られなかったり、勉強が進まなかったりしてしまうと大変だと思うので、季節の節目の体調管理には心がけることをお勧めします。

2016年10月14日金曜日

金木犀と写真とGRIT!!

こんにちは。アシスタントの浜村です。
最近すこし肌寒くなってきましたね~。風邪など引いてないですか?
あったかくしてくださいね。


秋は気候が気持ちいいので最近はたくさん歩いています。
金木犀の香りが好きなので、いつもの駅までの道も金木犀を探しながら歩くとすこし楽しいです^^
散歩にはカメラが必須ですよね。
ということで、今月末にカメラデビューします。
カメラ買うんだ~と友人に話したら、某バラエティ番組のカメラ芸人の回を見ると良いよと言われました。カメラ芸人の回が一番おもしろくて好きらしいです。
友人はその番組を小5から毎週欠かさず見ていると自慢してきます。
それ自慢することじゃないよと最初は思っていましたが、よく考えるとすごいことです。
どんなことであれ、継続することは難しいですよね。

みなさんも、なにかひとつのことを継続できる人になりましょう~!
Gritしましょう!!

ではでは~

2016年10月13日木曜日

wiki

こんにちは、アシスタントアドバイザーの辻です。
10月も3分の1が過ぎて、今年もあと少しになってしまいましたね。
受験生は、残りの時間を大切に悔いのない勉強を頑張ってください!


さて、また秋の話をします。
これで5回連続くらいで秋の話をしていますが、そのくらい秋が好きという事です。


最近は一気に気温が落ちて、秋らしくなってきました。
でも、秋っていつからいつまでを指すのでしょうか




wikiに聞いてみました。


“日本では夏の暑さがやわらぎ過ごしやすい季節。日中は暑いが、朝晩に肌寒さを覚えたり、吹いてくる風に爽やかさを感じたりする。夏の蝉は次第に鳴りをひそめ、赤とんぼの群れや、虫の声が耳にとまるようになる。夏休みが終わって新学期が始まり、運動会や文化祭がある。稲が黄金に色付き、栗、梨、葡萄などとりどりの果実が店頭を飾る。台風がしばしば日本を襲い、秋雨が永く続くこともあるが、晴れた空は高く澄み渡り俗に「天高く馬肥ゆる秋」ともいわれる。夜が長くなり、月や星を賞でたり、読書や夜なべにいそしんだりする。朝寒夜寒が段々とつのって、昼夜の温度差が大きくなり、野の草には露が置き、木々は紅葉してくる。色付いた葉が散りはじめると、重ね着が増え、暖房が入り、秋も終わりに近づく。”


なんか、趣深いですね。


みなさんは秋がすきですか。


それでは

2016年10月12日水曜日

GB’s

こんにちは。
昨日は六大学のメンバーで食事会でした。
縦(先輩、後輩)のつながりはもちろん大事ですが、
横(他大学の同期)とのつながりの重要性を改めて感じました。
先輩、後輩だとどこかで気を使ったりしてしまいます。
けど同期の絆というかなんと言うか、とりあえず居心地がよかったです。
一概に人脈を広げるとか言うと気持ち悪く感じますが、
いろいろな人と話をして、いろいろな価値観、考え方を知ることは大事だなって思いました。
誰が何を考えているかなんて全てを理解することは難しいけど
その人について知っていくうちになんとなく分かるようになってきてる気がします。

僕は受験生のときそのようなことをしていました。
この問題は何を意図して作ったのだろう。
この選択肢はどれを選ばせようとしているのだろう。
高校生の国語の先生がひ筆者の気持ちになって考えろと言っていました。
問題作成者の視点に立ってみたときに試験問題の見え方が変わってきたように思います。
なんとなくで良いので頭の片隅に問題作成者の気持ちに立つってことを覚えててください。

では。  北村和也

2016年10月11日火曜日

膨張

こんにちは。アシスタントアドバイザーの辻です。
天気の悪い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

曇りや雨の日は体調が悪くなりますよね、これって低気圧が原因らしいです。
でも低気圧で体調悪くなるのは、どうしてでしょうか。

ぐぐってみたところ、低気圧で体が膨張するかららしいです。
体が膨張して、血管やリンパに圧がかかりにくくなるんですね。

なので卒業写真には撮る日は晴れるといいですね
顔も大きく見えるかもですし。

早くいい天気になることを祈りましょう。

2016年10月10日月曜日

早歩き

いよいよ秋学期です
トートバッグからリュックに変えました
両手が振れるので、僕は歩くのが誰より早いです

大学に、僕のことを知ってる人はいないので
一人、密やかなよろこびなのです


幼い頃、誰もいない家
母の口紅を塗り、ダンスした
父のでかいグローブで、シャドーピッチングした
そんな懐かしい、よろこびなのです
そんな密やかな、よろこびなのです


嘘です、ここに書けば、すべては嘘であったのです
本当だとしても、まっくろです


秋はあいかわらず嘘まみれです
夏はもう少し、正直だったような気がします

2016年10月9日日曜日

抜けてっちまった髪の毛に、、、

抜けてっちまった髪の毛に
今日も小雪が妙にひんやり
抜けてっちまった髪の毛に
風さえなんだか肌寒い


抜けてっちまった髪の毛は
例えばワカメのフリーズドライ
抜けてっちまった髪の毛は
お湯で戻しても戻らない


抜けてっちまった髪の毛は
なにのぞむなくねがうなく
抜けてっちまった髪の毛は
あたいのうちに死んでいる


抜けてっちまった髪の毛に
いたいたしくも怖気づき
抜けてっちまった髪の毛に
なすところもなく日も暮れる、、、、、

清水・和田・浜村の対談

★マナビス横浜校
    休憩中、談笑をする三人。

清水「僕はキラじゃない。」

和田「浜ちゃんキラだろ。」

浜村「キラじゃない。もうすぐ卒業ですね。。。卒業旅行はどこに行きましょうか~??」

清水「お、おれトレッキング好きだぜ?トレッキングトレッキング?三度のメシよりトレッキングが好きだぜ?」

和田「お、おれキャンプル好きだぜ?キャンプルキャンプル?命がけでキャンプしようぜ?」

浜村「2人ともアメリカに行きたいんですね~。」

清水「ぼ、ぼ、ぼくは、はま、はま、はま、はまむ、はまむ、はまむら、言えないよ和田さん。」

和田「人はなぜ生きるのかなあ?」

浜村「引き出しを開けるためさ。」

清水「その言い方、好きだぜ?」

和田「腹減った。和幸行こうよ。」

山田「悪くないね。」

浜村「ぽよよ~ん、おにぎりたーべよっと」

清水「なるほど。文学者たる者こうあるべきと思われるな。うむ。しかり。」

和田「まずロサンゼルスに行って、ハリウッドの看板の前で、てへっ。」

浜村「え、なんですか?最後までちゃんと言ってくださいよ。」

清水「なるほど。文学者たる者こうあるべきと思われるな。うむ。しかり。」

和田「こら、浜村!コピーをするな!ちゃんと全て打ち込め!!僕はね、前から君のそういうところが許せなかったんだよ!!え?わかるか?こいつ分からないって顔してやがる。。。」

