2016年12月30日金曜日

りんご→






-ピーコ君に与える-


清水優






 私は、ゴリラについては自信がある。いつの日か、かならず肩を並べて分かり合える日が来るであろうという自信である。私は、きっと仲間として受け入れられるに違いない。自信があるのである。よくぞ今日まで彼らに話しかけられもせず、呑気に人として暮らしていたものだと不思議な気さえしているのである。諸君、ゴリラは人間である。太古の昔には、人と一緒に焚き火を囲んで、酒を飲んでいたそうではないか。さもありなんと私はひとり淋しく首肯しているのだ。あのゴリラの、器用な指先を見るがよい。ただものではない。いまは、あのように柵の中で睨みを利かせ、文句があるなら暴れ回るぞ、とでも言い出しそうな荒々しいたたずまいをしているが、もともと彼らは人間である。いつなんどき、知性に目覚め、そろそろ外に出してはもらえませんかね、と丁寧な人間の言葉を用いて飼育員に嘆願し出すか、わかったものではない。ゴリラはかならず柵の中に閉じ込めておくべきではない。いますぐ、渋谷や原宿、桜木町にでも彼らを放してみるべきだ。きっと、彼らは順応する。害は、決してない。ためしに、桜木町のゴリラを見てみよう。桜木町駅からランドマークタワーに繋がるあのエスカレーターの上から、まず、ゴリラは登場する。見たまえ、ちゃんと左に寄っているのだ。彼らは人間のじじばばなんぞよりも、よっぽど常識をわきまえているではないか。手すりにもしっかりと手を添えている。そしてゴリラは、そのまま、コレットマーレへと入って行く。当然、服を買うのであろう。『X-LARGE』とかいう、ゴリラがプリントされてあるブランドがあったが、全く見向きもしないようである。どちらかというと、細身のキレイ目ファッションに関心を示している。流行に敏感なゴリラなのであろう。それにしても、あの店員の態度は如何なものだろう。客が服を選んでいるというのに、その純真無垢な姿を携帯のカメラに収め、『ごりら、なう。』などという、糞ほどにも面白くない、つぶやきという名の雄叫びを世に見せ示し、その傲慢な態度とは裏腹に画面の外の世界においては、大切なお客様であるはずのゴリラを異様なまでに警戒し、お金を受け取る際のあの汚物にでも触れるような仕草たるや、なんというあさましさ。人間の恥である。信頼しなければならぬ。裏切られるから、暴れるのであって、信頼していれば、彼らは決して暴れない。もともと真面目で誠実な種族なのだ。
 今年の晩秋、私の友人のゴリラが、ついに人間の裏切りの被害を受けた。いたましい犠牲者である。友人の話によると、友人は何もせずいつもの木の上で寝転がっていたそうだ。すると、先刻からぎゃあぎゃあと騒いでいた人間の小僧が、なんと柵を飛び越えて、こちらへ落っこちてきたそうである。友人は、心配で助けに行こうかと思ったのだが、何か勘違いをされても困るので、やはりそのまま木の上で、無関心を装い、平然と寝転がっていたそうだ。が、その時、友人に注がれる柵の外の人間たちの目の色が冷たく変わっていたという。そして、わざとらしくあくびをした、とたん、銃声が響き、友人は針のようなものに刺されたという。一瞬のことである。友人は、体がしびれ、呆然自失したという。ややあって、くやし涙が沸いて出た。さもありなん、と私は、やはり淋しく首肯している。そうなってしまったら、ほんとうに、どうしようも、ないではないか。友人は、その薬の効果の為、外に出れず、それから二十一日間、狭いコンクリートの部屋で動くことすらできなかったのである。三週間である。動けるようになってからも、しばらくは手足のしびれに悩まされ、一生直らないこともあるそうだ。聞けば、銃を撃ったのは、いつもご飯をくれていた飼育員であった。それを知った友人は、何もできす、じっと堪えて、おのれの不運に溜息ついているだけなのである。しかも、柵の安全性がどうだこうだと言われ、工事するやらしないやら、結局、ようやく体が治ったら、今度は別の動物園へ引っ越すことに決まったそうだ。とにかくこれは、ひどい災難である。大災難である。ご飯をもらうときの、友人の憂慮、不安は、どんなだったろう。友人は苦労ゴリラで、ちゃんとできたゴリラであるから、醜く取り乱すこともなく、三七、二十一日治療を続け、いまは元気に立ち働いているが、もしこれが私だったら、その小僧、生かしておかないだろう。我々人間は、ゴリラの三倍も四倍も復讐心の強い種族なのであるから、また、そうなるとゴリラの五倍も六倍も残忍性を発揮してしまう種族なのであるから、たちどころにその小僧の頭蓋骨を、めちゃめちゃに粉砕し、眼玉をくり抜き、ぐしゃぐしゃに噛んで、べっと吐き捨て、それでも足りずに近所近辺の小僧ことごとく毒殺してしまうであろう。こちらが何もせぬのに、突然バンと撃って攻撃するなど、なんという無礼、狂暴の仕草であろう。いかに人畜生といえども許しがたい。糞餓鬼ふびんのゆえをもって、人間はこれを甘やかしているからいけないのだ。容赦なく酷刑に処すべきである。晩秋、友人の遭難を聞いて、私の人間及びその小僧共に対する日ごろの憎悪は、その極点に達した。青い焔が燃え上がるほどの、思いつめたる憎悪である。
 来年の正月、私は、上野動物園へお見舞いにあがるつもりである。漫画雑誌でも差し入れしようかと考えている。












