こんにちは。河合塾マナビス横浜駅西口校アシスタントアドバイザーの田中です。
もう、2016年最後の火曜ですね。
月日の立つのは早く、臆病な私は身を縮めて時の流れをやり過します。
でも、よく考えたら一年は356日なので、火曜って一年で51回しか訪れないんです。
一年は、短い。
もう、みんなに会うと最近、「良いお年を」と言われるんですよね。
良いお年を。って、おかしくないですか?
良いお年をなんなんだよ。
私はよいお年に対して何をすればいいんだ。
確かに。たしかにですよ。「こんにちは」だって「今日は」なわけです。
ですが。それはもう挨拶として定着している。
それに比べ、「よいお年を」はまだまだ市民権を得ていない、得ていたとしても期間限定ですよ。
なのにまるで世界中の人たちに認められていますとでも言いたげに「よいお年を」の後の省略を私たちに強いてくる。
これはある種の反逆です。
日本語に対してテロ行為を行っているのです。
暴力は、なにも、解決しない。
これは私が尊敬する作家の一人である坂口安吾の言葉です。
嘘ですが。
みなさんは「よいお年を」の暴力に負けないでくださいね。
ではみなさん、よいお年を。