     浜村、持っていたおにぎりを握りしめ、塾の外へ飛び出す。

清水「和田さん、言い過ぎだぜ?早く追いかけなよ!」

     和田、持っていた電話を切り、駆けだす。


★セブンイレブン

     浜村、泣きながら本を読んでいる。
     和田、走りながら、店内に登場。

和田「おい!!!!!!」

浜村「!!」

和田「人はなぜ、生きるのかなあ?」

浜村「分からないですよ!なんなんですか!」

      和田、突然レジに入る。

浜村「何してるんですか!ふざけないでくださいよ!」

和田「お待ちのお客様どうぞ!その泣きながら本読んでるお客様!!どうぞ!!」

浜村「本当になんなんですか笑」

      浜村、笑いながらレジの前に行く。

和田「引き出しを開けるために生きるのさ。」

      和田、レジの引き出しからお手拭きを取り出し、浜村に差し出す。

浜村「馬鹿じゃないですか笑」


★マナビス横浜校
   
      山田、相撲の立会の練習をしている。

清水「先程のお話しなんですがねえ、わたくし油ものが苦手なもので、和幸はぜひともご遠慮させて頂きたい、そういう所存でおります。」

山田「悪くないね。」



2016年10月8日土曜日

最近観た映画③④

こんにちは、アシスタントアドバイザーの濱です。
だいぶ秋らしい気温の日が増えてきましたね*
この頃は日中は暑いと思っても夜は寒くなるのでカーディガンが手放せません。

さて、最近は嬉しいことにスクリーンで映画を観る機会が多く紹介したい映画を絞り込めませんでした。
そこで今回は最近観た映画の中から2本紹介します!

1本目は『シン・ゴジラ』です。
全体的に高く評価されている映画だと思います。
武蔵小杉、品川、東京などいつも使っている駅や街が本当にリアルに破壊されていったのがとても衝撃的でした。
また、政府や官僚機構の会議や人事決めなど裏側的要素も垣間見えたことで更に物語に面白さが加わっていました!

2本目は『スーサイド・スクワット』です。
この映画は賛否両論ですが、個人的にはアメコミなんだからある程度の粗雑さはしょうがないと割り切って細かい要素は気にせずに楽しみました!
IMAXで観たのもあいまってアクションシーンやCGの迫力が良かったです。
以前紹介した『ターザン REBORN』にも出演していたハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーが可愛くかつセクシーで、ウィル・スミス演じるデッドショットがかっこいい映画でした!!
ただストーリー重視の方にはお勧めできません笑

最後に少しだけアシスタントらしくアドバイスさせてください!
最近私はどんなに疲れていても夜に布団に入って目を閉じて寝ようと思うと寝れずに困っていました。
そこで、枕を変えてみたり、川のせせらぎ的なBGMをかけたりと色々試したのですがダメでした。
ところが昨日、新しく買ったとてもいい香りのボディクリームを塗って寝たらぐっすり寝ることができました!
受験生は本当に多くのストレスを抱えがちかと思いますが、アロマやボディクリームなどのいい香りに癒されて良質な睡眠をとれれば次の日のモチベーションにつながるかもしれません*

以上です。

2016年10月7日金曜日

JAPAN

こんにちは。
今日は3ヶ月前に行った韓国の話をしたいと思います。
遊びに行ったわけじゃありません。野球の試合です。
その大会は日本、韓国、台湾、中国、パラオの5ヶ国で争いました。
語学も多様で様々な言葉がグラウンドで飛び交っています。
もちろん話しかけられますが、何を言っているかわかりません。
わかる気すらないです。
ただ、試合を終えると戦った相手国と握手、そして写真撮影。
お互い国旗をもってなんとも仲睦まじい様子。
みんな笑顔で肩を組み、何語かわからない言語で叫ぶ。
言葉は通じなくても仲良くなれる。
このことだなと実体験をもって理解できました。
野球ってすごい、スポーツってすごい。そう思いました。

そういえば昨日 日本VSイラクのサッカーの試合がありました。
バイトを終え、横浜を歩いていると、知らない海外の方が「おめでとう」
酔っ払った様子で声をかけてきました。
やめてください。僕は疲れています。

こういう風にコミュニケーションが取れるのはスポーツのおかげです。
はい。勉強してください。

北村和也

2016年10月6日木曜日

ストレスフリー

お疲れ様です。北村和也です。
そろそろ受験生はストレスが溜まってくる時期だと思います。
周囲の推薦の合格、成績の伸び悩み、センター試験までのカウントダウン。
さまざまなプレッシャーが受験生をメンタル的に追い込んできます。
何よりも自分への嫌悪感がさらに自分を追い込むといった悪循環。

自分も受験を経験しました。普段プレッシャーやストレスをあまり感じない僕ですがさすがに強いストレスを感じました。そのストレスの解消法を自分で見つけることが大事だと思います。
友達と話す、歌う、体を動かす、とかいろいろ探してみてください。
その時間は勉強をしてなかったというよりも勉強をするために時間をつかったという感じなので問題ないでしょう。

ONとOFFの使い分けが出来れば最強だと思うので、割り切れるようにしましょう!

では。

2016年10月5日水曜日

北の国からお知らせ

諸君!いや男子諸君!元気か?君たちに朗報がある!いや、吉報だ!いや、その反対だ。悪報、凶報、阿呆、棍棒、何と言うのか分からないのだが、いずれにせよ我々にとっては耳が痛いお知らせであることには違いない。いいか、心して聞け!そして是非とも立ち上がれ!
先日、私はアイスランドへ行った。そして問題はそこで起こった。男女2:2という如何にも汚らしい大学生風のメンバリングで行動していた我々だが、ヨーロッパのあのお綺麗な、お整ったお街並みを、お優雅にお散歩お遊ばせしていると、やはり、最初は恥ずかし気もなく写真を撮ったり、また、普段は見向きもしないようなお絵画をご鑑賞なさったりして、気分もルンルンルンと高揚する。しかし、だんだんと時間が経つにつれ、決して気分が悪くなるわけではないが、申し訳ないような、恥ずかしいような気持ちに押し潰され、お整った街並みもなんだか妙に落ち着かなく、家の便所でゆっくりと漫画でも読みたいような心境に至る。疲れる。人がでっけぇんだ。スタイル。プロポーション。オシャレ。ハンサム。スマート。スラッ。シュッ。キラッ。パチッ。サッ。居心地が悪い、居場所が無いとはこのことか。オシャレでキュートでファッショナブルでソフィスティケイティッドなショップを何軒か回るうちに、弥生人新モンゴロイド顔の私と、縄文人旧モンゴロイド顔の友人Nの顔は醜く引きつり、小さな背中がどんどん丸まっていくのに対し、女どものテンションは上昇気流に右肩上がり、イケメン、カッコよ、マッチョ、イケメン、カワイイ、スタイリッシュ!などと訳の分からぬカタカナコトバを叫び続け、クタクタになっている我々のことなど露知らず、疲労はおろか、恥じらいの色など微塵も伺わせない様子であった。
キャンプ場かどこかで、火にあたりながら飯を食っているときに、私とNが何を思ったか、
「やっぱり日本人が一番かわいいから好きだ」
「如何にもその通り!!」などと語り出した。どうも酒が入るとこんな話ばかりしてしまう。無論、同意を求めた我々なのであったが、女どもはズバッと祖国を投げ打ち、
「いや、でもヨーロッパ君たちほんとオシャレ」
「背たけぇし、かっけぇ、結婚してぇ、てかその前に付き合いてぇ」と、夢見るようなワクワクスマイルで語りやがった。これは日本男児のピンチではなかろうか。ここに、実地アンケート調査の結果を発表したい。