2016年12月29日木曜日

しりとり

こんにちは。河合塾マナビス横浜駅西口校アシスタントアドバイザーの田中です。
しりとり。といえば、りんごですよね!!!!!!!!!!

わたしはりんごが大好きです。
中高時代、お昼ご飯がりんご2つでした。
毎日毎日、ビニール袋にりんごを二つだけ入れて登校し、お昼になればそのりんごを丸ごとかじっておなかを満たしていました。
芯を捨てるのが面倒くさいので、芯ごと呑み込んでいました。
りんごはさくさくしているし、皮に繊維質が多く含まれているので腹持ちがよく、またりんご専用の冷蔵技術が発達しているため一年中手に入れられ、とても安くおなかを満たせます。
今私は一人暮らしをしているのですが、戸棚に常にりんごを常備しています。
私は基本的に自炊をしないのですが、かといって外でご飯を買う財力もないので、一人の夜はりんごを齧って飢えをしのいでいるのです。
りんごならばゴミも出ないし、洗いものもしなくてよいし、最高です。


まあ、私そんなりんご好きじゃないんですけど。

しいて言うなら、梨の方が好きです。

というか、もし梨が一年中スーパーに並んでいて、皮ごと食べられる安い果物であればりんごはたいして人気が出なかったと思うんですよね。
たぶん1800年ごろに絶滅してたし、ニュートンは梨が落下するのを見て万有引力を発見していたはずです。
りんごは所詮、梨の代用品的な。
「本当は梨食べたいけど、皮剥くのめんどくさいし、今の時期はないし、りんごでいっかなー」
的な。
梨の高貴なみずみずしい食感にりんごが打ち勝つことなど有り得ません。
りんごはどう好意的に描写してもさくさくレベルですが、梨はざらざらでしゃりしゃりでじゅわじゅわです。


今の季節は柿がおいしいので、皆さん柿を食べてビタミンCを取りましょう。
では、よいお年を。

2016年12月28日水曜日

新年!!

こんにちは。アシスタントアドバイザーの浜村です。

もうすぐで年が明けますね!

みなさんにとって今年はどんな年だったでしょうか??

そして来年はどんな年にしたいですか?

受験生の皆さんにとっては、来年は新しい環境に踏み出す1年になりますね^^

私も来年から社会人なので今のみなさんと同じ気持ちです。

ドキドキするけれど楽しみですね!!

来年がキラキラした1年になるように、あと少し一緒にがんばりましょう~

2016年12月27日火曜日

年の瀬

こんにちは。河合塾マナビス横浜駅西口校アシスタントアドバイザーの田中です。
もう、2016年最後の火曜ですね。
月日の立つのは早く、臆病な私は身を縮めて時の流れをやり過します。
でも、よく考えたら一年は356日なので、火曜って一年で51回しか訪れないんです。

一年は、短い。

もう、みんなに会うと最近、「良いお年を」と言われるんですよね。
良いお年を。って、おかしくないですか?
良いお年をなんなんだよ。
私はよいお年に対して何をすればいいんだ。
確かに。たしかにですよ。「こんにちは」だって「今日は」なわけです。
ですが。それはもう挨拶として定着している。
それに比べ、「よいお年を」はまだまだ市民権を得ていない、得ていたとしても期間限定ですよ。
なのにまるで世界中の人たちに認められていますとでも言いたげに「よいお年を」の後の省略を私たちに強いてくる。
これはある種の反逆です。
日本語に対してテロ行為を行っているのです。

暴力は、なにも、解決しない。
これは私が尊敬する作家の一人である坂口安吾の言葉です。


嘘ですが。


みなさんは「よいお年を」の暴力に負けないでくださいね。

ではみなさん、よいお年を。

2016年12月26日月曜日

悲しい大学2年生

拝啓

おはようございます。
今の時間は10時50分です。
朝早いですね-。
今日は生徒からの視線が痛いです。
あれ、こいつクリスマス前後暇なのか?
あれ、またこの顔を見るぞ。
悲しいやつだなー。
様々な心の声が聞こえてきます。
北村はガラスのハートです。
悲しみます。

クリスマスイブイブもクリスマスイブもクリスマスもクリスマス後のしらけた今日も
マナビスで楽しくすごしています。
皆さんはこのような大学生にならぬよう祈っています。

もう11時半ですね。こんにちは。北村です。

敬具

2016年12月25日日曜日

クリスマス




クリスマスなので、今日ぐらいはみんな優しくなって、笑顔で楽しく過ごしましょう。









2016年12月24日土曜日

うれしくって抱き合うよ











好きな人に、会いに行く。










12月23日。太郎はすることがなかった。翌日の為に、何かしら準備が必要になるだろう、と思い、予定を一応空けておいたのだが、すでにひと月ほど前からその準備とやらは完璧に整っており、さて、何をしようか、と自分の無駄な早起きを恨み、ひたすらボーッと過ごしていた。できれば花子に会いたかった。だが、なぜだかそれは格好の悪いことのように思われた。前日に会えば、翌日の特別感が薄れてしまうような、そんな気がしていた。
太郎は、朝食をしっかり食べた。普段は食べない野菜も摂った。そして、ラジオ体操の真似事を始め、好きな歌を歌った。本も読んだ。久しぶりに棚からポケモンのゲーム機を取り出し、同じ棚に埋もれていた参考書で、英語の勉強を少しした。腕立て、腹筋、背筋も鍛えてみた。スクワットは、なんだか笑えた。とにかく、人間として良さそうなことを、全てやっておこうと決めたのである。布団を干す。ベランダから街を眺める。部屋の掃除。風呂の掃除。休憩。花子は、今頃、何をしているだろうか。ストレッチ。バスケットのテレビ中継。けん玉。好きな音楽を聞く。踊る。TSUTAYAに行って、CDを借りた。ついでに銀行でお金を多めに下ろし、帰りに外国人作家の本を買った。日没と同時にランニング。風呂。半身浴。みかんを食べて、早めに寝る。まるで女優さんにでもなった気分だった。









12月23日。花子は布団にもぐっていた。布団の下の、毛布の下、体を小さく丸めて、固く目をつぶっている。けれど、眠っているわけではなかった。目を閉じて、頭を真っ白にして眠ろうとし、あるいは明日の空想に耽り、会話の妄想を膨らませたりしながら、時々、今はもう昼過ぎだろうか、などと考えたりして、再び、眠りが訪れるのを待っているのだ。花子は、眠るしかなかった。いわば、眠りは、早送りである。早く、24日まで、時間をすっ飛ばしたくて、眠るのだ。寝るのが1番手っ取り早い。待ち焦がれる、思いを焦がす、なんてのは勘弁であった。切ないだかなんだか知らないが、花子にとっては、ただつらくて胸が苦しいだけの時間のように感じられた。眠って、眠って、眠り続け、一刻も早く、太郎のもとへ飛んで行くのだ。
何度目かの深い睡眠から起きると、すでに太陽が昇っていた。花子はよくわからなかった。時間を見て、日付を見て、まずい、遅刻だ、とようやく気がついた。12月24日の昼時である。まず、着替えた。いや、ついでにシャワーをぶっ浴びた。鏡の前。食べることなど忘れていた。鏡の前。ちゃんと着替える。鏡の前。家を飛び出す。走る。靴が脱げそうになる。とりあえず走る。コートが、髪が、ブワーってなる。楽しい。駅が見えてくると、不思議と笑いが止まらなかった。いかん、楽し過ぎる。笑いながら、カバンからスマホ取り出しながら、走る。早く、早く、早く着きたい。花子は、もう、楽しかった。













12月24日。達也は、バイトしていた。数学を教えたり、生徒の進路を真剣に悩んだりして、花子のことはなるべく考えないようにしていた。


















12月24日。男は、達也の横で、ニヤニヤしながらキーボードを叩いている。






2016年12月23日金曜日

20代後半のカフェの客達

こんにちは。
今日は冬にも関わらず、暖かく、外でピクニックでもしてやろうかという気候に恵まれました。
冬は寒くていい、暖かくなくていい。
季節には季節の暖かさがよろしい、イレギュラーは必要ない。
室内が嫌いな僕にとって、昼ごろから3時間もカフェにこもるなどもってのほか。
いっそグラウンドで勉強したいくらいだ。
それにしてもカフェにこもり、ブランドものに身を包み、パソコンをカチカチやっている人が多い。
横にいた人がとても意識が高そうだった。
6人ほどで2時間ぶっ通しでサイドビジネスについて胡散臭く話している。
聞き耳を立てていると意外と面白いもので知らないような話が飛び交う。
「昨日クリスマスプレゼントお母さんにもらったんだー。GUCCIのグラサン。」と
20代後半の女性。お前はいつまで親のすねをかじり続けるんだ。
そういってやりたかった。ただ向こうに胡散臭さで勝てず、屈した。
この世界はいろいろな人間がいるなと思った。
様々な生き方をし、様々な考え方の人間がいた。