女A「ヨーロッパ君が好き 理由 オシャレでイケメンだから」

女B「ヨーロピアンが好き 理由 背高くてかっけぇから」

男N「日本人が好き 理由 かわいいから」

私「日本人が大好き 理由 言葉が通じるから」

驚いてくれるな男子諸君!私の正確な実地アンケート調査によれば、日本の男性100%が日本の女性を好きだと雄叫びをあげているのに対し、日本の女性100%が日本人よりもヨーロピアンズのほうに魅力を感じちゃっておられるのだ。さて、どうする諸君!親に従い、夫に従い、子に従ってきたレディたちの逆襲が、今まさにリアルな形となって発現しているのである!古来より日本の家を守ってきた家長たちは、とうとう独りぼっちになり、台所を守っていたはずの女性たちは、一斉にJALに乗って海の向こうへ飛び立とうとしているのだぞ!なんか寂しくないか?男の意地を見せつけろ!頼朝公や信長公がこれを見たら何を思うか。事実、外面では魅力に劣るのかもしれない。しかし、だからと言って卑屈になるな!せっせと内面を磨け!日本男児の粋なところを見せてやれ!粋だ!粋!粋!粋!粋で勝負しろ!粋な男が少なくなってんだ!カラ元気で良いじゃないか!やってやろうぜ!


        「男なら 粋で優しい 馬鹿でいろ」 桑田佳祐

2016年10月4日火曜日

クライマックスシリーズ

こんにちは。北村和也です。
そろそろプロ野球が熱くなってくる時期ですね。プロ野球選手は努力を隠す天才です。
たいしてメディアにキツイ練習風景が取り上げられることもなく、華やかな試合中継が流れる。
皆に見てもらうのはプレーや結果だけ。
途中過程は見てもらえません。
あの人たちはかっこよすぎます。

受験は同じ感じがします。
一人で単語帳とか参考書を見ている時間は評価されず、
紙媒体のテストで決められてしまう。
なんとも無残です。
結果が出ないと「しっかり勉強してる?」と言われ、キレたくなります。
努力をしていなくても誰にも気付かれなければ怒られません。
けど努力している人はかっこいいです。
「結果」として表さなきゃいけない世界で「結果」を出すのは難しいです。
けど努力している人はかっこいいです。
それだけです。
では。

2016年10月3日月曜日

できたことノート

こんにちは~!アシスタントアドバイザーの浜村です。
10月になりましたね^^10月は一番好きな月なので毎日テンションが高まっています!

先月は映画鑑賞の秋を楽しんだので、今月は読書の秋を楽しもうと思っています^^
さっそく1冊読み終えたので紹介しますね~。
小説をたまに読むのが好きだったのですが、この前初めて自己啓発本を読みました。一番目立つところに置いてあったのでつい買ってしまいました。ミーハーですね~

その本は『できたことノート』という本で、名前の通りできたことをノートに書いていこう!という内容です。
私は基本的に毎日をのんびりと楽しんでいるのですが、実はたまーにネガティブ思考になることがあります。落ち込む日がなくていつも楽しく笑顔で過ごせたらいいなあと思っていたときに、この本を見つけ、読んでみようと思いました^^
その本を読んでから、毎日寝る前に1日3個できたことをノートに書いています。
できたことは、「朝ちょっと早く起きれた」や「5分前行動ができた」など、誰でもできる全然たいしたことないことばかりです。
ですが、些細なことでも自分を褒めてあげるだけですごく自信がついてポジティブ思考が定着するようになった気がします^^

受験生の皆さんは、いまの時期に周りと比べて全然ダメだと思ってしまったり焦ってしまったりするかもしれません。そんなときは、「今日は単語を〇個覚えられた」や「チェックテスト満点だった」など些細なことでいいのでノートに書いて、寝る前に自分をいっぱい褒めてあげてください^^
きっと自信がついて、毎日の勉強が楽しくなるはずですよ^^

2016年10月1日土曜日

華の金曜日!



こんにちは、アシスタントアドバイザーの福田です!


大学の授業が始まり二週間ほど経ちました。


大学では好きな授業を選ぶことができるので、なるべくみんな朝早い1限や


帰宅が遅くなる5限は避ける傾向にあります。


しかし、華の金曜日の5限に気になる授業があったのです。


それは、社会人のひとのためになる講演をきき、自分の人生キャリアに


役立たせるというものです。


しかし、お家でゴロゴロする時間が長いほど幸せを感じるわたしは、


その授業を取ろうか迷っていました。


結局その授業を取り、昨日ちょうどその授業を受けてきました。


そこで学んだ思考についてお話したいと思います。


その方が御自身のモットーにしていることは、


「すべての結果は、自分が望んで創っているものであるととらえること。」


と仰っていました。


この思考でいればなにが良いかというと、


「どんな状況であれ、自分が創り出しているからこそ自分で変えられる!」


と思えるところです。


いまこのブログを読んでいるあなたが、


この思考で目の前の壁を乗り越えていってくれたらと思います。


この言葉は「自分へ」でもあるので、わたしもがんばります!




読んでいただきありがとうございました。













2016年9月30日金曜日

現在進行形

こんにちは。
河合塾マナビス横浜駅西口校アシスタントアドバイザーの田中です。
ブログを書いています。現在進行形です。
ブログの記事がここ3回タイピング、スピーキング、スリーピングです。
韻を踏んでいます。現在進行形です。
お腹がすきました。これは現在進行形にはできません。

現在、私は先輩方に仕事を任せてブログの執筆をしているにも関わらず、まったく書くことが思いつきません。
画面をにらみ続けて30分が経ちました。
ですが人生にはこういう時間が必要です。

LIFE
IS
MONEY

人生はお金。

みなさんは何の為に勉強しますか?

わたしは今商学部でお金の動きについて学んでいます。
それはよい未来のためです。
良い未来を作るのは常に私達、若者です。

MONEY
IS
POWER

お金は力。

つまり、人生は力です。
LIFE
IS
POWER

筋肉をつけましょう。

河合塾マナビス横浜駅西口校では、いつでも生徒を募集しています。

では。

2016年9月28日水曜日

sleeping

こんにちは。気分屋の北村和也です。
今日は家を出た瞬間に雨が降り始めました。最高ですね。
僕は全てのことをポジティブに捉えるようにしています。
どんなにネガティブなことがおきてもその中からいい面を見つけ出そうとします。
受験勉強は不安なことばかりです。
ネガティブになればなるほど自分で自分を追い込んでしまいます。
でも実際きれいごとを考えたことはありません。
気分屋なので今はそういうことを書きたい気分なだけでした。

辛いとき、悩んでいるときは目をつぶってみましょう。寝れます。
受験生だからって寝てはいけないわけではありません。
あなたが話している時間、ケータイをいじっている時間、
歌っている時間、ボウリングをしている時間、ブログを見ている時間。
勉強に当てていない時間は何してもいいのです。
それなら寝ましょう。幸せに寝ましょう。おやすみなさい。


2016年9月27日火曜日

ブログ

こんにちは。大学生の北村和也です。
今日から僕の秋学期の授業が始まりました。
2時間目は英語。スピーキングです。
4時間目はスペイン語。今日は2つも授業がありました。ハードです。