あの人たちからもきっと学べることがあるだろう。きっと。
いろいろなことを吸収し、成長できたらなと思った。

お疲れ様です。北村和也でした。

2016年12月22日木曜日

こんにちは。

こんにちは、河合塾マナビス横浜駅西口校のアシスタントアドバイザーの清水です。
昨日は冬至。一年の内、一番日が短い日であります。
それを知ってか知らずか、昨晩、風呂に入ると、湯船の上に、ゆずが三個浮かんでおりました。
母の粋な計らいに、嬉しくなった私は、ゆずを鼻にこすりつけたり、浮力を使って逆お手玉をしたりして、普段よりだいぶ長風呂になりました。

なんか日本の古い文化みたいなやつ、いいですよね。
みなさんも、何かあったら是非教えてください。
その時は、内容を短く簡潔に伝えてくれると助かります。

2016年12月21日水曜日

に、ん、じ、ゃ


ごきげんよう、assistant adviserの清水です。
わたくし、実は、忍者でして。
それでいて、実は、わたくし、桑名adviserのことが好きでして。けれど、このことを桑名adviserはまだ知らないし、わたくしもこの先伝えようという意志も無いのでございまして。なぜなら、わたくし、忍者ですもの。忍者に恋は禁物。仕事に支障が出てしまいますもの。手裏剣の回転量は落ちますし、基本中の基本、水上歩行もままならないようなことになりますと、これ、忍者としては、自分の分身に背中を刺されるような、まさに命取りの事態になりかねません。ですので、わたくし、気持ちを抑えて、隠して、忍んで、ひっそりと彼女のことを想い、こっそりと盗み見て、そそくさと後をつけたりしている所存でございまして。けれど、やはり忍者といえども人間でして、自分の気持ちに嘘をついて過ごすのは、大変な苦労が伴いまして、一緒に出勤し働いているときなど、もう心がちりぢりに乱れてしまって、あぁ、忍者なんぞやめてしまいたい、いっそ彼女を連れてどこか遠い誰もいない島まで二人で泳いで行き、いや、そんなことをしないまでも、普通の人間らしく、都会の狭いワンルームを借りて、その日暮らしののんびりとした生活にでも浸りたいと思うことがあるのです。
忍者、失格。
わたくし、その烙印を自分に押し付けて、もう何もかも忘れてしまって、いえ、そんなことをせずとも、偉くて立派な忍者の先輩方に、勝手に記憶を消されるのでしょうが、とにかく仕事やら誇りやら国やらお金やら、そんなものはどうでもいいので、お慕いしている方と一緒に意地汚くただ生きるためだけに生活したい、と思っております。
わたくし、二十七歳、忍者は若作りの秘薬を飲んでおりますゆえ、大抵の人から、もう少し若く見られるようでして。