大学の語学の授業を受けていて思うのは、基本的なことは中高で全て学ぶことが出来るという事。中には文法を習う授業さえあるようです。大学に行ってわざわざ文法を学ぶのは二度手間な気が少ししてしまいます。大学で有意義な勉強をするためには中高での勉強がとても大事です。
受験勉強で学んだことは、入試本番だけでなくて今後活かされてきます。
その先を見据えて勉強できたら素晴らしいことなのかなと思います。

大学は将来目指す自分の姿に応じて授業を取ることができます。
その時に何の不自由もなく思い通りに履修できたらその分多くのことを学べます。
将来の夢のためにも頑張ってみてください。

短いですが以上です。
では。

2016年9月26日月曜日

たいぴんぐれんしゅう

こんにちは。河合塾マナビス横浜駅西口校アシスタントアドバイザーの田中です。
 
最近タイピングを早くしようと思っています。
タイピングが早くなったら、レポートが早く書けるようになります。
レポートが早くなったら、勉強の効率もよくなります。
勉強の効率がよくなったら、大学の成績が上がります。
大学の成績がよくなったら、精神的にも余裕が出ます。
精神的にも余裕が出来たら、アドバイスタイムでもみなさんによりよいアドバイスが出来るようになります。
アドバイスタイムでも皆さんによりよいアドバイスが出来るようになったら、生徒さんも成績が上がります。
生徒さんの成績が上がったら、生徒さんの志望校合格率が上がります。
生徒さんの志望校合格率が上がったら、河合塾マナビス横浜駅西口校はそれだけ優秀な人材を世に送り出せたと言うことになります。
河合塾マナビス横浜駅西口校がそれだけ優秀な人材を世に送り出したら、いずれその中から国の要となるような人も出てきます。
河合塾マナビス横浜駅西口校野中から国の要となるような人が出てきたら、当然その人はテレビに出ます。
 
そしてテレビを見ながら私は言うのです。
「ああ、河合塾マナビス横浜駅西口校のアシスタントアドバイザーをやっていてよかった」と。
 
最近タイピングを早くしようと思っています。
タイピングが早くなったら、みなさんにいちはやくブログをお届けすることが出来ます。
細々と伸びていくブログのアクセス数は、私たちが積み重ねてきた記事の一個一個を象徴するかのようです。
 
そして受付の端っこでブログを書きながら、私は言うのです。
「ああ、河合塾マナビス横浜駅西口校のアシスタントアドバイザーをやっていてよかった」と。
 
最近タイピングを早くしようと思っています。
タイピングの練習に励む私を尻目に、今日も生徒たちが続々と来校しています。
河合塾マナビス横浜駅西口校に、明るく元気な「こんにちは」「おつかれさま」「さようなら」の声がこだましています。
生徒たちはみな、目を輝かせて勉強に取組んでいます。
国の要にはなれなくたって、それぞれが特別なオンリーワン。

そして生徒のみなさんと接しながら、私は言うのです。
「ああ、河合塾マナビス横浜駅西口校のアシスタントアドバイザーをやっていてよかった」と。


みなさんも、河合塾マナビス横浜駅西口校の生徒の一員となり、喜びに胸を震わせましょう。
 

2016年9月25日日曜日

マナビス創世記 弐

「まぁ、そんなところにお座りになっては、お召し物が汚れてしまいますわ。あら、もうそんな茶色に」
「いいんだ、服なんぞ少し汚れている方がむしろハイカラでロオマンチックというものだろう。ほら、君も是非座りたまえ」
「はぁ、しかし、」
「海が見えるんだ、多少の汚れなどかまわんだろう」
「立っていた方が海はよく見えますけれど」龍、ようやく腰を下ろすが、土にめり込む膝が気になり、なんとも落ち着かぬ様子である。
「おい、海はどこまで続いていると思う?」
「どこまでも続いてとうとう背中に至るのだと伺いましたよ」
「そうだ、海はどこまでも続いてとうとう背中に至るのだ、おそろしいなぁ!ハハ!」全く快活な笑顔である。
「虎右衛門様」
「ぬ、どうした?」
「先程おっしゃられたハイカラとは何のことでしょう?あとロオマンチックでしたか?」
「成程難しいことを聞きやがる、ヘヘ!」虎右衛門、腕を組み足を組み、腕を解き足を解き、眼前の大海を眩しそうに見つめながら、始末の悪そうに笑っている。
「また私には難しいとおっしゃるのですか?」
「いやいや決してそんなことではない。考えてみりゃ簡単だ。ハイカラとは僕のこと、ロオマンチックとは君のことだ」言いながら首をまわしてまわしてぶんまわしまくり、「もしくは海だろう」と。成程海は偉大である。
神奈川宿の外れの外れ、とある酒屋より一里程、神奈川湊を南へ下り、弓手に静かな海を捉え、山をかき分け坂を越え、坂を坂を坂を越え、丘を登った草っ原、外国かぶれの伊達男、虎右衛門様のお言葉を借りれば、ハイカラでロオマンチックなデイトスポットとでも呼んだらよいか、後の人此処をして、港の見えるおかもんぺとか言ったそうな。季節は春、天気は晴れ、呑気な雲の下、花を摘み、虫を追い、書物を枕に、呼吸を数える二人であったが、いつもは静かに昼寝の海が、なんだかわさわさ慌てだした。
「ぬ、潮が高いなぁ、もうそろそろ日暮れかな」
「あら、せっかく着物を汚したのにもったいない」
「よし、江戸に向かって屁をこいたら引き返そう、雨も降りそうだ」
「またそんなこと、バチがあたりますよ」
ぐんと起き上がった虎右衛門、ちょっくら様子を確かめようと、近づいてみると驚嘆した。黒い大きい船である。大きいどころじゃなく大きい。いつも神奈川湊で見ている五十倍はあろうか。あんなものが浮くはずがない。いや、浮くか。虎右衛門、浮力についての拙い計算をしている間に、船は近づき、錨を下ろし、丘に向かってぽんぽんぽん、ぽんぽんぽん、大きい熊のようなものが、こちらへ跳ねて飛んでくる。ぽんぽんぽん。見たこともない服である。髪は犬のように伸ばしている。熊、丘の上で一人海を眺める男を見つけ、仲間とともに丘を歩き出す。一歩が二歩であった。龍、ようやく事態に気づき、虎右衛門に駆け寄り、
「あれが異国人ですか?貴方様を見ておりますが、もしやお知り合いですか?」
「いや、違う。下がっていなさい」
「すごいですわ、すごいですわ」
龍、意気揚々として下がり、これを見つめる。海はどこまでも続きいよいよ背中に至る。熊、別の男を引き連れ、虎右衛門の眼前についに立つ。身構える虎右衛門であったが、熊、別の男が持ってきた狸みたいな形の木の板に、腰をかけた。どうやら椅子である。腰掛けたと思ったが、また立ち上がり、熊、とうとう口を開き、お供の男も口を開いて何か話している様子である。さっと視線をずらすと、なんと我らが虎右衛門も口を広げて話している。何分経ったであろうか。我らが虎右衛門、再び腰掛けた熊と男に身構えながら、そろりそろりとこちらへ向かい、さっきまで枕にしていた書を拾い上げ、さっさと叩き、熊のもとへと歩いていき、また何か話し始めたと思いきや、今度は外国の遊戯か何かであろうか、三人の男順々に立ち上がったり腰掛けたり、尻で順番に椅子を舐め、今や熊は土に座り、連れの男は椅子の上に直立する始末、いつの間にやら先程の書、熊へ渡り、熊、連れの男、虎右衛門、順々に手を握り合い、熊、いよいよ丘を下りる。ぽんぽんぽん、ぽんぽんぽん。虎右衛門、丘の上から一切動かず、ただ船上に戻った熊を見つめ、手を上げるでもなく、声をかけるでもなく、一心に立ち尽くす。船、去り、日、暮れ、虎右衛門、ようやく金縛りが解け、酒屋の娘の方を振り返る。
坂を下り、坂を上るハイカラ男は、あの熊の椅子を頭上に掲げ、興奮冷めやらぬのか、鼻息荒く、足下ふらつき、今にも倒れそうではあったが、頭は冴えていると見え、口ぶりはしっかりとしたものであった。
「あの方はなんだったのですか?」
「彼はアイムペリという名で、教師をしているらしい、外国でな」
「いったい何の話をしていたのですか?」
「椅子をあげるから殺さないでほしい、友達になってほしい、としきりに頼んできた。こちらもただで貰うわけにはいかないと、代わりに書物をあげたら、これまたとても喜んで、君に感謝、君に感謝と何度も手を握ってきた」
「まぁ、素敵。これでもうお召し物が汚れませんね」
「うむ、なんともハイカラな男であった」
ペリー提督率いる黒船来航より、遡ること十四年、天保十年のことである。