2016年12月20日火曜日

夏祭り

ごきげんよう。アシスタントアドバイザーの浜村です。

昨日今日と、過ごしやすい気温が続いていますね^^

日中は日差しがぽかぽかと暖かくて、思わず夏祭りに行きたくなってしまうほどです。

今年は花火大会には行きましたが夏祭りには行きませんでした。

浴衣を着て金魚すくいをして綿あめを食べるという夏祭りの定番のようなことをしたいです。

来年の夏まであと半年。

その頃私はもう大学を卒業して社会人として働いています。

はたして夏祭りに行けるのでしょうか。

働いてからも休みの日にはどこかに出かけて充実した日々を送りたいです。

みなさん、夏祭りに行きましょう~

2016年12月19日月曜日

ごきげんよう。AAの桑名です。12月も後半になり、寒くなってきましたね❄

私は最近何をしているかと言いますと、なにをすればいいかわからなくて路頭に迷っています。

大学生活の中で一番頑張っていたチアダンスの活動を先々月に引退からというものの、力を入れる事がなく虚無感でいっぱいで、自分に活気と魅力を全く感じません。

そんな今だからこそ言えることは、一生懸命になれることがあるということは幸せなのだということです。

受験勉強をしていると、辛いことや迷うことがいっぱいあると思いますが、それも後になれば良い思い出です。

終わってから虚無感にかられるくらい必死に頑張ってください。

私も頑張る生徒からエネルギーをもらって、また新しく頑張ることを見つけていきたいです。

2016年12月18日日曜日

NINJA


   三


俺は、忍者だ。
私服は、地味目だ。一際目立つような奇抜な服装で、聴衆の余計な関心を引くわけにはいかない。なぜなら、俺は、忍者だ。
黒を基調にする。俺は、夜が基本的な仕事時間だ。闇にまぎれて、素早くこなす。そのための、黒だ。が、黒のニット帽は被らない。逆に怪しまれる可能性があるからだ。ここが、俺とその辺の下忍者との違いってもんだろう。ただ色を暗くすればいいってもんではない。忍者とは、紛れる者だ。地味でも派手でもない、なんとも言い難い普通の服装をし、凡庸に振る舞い、高くも低くもない声で挨拶する。そんな特徴のない、何でも無難にこなす奴、君の周りにもいるんじゃないか?これは極秘情報だが、現在の日本において、40人に1人は忍者だそうだ。


   四


俺は、忍者だ。
運動神経は、良い方だ。少年野球をやっていた時、素直に楽しかった思い出がある。しかし、わざと遅く走るのだけは、ツラかった。

2016年12月17日土曜日

年末年始

2016年も残り半月になって、なんとなく忙しい雰囲気がありますね。
あわただしい生活の中にいると自然と時間が過ぎるのが早く感じます。
12月の前半の記憶が全然残ってないのもそのせいでしょうか...

受験生の皆さんも、夏休みあけから今までの生活を振り返ってみてください。
凄く時間の流れが速く感じませんか。
それは実はいいことかもしれません、一生懸命な日々は早く感じるものです。

受験生生活もあとわずかになってきたので、気づいたら受験終わってたって思えるくらい集中して頑張ってください!!

以上です、辻でした。

2016年12月16日金曜日

大学生活、闇の時期

お疲れ様です。
そろそろ冬休みですね。
大学もあと1週間程で冬休みに入ります。
大学は2月から春休みに入ります。
つまり1月の下旬に期末試験が存在します。
この期間は大学生にとっては年に2回の大イベントです。
普段会う事のない友達と情報を共有し合い、テストを乗り切る。
春休みというパラダイスへと向かっていく最大の壁です。

今の時期は冬休みのことなど微塵たりとも考えていません。
ただ試験のことを、ひたすらに試験の事を。。。

終わったときのことを考えれば頑張れる気がします。
受験の時もそんな感じがした気が。
なにか自分の中でモチべを作ることは大切だなと思います。

スノボをモチベに僕は法律と戦います。

きたむらかずや

2016年12月12日月曜日

比内地鶏

こんにちは。アシスタントアドバイザーの浜村です。

みなさん、親子丼は好きですか?

わたしはあまり親子丼を食べないのですが、比内地鶏の親子丼とメニューに書いてあると絶対に注文してしまいます。

比内地鶏というブランドに魅力を感じるからです^^

ウィキペディアにこのような記載がありました。

原種比内鶏は「成長が遅い」「体が小さい」「耐病性に劣る」などの理由で生産性が低く生産者に敬遠されていた。そこで秋田県畜産試験場は1973年から比内鶏を県の特産物とするため品種改良を行い、比内鶏の特長を引き継ぎながら食味を維持しつつ生産性を向上させるために、比内鶏の選抜優良種「秋田比内鶏」のオスと、ロードアイランドレッド種のメスを選抜し諸問題を解消した比内地鶏を作出した。

美味しい鶏肉を消費者に提供したいという一新で改良を重ねた生産者の方々のおかげで私たちは美味しい親子丼を食べることができているのですね^^

繊細な美味しさにこだわり続ける日本の食は世界に誇れる文化です。

美味しい食材とそれを美味しく料理してくださるお母さんや料理人の方々に感謝の心を持ちながら、今日も楽しくご飯を食べましょう~

2016年12月11日日曜日

SHINOBI




   一

俺は、忍者だ。
昼間の俺は、本当の俺ではなく、仮の姿の俺だ。
俺は、静かに動く。音を立てない。俺が、教室内のゴミ箱を拾う時、俺の姿に気づいているか?きっと見えていないことだろう。なぜなら、俺は、忍者だ。小さい時から、忍者として育てられ、三重県伊賀の里より、わざわざ、忍者不足の横浜に、ひっそりと送られ、血のつながらないくのいちの先輩と、世間の目を欺くために、親子として過ごしてきた。
俺の本当の母は、忍者ではない。正確に言えば、忍者にはなれなかった。忍者の家に生まれたので、俺と同様、厳しい修練に明け暮れるくのいちであったが、それでも、忍者としては一人前になることができず、ある日突然、秘術により、こっそりと記憶を抹消され、どこか遠くの島で、のんびりと暮らしている。と、少なくとも俺は聞かされている。母は、俺を生んだことを、覚えてはいない。