2016年9月23日金曜日

雨の日

今日、家からここへ向かっているとき、雨のせいもあってか靴がツルッと滑ってしまい、バランスを崩しそうになってしまった。なんとか転ばずには済んだのだが、前から歩いてきた女子高生二人組がぼくの方を見て
「パナフィス」
「パナフィス」
と、順になっておっしゃられた。
これはいったいなんだろうか。おそらく、くしゃみをした時の「bless you」的な、同時に同じ単語を言った時の「ハッピーアイスクリーム」的なものであり、女子高生の中では反射的に言葉が出てしまうほどに常識的な慣習に違いないと僕は考えた。
電車で横浜駅に着いたとき、向かいに座っていたおばさんが、ツルッとした。いつだって若者の味方でありたい僕は勇気を出して、
「パナフィス」
と、おばさんをいたわるような目で見つめながらつぶやいた。
電車の中がとんでもない雰囲気になった。
乗客の痛いほどの視線を浴びながら、パニクった僕は
「マナビス、マナビス」
と、携帯を見ながら叫ぶようにつぶやき続けた。

2016年9月22日木曜日

にこにこ親父が駅でにっこり ステップ踏んでティッシュを配る


いったい誰に配っているのか いったい誰に笑っているのか


僕には一向分かりはしないが 不思議なステップ


にっこり親父は今日もにっこり スラックスの裾濡らしながら




                          すぐを

マナビス創世記 壱

今から二百年程前の話、龍がまだ天空を泳いでいた時代、江戸より離れること幾数里、武蔵野国保土ヶ谷宿の町外れ、賑わいのある町人通りに、貸金の大看板ぶら下げた、それは立派なお屋敷に、清水学右衛門という男あり。吝嗇で有名な学右衛門だが、やはり親馬鹿はやめられず、その一人息子虎右衛門、ケチな親父の築きあげた、富の恩恵を一身に浴び、あらゆる書物を与えられ、諸外国家の様々の知識を、幼いころより叩き込まれる。息子虎右衛門十五に至り、親の期待に応えてか、才覚いよいよ頭角をあらわし、その非凡な頭脳を認められ、なんと江戸城へ奉公する次第となるが、城内の窮屈な生活に耐えかねてか、わずか二年で城を飛び出し、保土ヶ谷宿の町外れ、立派なお屋敷に戻ってきてしまう。これには激怒の学右衛門、なんとか息子を説得し、城へ戻そうと苦心するが、一向聞かぬ虎右衛門、怒る親父を尻目に見、母に無心した金を懐に携え、いよいよ屋敷を飛び出す始末。齢十八の虎右衛門、何をするやら見当つかず、保土ヶ谷宿より隣りの宿場、神奈川宿の外れに至り、手にした金を叩き起こし、オンボロ屋敷を買い取るも、やはり暮らしの知恵もなく、玄関先に立ち尽くす、やるせもない日々の果てに、向かいの酒屋の看板娘、龍という女に恋をした。とはいえ金も職もない虎右衛門、叩き込まれた学問知識も、無学の酒屋にしてみては、何のことやら皆目分からず、それでもひたすら通い詰め、酒狂いの坊っちゃまと、悪い噂も町に立つ。
「おい、デイトに付き合ってくれ」
「はて、デイトとはなんでしょう?」
「デイトとは散歩のことだ、外国では当たり前のことなのだ」
「はぁ、しかしお散歩はお一人でなさるのがよろしいかと」
「ええい、デイトは語り合うことが重要なのだ、散歩はその口実に過ぎぬ!」
「でしたらわざわざお散歩に行かずとも、ここでいつも私たちは語り合っているではないですか?」
「酒屋ではどうも雰囲気が出んのだ、それに後ろで君の親父が酒を売ってては、弾む話も弾まない、とにかくデイトは遠くへ行けば行くほどいいものなのだ」
「なるほどそれなら承知しました。父上様、私デイトに行って参りますわ」
「馬鹿、そんな大声で親父に言わなくとも、するりと歩き出せば良いのだ。親父は君が豆腐か何か買いにいくのかと勘違いしているではないか」
「ではするりと参りましょう」
「こら、男が先に歩くものだ」
こうして虎右衛門、向かいの家から自分の家まで往来の幅わずか六めーとるを、娘に渡って来させるために、歩いた距離は幾千里、その日暮らしで稼いだ金は、すべて草履の新調に消え、娘と武蔵をむさぼり歩く。

2016年9月19日月曜日

今日のAA

今回は本日出勤しているAAを紹介します!!


こんにちは。AAの浜村です。
現在大学4年生で、大学ではスペイン語を勉強しています^^
大学からスペイン語を始めたので、少し大変なこともありましたが語学の勉強が好きなので楽しんでいます。
趣味は食べることとお家でまったりすることで、一番好きな調味料はケチャップです。
最近はいい香りのものにはまっていて、お家で寝る前にアロマキャンドルをつけて映画鑑賞したりして女子力高めな時間を過ごしています^^笑
おすすめのごはんや映画などたくさん教えてください~


こんにちは。AAの桑名です。
現在大学3年生で、大学では日本史を中心とした歴史を勉強しています^^
受験期に歴史の勉強が好きになり、この学科を志望しました。特に仏像を眺めるのが好きで、仏像のまねをするのが得意です。
趣味は、チアダンスやアウトドアをするこで、好きな調味料はシナモンとソースです。
最近は旅行に行くのが好きで、この夏5回ほど旅行に行き、散財しました。
おすすめの観光地などたくさん教えてください~


こんにちは。AAの川崎です。
現在大学1年生で、大学では遺伝子を中心とした生物を勉強しています^^
受験勉強をしていて生物の勉強が好きになり、大学でも生物の勉強をしようと思いました。
趣味はバレーボールをすることとバスケを観ることで、好きな調味料は黒胡椒です。電動の胡椒入れを持っています。
最近はジェットコースターによく乗っています。夏休みにディズニーと富士急合わせて4回行きました。
おすすめのアトラクション教えてください~


こんにちは。AAの平野です。
現在大学院1年生で、大学院ではロボットを作っています^^
受験勉強をしているうちにロボットの魅力に気づき、ロボットを作ってみたいと思うようになりました。
趣味はバドミントンとスノボで、好きな調味料は辛子です。
最近はドラムを演奏するのにはまっていて、暇なときに部屋で練習しています。
おすすめの音楽があったら教えてください~


たくさんのAAがいる横浜駅西口校にぜひ遊びに来てください^^

2016年9月18日日曜日

和田・井上・浜村の対談

和田「こんにちは。浜ちゃん最近どう?」


浜村「最近楽しいですよ~。映画鑑賞にはまってます。」


井上「僕もです。」


和田「何の映画観たの?」


浜村・井上「「君の名は!!」」


和田「俺も観たわー。号泣したよね。」


浜村「しました!!すごくいい話でしたよね~」


井上「僕は全く泣きませんでした。」


浜村「心がない人間だね。。。」


和田「まあまあ、映画の見方は人それぞれだもんね。」


井上・浜村「「そうですね~」」

2016年9月17日土曜日

他の追随を許さない。

どうも。北村和也です。
最近、筋トレにハマっていて、いわゆるウエイトと呼ばれるものだ。
しかし、僕自身努力というものがとても嫌いで、できるだけセンスで生きていきたいと思うのが本心であり、まさか「自分で自分を痛め、自分が苦しくなるまで追い込む」なんてことは珍しいことだ。
2度目であろうか。人生で。受験生のとき以来だろう。感覚が似ている。
例えば、ベンチプレスをしていたとしよう。「なぜこんなに重いものを持ち上げなければならないのだろう。」 「つらい。」 「果たして意味があるのだろうか。」
こんなことを少なからず2回は考えながらやっている。
人間そんなもんだ。自分を追い込むなんてしないほうが幸せかもしれない。
だって僕はセンスで生きていきたいのだから。
ただ、著しく得られるものがある。それは達成感自分の成長だ。
始めるきっかけなんて何でもいい。早く始めた人間が有利なのだ。
このことに気づいた今、優勝のために努力しようと思った。

勉強も似ている。始めたてのとき教科書を開くことさえ嫌だった。まして座ることさえ。
「つらい。」 「果たして意味があるのだろうか。」まったく同じことを思っていた。
しかし、全力で勉強しきった日の達成感は他の追随を許さないものだった。
達成感のある日々を続けたことによって、自分の成長を感じられた。
この二つがあるから続けられたのだろう。
皆さんもなにか自分のモチベーションとなるものを見つけて頑張ってください。

今だけ意識が高いですが、寝れば元通りになるので心配しないでください。

2016年9月16日金曜日

秋はいいね

こんにちは!!!アシスタントアドバイザーの浜村です^^
皆さん元気ですか?学校が始まると楽しいけれど疲れやすくなりますよね。
横浜駅西口校でも体調不良でお休みする生徒さんが増えてきました。無理しないで休むときはしっかり休んでくださいね^^

いきなりですがこの前シンガポールに行ってきました~
屋上に船の形をしたプールがある、有名なホテルに泊まって勝ち組のような4日間を過ごしました^^シンガポールの綺麗な夜景を見ながらプールに入ったり水のショーを見たり本当に夢のようでした~!
シンガポールの常夏で陽気な雰囲気が大好きで、ここ6年間で3回も遊びに行っています。2年に1度のペースですね~。将来はシンガポールに住みたいくらい好きな国です。

そんな私ですが、一番好きな季節は日本の秋です。秋の夜にお散歩するのは風情があっていいですよね。帰国した瞬間に、夏と秋の間のようなにおいがしました。いつもは苦手な雨の日も、秋だったら好きになります。部屋の窓を少し開けて、秋の雨音を聞きながらアロマキャンドルを焚いてのんびりする時間は本当に幸せです。

みなさんも、マナビスからの帰り道に秋を見つけて小さな幸せを楽しんでください^^

2016年9月15日木曜日

罪と罰

こんにちは。横浜駅西口校アシスタントアドバイザーの田中です。


ブラインドタッチができるようになったアシスタントアドバイザーの田中です。
嘘です。ブラインドタッチは結構昔から出来てました。
嘘です。今も「結構」と打つたびにタイプミスしまくって普通に滅茶苦茶イラついてます。
嘘です。私は普段から温厚なことで知られているため、滅多なことではイラつきません。
嘘です。私がタイプミスするのはこのパソコンの「K」が壊れているせいなので、私は悪態つきまくってます。
嘘です。KだけでなくNも壊れてるっぽいです。買いなおしてほしいです。
嘘です。パソコンを買いなおすとデータの移行などで大変に面倒くさいことになるので、このままでいいです。
嘘です。たぶん何かデータ移行の簡単なやり方があるはずなのですが、機械音痴な私はそれを知らないだけです。
嘘です。機械音痴というわけではありません。横浜西口校専属エンジニアと言えばわたくし田中と言えます。
嘘です。機械理工学部の先輩方に殺されます
嘘です。殺されません。やさしい先輩方は私のことをつねに温かく見守ってくれています。


私は嘘をつきますが、努力は嘘をつきません。
努力するなら河合塾マナビス。

2016年9月14日水曜日

最近観た映画②


こんにちは、アシスタントアドバイザーの濱です。
最近は少し涼しくなってきて過ごしやすいですが、季節の変わり目は体調を崩しやすいので気をつけましょう~!




さて今回は私が1か月半ほど前に観た映画『ターザン REBORN』を紹介します!
このターザンは「REBORN」というだけあって一般的なターザン、すなわちディズニーのアニメーション映画『ターザン』から見てその後の時系列のお話でした。

『ターザン』も以前紹介した映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』と同様にCGを使ったグラフィックが素晴らしい映画でしたが、『ターザン』は『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』とは違ってYAHOO映画の評価もまあまあ高めでした!

そしてターザン役はもちろんかっこよかったですがヒロインが美しすぎでした~


ストーリー的には突っ込みどころ満載でしたが、動物がリアルでジャングルがとても美しかったです。

家族を守るためにターザンはとても頑張っていました!
みなさん受験生も志望校合格目指して頑張りましょう!


ヒロインのマーゴット・ロビーがハーレイ・クイン役で出演する現在公開中の『スーサイド・スクワット』も楽しみです!

2016年9月13日火曜日

思想

こんにちは。北村和也です。
昨日まで山形に野球合宿に行っていました。今夏、山形は二回目で一ヶ月くらいをあの田園風景で過ごしています。ハプニング続きの合宿で、様々なことを経験しました。
①5泊する予定の宿が1泊目に食中毒で閉鎖。
②広げた荷物をすべて片付け、宿を移動することに。
③移動した宿のキャパがなく、4人部屋に10人詰め込む。
④4日目に移動したグラウンドが青く、草が大量。
⑤練習メニューのスタートが草むしり。
⑥基本的に悪天候の予定。
いろいろありましたが、充実した合宿でした。
この合宿が教えてくれたことは、「今あるものに満足して感謝しろ」ということです。
初日に宿を失い、4日目に快適なグラウンドを失いました。
失うまで気づかないことがたくさんあります。
あの宿に帰りたい、あのグラウンドに帰りたい。
今の現状に感謝して、毎日生きてみてください。
そうすれば皆さんの毎日は輝くと思います。
受験生の皆さん頑張ってください。
思想強めでお送りしました。
では。

2016年9月12日月曜日

九月十二日のブログ

受験生の皆さん、こんにちは!河合塾マナビス横浜駅西口校アシスタントアドバイザーの田中です。今日も元気に一日がんばっていきましょう!