   二

俺は、忍者だ。
母がいないことなど、気にしてはいられない。忍者とは、耐え忍ぶ者のことである。俺は、如何なることがあろうと、耐える。
俺の革靴は、15キロ。ジャケットは、30キロ。カバンは、50キロだ。俺は、この重量を背負って、この校舎まで、走って通う。俺がどこから通っているのか、それは唇を焼かれても明かすわけにはいかないのだが、だいたいフルマラソンくらいの距離を、20分くらいで、静かに走っている。汗は、かかない。なぜなら、俺は、忍者だ。汗を忍ぶことができず、母は記憶をこっそり消された。俺は、母とは違う。プロの忍者として、体外に発する気体の総量は、完全に計算し、支配しなければならない。忍者は、化学だってできる。俺は、学校とやらへは行ったことはないが、自らの学力というものに対する自負は、ある程度心得ているつもりである。
忍者は、もちろん秀才だ。








2016年12月10日土曜日

息抜き4



「神は、死んだ。」ニーチェ

「神はともかく、女性は存在する。」ウッディ・アレン

「今、こうしていることは、すべて決められていた。」北村和也



あぁぁぁぁ。神様仏様七福神様ご先祖様、どなたかお一人でもいいから、わたくしのことをお助けにはなれなくて?拙者、もう泣きそうでござんす。
あぁ、分かっては、おりました。これでもほとんど大人なんですから、分かっては、おりましたとも。おりますけれども、それでもやはり、あぁ、なんとかならないものかしら?ダメよ。どうにも不公平と言わざるを得ない。世の中は決して平等じゃない。そんなとんでもないイカれた事実を、平気で受け入れてきた自分がおそろしいというか、この馬鹿者!いくら頑張っても報われないことがある?馬鹿!ダメよ、絶対そんなことあってはならない!ならないの!悲しすぎる。私、大人になれない。きっと、なってたまるもんか。革命を起こしてやる。社会主義。レーニン帰ってこい。みんな平等。みんなハッピー。いいじゃないか。なのに、なのにどうしてこんなに胃が痛いの?誰か、褒めてよ。毎日、毎分、毎秒褒めて。日々頑張っているそのことに、うるさいくらい褒めて。褒めちぎって。私の顔が真っ赤になって、変なとこから変な汗が湧き出るくらいに、大げさに褒め倒してくれ。でなきゃ、心が折れ曲がっちまって、走ってここを逃げ出しちゃうぞ。誰か、私を追いかけてくれる?くれないでしょ?なんでよ。来なさいよ。やだやだ、もう嫌だ。