私が待機している受付の前ではただいま生徒たちが夕食をとっています。とても美味しそうな匂いが漂ってきます!!!!!!
私が世界で一番好きな食べ物はレバ刺しです!!
が!
現在レバーの生食は法律によって禁止されています!!!!!!!!
一番好きな食べ物が法律によって禁止された時の苦しみ、みなさんにはお判りでしょうか!!!!!!
私は泣き叫びました!!!!!!!


みなさんも法律で禁止されるくらいの熱意を持って勉強に励みましょう!


受験勉強するなら河合塾マナビス!!!!!
みなさんのサポートを務める職員やアシスタントアドバイザーは、レバ刺しより生徒の笑顔と努力が大好き!!!!!!!!!!!!!!!!
みなさんの受験を全力で支えます!!!!!!!
生徒たちも燃えています!!!!!!!!!!!
ブログ読者のみなさんも燃えましょう!!!!!!






受験は気合だ!!!!!!!!!!!!!!!

2016年9月11日日曜日

センター試験

 こんにちは。アシスタントアドバイザーの堀口です。
 今日、校舎では全学年を対象にセンター過去問練習会を行っています。皆、テストに集中しているため、校舎がすごく静かです。

 練習会では2016年度のセンター追試試験を使用しているため、いつもより難しいと感づいた生徒も多かったみたいで、「なんか今日、(試験)時間がたつの早かった!」と言われました。

 「ん?追試って何?」って思ったそこのキミ!センターの追試験というのは、本試験を体調や天候などのやむを得ない事情で受験出来なかった人のための救済措置として、本試験の一週間後に行われるセンター試験のことです。もし、追試と本試の難易度が一緒だったら、みんな風邪ひいて本試休んじゃいますよね。だから、追試の方が本試より難しく作られているんですね。

 高3生は、もうあと1、2週間でセンター試験の出願が開始されます。時が経つのは早いですね。あとセンター試験まで4カ月しかありません。でも、まだ4カ月あります。
この「しか」と「も」を使って自分のメンタルをうまくコントロールして残りの受験生活を乗り切っていけると素晴らしいと思いますよ^^

2016年9月9日金曜日

9月9日。



お久しぶりです。アシスタントアドバイザーの東です。


高校生の皆さんは新学期が始まり、高校と塾または自宅などの往復でまとまった自習時間がとれなくなり、さぞかし忙しくなってくることでしょう。

そんな私も新学期となり、朝8:50から夕方16:30までぶっ通しで授業を受ける生活がまたしても始まりました。ほとんどの大学生は9月後半や10月から新学期だというのに不公平極まりないと思います。

しかし3年の後期からはついに循環器内科(循環器とは、血管やリンパなど体を循環するものを助ける臓器、つまりは大体心臓のことです。)や消化器内科、麻酔科、腎臓内科などの臨床系の講義が始まり、やっと医学部に入ったんだと2年越しに実感し、わくわくした毎日を送っています。


高1・高2の皆さんはまだまだこれからたくさんのことを知ることになります。文系大学を目指す人は生物・化学・物理を、理系大学を目指す人は日本史・世界史・地理を、今しか学べない分、大事に授業を聞いてもらいたいなと思います。これは私の高校時代の唯一といってもいい後悔で、私は日本のことや世界の歴史がほとんどわかりません・・・。Qさまなどを観ていても答えられないので観なくなってしまいました。

高3の皆さんは早い人はもう全ての範囲を習ってしまい、新しく知ることがほとんどないという人もいるかもしれません。しかし今まで習った範囲もよく勉強してみると新たな発見もたくさんあります。また新しく知ることで既知の知識をまた異なった視点から観ることができるようになると思います。


日々、新しく知ることを大事にしてすごしてみてください。
何故かとても真面目な文章になりました。





あと、明日9月10日(土) 20時から、われらがエース?アシスタントアドバイザー辻による英語の授業が横浜駅西口校にて行われます。
英語の基本となる内容になると思いますが、英語が苦手な人・苦手意識はなかったがマーク模試で破滅した人など、ぜひぜひ参加してください!



2016年9月8日木曜日

こんにちは、辻です。
皆さん、秋ですね。秋は最高です。特に日本の秋は相当すごいと思います。


私は以前オランダに住んでいたことがあるのですが、ヨーロッパは夏以外最低でした。
秋は大体雨です。
雨と風ですね。

冬は地獄です。寒いです。
後、雨です。暗かったりします。

去年のロンドンは約一ヶ月間晴れの日がなかったみたいです。
暗いですね。

日本の秋は趣深くていいですよね。
たまには、外で秋を楽しみながら勉強してみてはいかがですか。

それでは

2016年9月6日火曜日

たたかい

諸君!元気か?楽しく過ごしているか?私は元気だ。いつだって私は元気に満ち溢れている!
この文をいったい誰が読んでいるのか分からないが、精いっぱい応援を送ろうと思う!
君!君は美しい!君が勉強をする姿はとても美しいぞ!私はいつだって感動しているのだ!今だって自習室とこちらを隔てるガラスをぶち破って、君たちひとりひとりと熱い抱擁を交わしたいほどである!私は実際情熱家なのだ!ここだけの話私の平熱は49度である。これは私の心臓が常に情熱に燃えたぎっているからであろうと思われる。君はどうだ?君の心臓は燃えているか?恥ずかしがることはない、燃えているならその情熱に身を任せて泥の中を突っ走れ!走れ!run!runrunrunning!しかし、私のことをみくびってはいけない。私がただの熱血バカ教師だと思ったらそれは大間違いだ。私は氷の脳みそを持っている、いや氷の前頭葉、いやcool zentouyo!I have cool zentoyo!!ice!私は私の燃えたぎる心臓をコントロールする氷の前頭葉を持っているのだ!私の顔がテカっているとき、それは汗ではないぞ!それは結露だ!氷と炎の結晶水なのだ!燃えたぎる心臓を持っている君!それをこんとろーるしよう!勝つ者は勝つことを知っているのだ!それが自信だ!It is earthquake!泥の中を突っ走る美しい君!最後に必ず勝て!勝つから勝負は楽しいんだは仙道のセリフ!勝つまでやるから負けたことがないはパチンコ狂の私の母親のセリフ!勝とう!win!win!not lose!!
さらに美しくなった君たちと会える日を楽しみにしている!元気でいこう!絶望するな!