お、落ち着け自分。情緒不安定か。感情の変化が、いささかドラマティック過ぎるぞ。勉強中に、これぐらいの、感情爆発するくらいの集中力、ガンガン発揮していけや。しかし、ほんとに困ったもんだよ。参考書見てるときは、雑念追っ払うのに苦労して、見てないときは見てないときで、見てないことに不安になって、胃がキリキリしちゃって、はて、どうしたものか。ずっと同じ態勢で座ったままだと、人間ダメになっちまうのかもね。酸素供給し続けてるのにも関わらず、じーっと動かないご主人様に、心臓きっとおこなんだよ。心臓、ヒマすぎて、おこなう。「僕をもっとドキドキさせてよ!外の世界へ連れ出してよ!この部屋にはもう飽きちゃったんだ!空気マズいぜ!澱んだ血で、溺れちまいそうだ。。」とか、言ってそう。言わねぇわ。言うわけねぇ。マジで落ち着けよ自分。
昨日、学校をサボった。朝、目が覚めて、寒くて、携帯見て、起きる時間で、死にたくなって、毛布をギュッてして、布団掛け直して、中にもぐって、ぬくぬくして、嬉しくなって、毛布をギューって、毛布の肋骨折ってやるくらいギューって抱きしめて、顔面痛くなるくらいこすりつけて、「うぅ」って小声でうなって、うつぶせになって、そのまま、寝た。で、昼、むっくり起きた。すごい嫌な夢を見た。二度寝は必ず嫌な夢。すごいすごい嫌な夢。最近、この類いの夢ばっかりで、本当に嫌になる。「あいつ」が彼女の話をしているのを、私がニコニコ聞いてる夢。一体なんなんだ。現実は彼女いないのに。起きて、「あ、夢か」って安心してる自分がバッカみたい。神さま、なんの嫌がらせだよ。夢ぐらい、楽しませろ。こっちは現実楽しくないから、二度寝するんだ。で、ホッと一息安心して、リビング出て、ヒーターつけて、納豆食べて、ボーッとあったまって、退屈で、歌、歌った。和歌じゃないよ、J-POPです。受験ギャグ、ウェーイ。歌い疲れたら、テレビつけて、そしたら映画やってて、なんか火星に取り残されちゃうやつ、本で読んだときは難しくてつまらなかったけど、映画は意外となかなか、いや、というか、死ぬほど泣いた。泣きっぱなし。途中から見たのに、ずーっと泣いてた。ハリウッド映画なんて、今までめちゃくちゃバカにしてたけど、感動しちゃった。火星行きてぇ、とすら思った。で、ぐちゃぐちゃの顔洗って、歯磨いて、手洗いうがいして、また少し和歌詠んで、部屋戻って、ベッドにもぐり込んで、YouTubeでビートルズ見て、ツービートの漫才見て、白い巨塔の最終回見て、なんか全部泣き叫びながら見てたけど、涙五時間くらい垂れ流してましたけど、水分補給したほうがよかったかしら。のち、母、帰宅。その頃には、号泣タイムも通り過ぎて、ひたすら笑い続ける危険な時間に突入していた。けれど、それすらひた隠して、母の前では、まったく謎の神妙顔。
「あれ、お前学校は?」
「休んだ。」
「ずる休みすんなよ。塾は?」
「明日行く。」
「お母さん、マッサージ予約しちゃったから、あとで買ってくるけど、お腹空いてんならなんか適当に食べてて。」
「はーい。いいなぁ、マッサージ。」
母、娘の精神状態に無関心すぎやありません?
洗濯物たたんで、焼きそば食べてたら、弟、帰宅。こいつが最近なんかうるさい。てか気持ち悪い。「橋野さん」って誰だよ。男のくせにうじうじしやがって。さっさと告って、さっさとフラれろ。こいつは、何か、頭が、少し、変なんじゃないだろうか。


お、優男、、どっか行った。
あ、黒木、、黒木か。では、この続きはまた今度。

目の前でいきなり泣いてやろうかしら。
とりあえず、みなさま、ごきげんよう、行ってきます。








2016年12月9日金曜日

なでしこジャパン

こんにちは!アシスタントアドバイザーの浜村です。


なでしこジャパンは強いですね。


私は運動のセンスがないので、スポーツで活躍する女性にすごく憧れます。


生まれ変わったらオリンピックに出場してメダルを取ってみたいです。


横浜駅西口校にも部活に入って様々な分野で活躍する生徒さんがたくさんいます^^


部活と勉強を頑張る皆さんにいつも元気をもらっています!


これからも頑張って悔いのない高校生活にしましょうね~!




清水先生より私の方がケチャップ好きです。
それではまた今度~

2016年12月8日木曜日

冬休み

皆さんこんにちは、辻です。


2学期の期末試験も終わりもうすぐ冬休みという生徒さんも多いのではないでしょうか。学生の冬休みなので遊びほうけたいところではありますが、受験生の皆さんはラストスパート、1,2年生は新学年への準備頑張りましょう!!
僕も大学4年生ということで、卒論めっちゃやってます。こんなに真剣に勉強するのは大学受験以来なので、皆と一緒に頑張りたいです。応援してください。励ましあって頑張りましょう。

最近風邪がはやっているので、インフルエンザ等気をつけてくださいね

それでは。

2016年12月7日水曜日

ケチャップ・改


昨日の浜村先生の記事を読み、さすがに温厚な私も怒り心頭である。
オムライスは、私の方がきっと好きなのだ。ケチャップに関しては、絶対に私の方が好きに決まっている。絶対に。

私には、姉がいる。これが、見た目も性格も趣味も、何もかも私を真逆にしたような人なので、幼い頃から、私達は死ぬほど喧嘩をしてきたのだが、そして、結果はだいたい私が負けたのだが、しかし、そんな私達でも、両親が家からいなくなると、密かに仲良く行動していたことがあった。
冷蔵庫に忍び込み、ケチャップを口付けて飲みまくるのである。姉は、いちご練乳も飲みまくる。
結果、姉はデブになり、私は赤が似合う情熱家になった。

いつだかの記事で、また浜村先生が、金木犀が好きだ、とかうそぶいていた気がするが、これも私の方が必ずや好きだと言いきれる。金木犀は、私のお気に入りの、いや、私の木である。
今日はあまりの怒りに指先が震えてしまって、上手く書けそうもないので、今度、「私と金木犀」という題で、命懸けで書く。きっと、書くつもりである。待っていてくれ。
今、想像して書いているだけで、私の鼻腔内には、あの秋の金木犀の香りがいっぱいに広がっているのだ。あの私の香り。私の木。

来年の秋、大学でエンジョイしている自分を想像してみてはいかが?そこにきっと、素敵な香りも足してあげると、尚更燃えてくるのではないだろうか?