しみずすぐる

2016年9月5日月曜日

息抜き2

 思い出し笑いを必死でこらえてなんとか席にたどり着く。笑いが止まらない。授業見てても、参考書見てても、何にもしてなくてもなんかこみあげてきちゃって本当につらい。この左右の壁が無かったらきっと私やばい人だ。左右の壁マジサンクス。かっこよく言うと左右の壁じゃなくて「ブース」っていうらしい、あの人たちが言うには。ここに来てはじめて知った言葉だけど、私は意外とお気に入りよ。辞書で引くとbooth。小さく仕切られた空間。まったく英語も素敵な単語を持っていてあなどれない。私は「お城」と訳したい。あるいは「夢」でもいいかもしれない。つまり、私だけの空間である。優男、メガネ、黒木などの教師たちは、時々、この教室内を悠々闊歩しながら、私たちのお城を自由に見て回るが、それが私にはうらやましくってたまらない。私だってお城めぐり、ロマンティック街道を旅行したいのだ。空いてる席を探すときに、なるべくたくさん覗き見るようにするが、本当にみんな個性的で素敵で、それだけでも塾に来た甲斐があったと思えるほどである。しかし、私は一日一回しか街道散歩を楽しめないために、その変化を見届けることはできない。情熱がほとばしる作りたてのお城もいいし、哀愁漂う朽ちかけのお城も見てみたい、そして何よりその過程を見てみたいのだ。私の隣によく座ってくるシャー芯カチカチ男のお城はスッキリしていて、その外観の華やかさよりも、むしろ実用性に重点を置いており、「勝つための城」といったところであろうか。しかし、あの坊主くんのお城は絢爛豪華素晴らしい。野球をやらしておくのはもったいないくらいに、繊細かつ大胆なその城構えに巧みな色使い。机の最上部に置いた銀地に黒字のエナメルカバンには、王者の自信ともいえよう風格が漂っているが、着目すべきはその鮮やかな内装である。壁の色が見える部分はほとんど無く、大小様々な参考書が左右の壁を完璧に覆い、その参考書の色がこれまたいい。緑の本はどこで買ってるの坊主くん。私ははじめてあの坊主くんの国宝級のお城を見たときに、すぐさま彼を椅子からどかして、その中央アジアの大草原のど真ん中で眠ってみたいと真剣に思った。けれどもやっぱりパソコンが微妙よね。映像が流れているのはもちろん、消えたときに私の顔が映るあの瞬間で一気に現実に引き戻されちゃうし、何よりも、あの絡まって下に引っ張られているコードを見ると、ここはロマンティック街道でもお城でもない「ブース」なのねってがっくりきちゃう。てな話を黒木にしたら、散々私を笑った挙句、パソコンの無いブースあるよ、と神妙ぶって語るのである。うるせぇ、そんなの知ってるわ黒木。パソコンの無いブースは数字が嫌い。80やら90ってなんか圧迫感あって息が詰まると言うか、先を急いでいるような気がどうもしちゃって落ち着いて座っていられない。だからといって、一桁の数字もなんだか寂しくて嫌だし、とにかく私のロマンティック街道巡りは苦難の旅なのだ。トントン、と肩に伝わる衝撃で私は目覚める。見上げると、黒木が、頑張れと小声で言っている。突然の訪問者に驚いた私は、急いでお城の外観だけでも取り繕うのだが、おもてなしの準備ができたときには黒木はもう次の街へと繰り出しており、私の努力は徒労に帰す。けれど私はめげない、しょげない、またのお越しをお待ちしております。
 あいかわらず授業は全く頭に入ってこないが、きっと人が多すぎて、酸素が足りていないに違いない。そしてそのせいで、私の脳は機能を失っているのだ。私は人より酸素の影響を受けやすい人間のような気が前々からしていた。だって山とか田舎とか好きだし。この教室に木でも植えてやろうかしら。いい加減同じ景色にも飽きてきたところ。あぁ、旅行とかしたい。太陽直撃照り返しビリビリじゃなくて、涼風ピロピロ木漏れ日チロチロくらいの森の中の避暑地!だけど蝉いたらどうしよう、とか考えてたら余計に集中できるはずもない。おーい、お城の向こうの受験生さーん、今何考えてるのー?画面を避けるように右向き左向く私はやっぱり少しおかしいのかもしれない。さてさて、この辺でそろそろ息抜きにでもでかけようかしら。きっとその後で勉強してやるんだから。あー、笑いが止まらない。

2016年9月4日日曜日

和田と浜村の対談

こんにちは。アシスタントアドバイザーの和田と浜村です。


和田「もう秋だね」


浜村「そうだね~。和田さんの夏はどうでしたか~?」


和田「僕の夏は旅行したり、バイトしたりとても充実していたよ。浜村さんはどうだった?」


浜村「私は今月の海外旅行のために夏はたくさんアルバイトをしました。生徒の成長みれて楽しかったよ~。」


和田「海外旅行はどこいくの?」


浜村「シンガポールだよ~」


和田「へー。」


浜村「シンガポールは暑いからメイクが落ちないようにしなきゃ~」


和田「メイクで一番崩れたくないとこは?」


浜村「眉毛ですね~」


和田「なんかこだわりあんの?」


浜村「眉毛の形があんまりよくないから平行な自然な眉毛にするように毎日眉毛だけに15分かけてメイクがんばってるよ~」


和田「へー。」


浜村「興味なさそうですね~」


和田「興味ないよ」


浜村・和田「みんなも何かにこだわりを持って生活しましょうね~!」

2016年9月3日土曜日

九月二日

こんにちは。
河合塾マナビス横浜駅西口校アシスタントアドバイザーの田中です。
学生の皆さんは夏休みも終わり、学校で勉学にいそしんでいるころでしょうか?
休みが終わるとなんだか腑抜けちゃいますよね。

腑抜けるといえば、わたくし先日ボートに乗りました。人生の舵取りは出来なくてもボートの舵取りはできる!と勢い込んで乗り込んだものの、普通に腕が疲れて秒速で同行者に舵をパスしました。

腕が疲れるといえば、勉強すると腕が疲れちゃいますよね。そんなときはストレッチをして疲労を回復しましょう。腕の筋肉とかを伸ばす感じのストレッチがお勧めです。

疲労回復といえば、受験のお供にはやっぱりエナジードリンクですよね、私は現役時代、モンスターエナジーゼロを飲んで自習に臨んでいました。正直効き目など気休めのようなものでしたが、モンスターエナジーゼロは味がおいしいので飲んでいました。

味がおいしいといえば、皆さん食欲はありますか?受験を乗り切るためにはやはりご飯をもりもり食べて体力をつけなければなりません。私は受験の2週間前に生牡蠣と生レバーをもりもり食べ、食中毒で6日間ほどまったく勉強できませんでした。レバーは加熱して食べましょう。

レバーといえば、生物選択の皆さんはきちんとホルモンの勉強をしていますか?ホルモンの分野は生物選択者の多くが最後まで悩み苦しまされるところです。今のうちからきちんとつめ、他の受験者との差をつけて置きましょう。

他の受験者といえば、みなさんは模試の間、他の受験者が気になって勉強できないことってありますか?私は毎回隣の人の志望校やレベルが気になってまったく問題に集中できないタイプでした。本番の試験会場には、模試の会場以上に個性豊かな人々がたくさんいます。早稲田の受験会場なのにすまし顔で東大などの赤本を広げられることなど日常茶飯事です。私も対抗していかにも余裕そうな表情でスマホのゲームなどに勤しんでいましたが、普通にやめたほうが良いです。直前はきちんと参考書などを見て脳に知識を詰め込みましょう。

参考書といえば、みなさんはもう愛用の参考書を決めましたか?参考書はいくつもいくつも手を出すものではなく、やはりひとつのものを何回も解きなおしたほうがよいと思います。私は文法の問題集だけで5冊持ち、日本史の参考書にもバカスカお金をつぎ込みましたが、何の役にも立ちませんでした。

何の役にも立たないといえば、皆さんは自分が何の役にもたたないと思ったことはありますか。私は常に思っています。

常に思っているといえば、最近ずっと漠然とダイエットしてえなあと考えてばかりいます。

ダイエットといえば、もうすぐ食欲の秋ですね。みなさんも模試がんばってください。