2016年12月6日火曜日

ケチャップ

こんにちは。アシスタントアドバイザーの浜村です。

いきなりですがみなさんのストレス解消法はなんですか??

わたしはご飯をたくさん食べることです!

好きな食べ物はオムライスとケチャップです。

基本的に一人でお家にいるときはケチャップをたっぷり使ったオムライスを作って食べています。

ふわふわな卵がなかなか作れないのが最近の悩みで、色々な人にふわふわ卵の作り方を聞いて回っています^^

ケチャップライスは具材をしっかり炒めてからバターとコンソメを使うとおいしくできますよ~

みなさんも、我慢しないで好きなことをする時間を確保しましょうね~!(3年生はがんばりましょう)

ストレス溜め過ぎると風邪ひいちゃうので気を付けましょうね^^

2016年12月5日月曜日

風邪薬は、人それぞれ。



「くしゃみの飛距離は、座席7つ分」
と、電車の広告に書いてあった。おそろしい。手洗い、うがいをしっかりしよう。

サッと視線を、横にずらすと、ベンザブロック。冬は、製薬会社も必死なのね。
広告塔は、綾瀬はるか。すごい長い間、担当していると思う。

ふと、中学の頃のかわいらしい自分を思い出した。
その頃、綾瀬はるかが本当に好きで、風邪でもないのに、ベンザブロックを飲みまくっていた。
中学時代の思い出は、なんだか異常にテンションも高く、夢みたいに楽しかった気がするのだが、何か関係あるのだろうか。

2016年12月4日日曜日

デュエル

みなさんこんにちは。AAの和田です。


もう12月ですね~。もう受験まであっという間なのでみなさん追い込んでいきましょう!
受験生のみなさんに休みはないのでクリスマスもお正月も勉強してくださいね~

さて、僕は最近遊戯王のアプリにはまっています。遊戯王のカードゲームは小学生や中学生のときによくやっていましたが、ついにそれがアプリでもできるようになりました。まだカードの種類は多くはありませんが、懐かしいカードが多くて楽しんでやっています。フレンド対戦もできるので友達とやると盛り上がりますよ!ハマり過ぎて勉強がおろそかにならないように気を付けてくださいね!

2016年12月3日土曜日

さむい

こんにちは。アシスタントの浜村です。
寒いですねー。元気ですか?
最近はあったかいものを食べたくなりますね~
この間マナビスの後に家の近くの自動販売機でおしるこを買いました^^
130円を入れてボタンを押したらおしるこが9本も出てきました。
びっくりしました。
詰まったら次買う人が困ってしまうので全部持って帰りました。
おしるこは普段そんなに飲まないので、まだ家に6本もあります。
おしるこのリメイクレシピがあれば教えてください。
では、風邪をひかないように気を付けて、今日も頑張りましょう~^^

2016年12月2日金曜日

GOD

神について。
自分の中で全てをポジティブに捉えるために考えていることがあります。

もう自分がしていること、する予定のことは決まっているという考え方です。
もちろん、今自分がこの内容のブログを書いていることも決まっています。
勉強して大学に合格することも、野球を続けていることも、
今日何時に起きるかも、偶然誰かに出会うことも、
誰かに怒られて反省することも、今あなたがこのブログを読んだことも。
全部決まっていると考えれば全て楽に考えられます。

かといって自分が良くない人間だからどうしようもないというわけではありません。
それに気付いた瞬間に変わろうと動き出すことが大事です。
もちろん動きだすかださないかは決まっているといえます。

こんなことを言われて動き出さない人はもう決まっています。
悔しい人動き出しましょう。
このブログに出会えたことも決まっています。
頑張りましょう。

すいません、無宗教です。

北村和也

2016年12月1日木曜日

もうDecemberでっせ!



「運命の相手に、するの。」 byみくりさんのお母さん





日本語って、いいね。

いよいよ十二月です。師走。
ということで、日本語を世界一の言語だと、頑なに信じる僕が、師走の語源について、説明しわす。なんちってー。てへっ!

まずは、師走の「師」ですが、こいつは師匠という意味を持つので、もちろん井伏鱒二で。
鱒二一択。
そしたら、あとは、「走」ですね。十二月的な要素を盛り込ませねばなりません。
借金にしましょうか。
年末と言えば、金貸しは、借金の回収に家々を走り回り、借りている方は、質屋に行って、なんとか無事に年越しするため、取り越し苦労。としこしするため、とりこしくろう。日本語っていいね。
てことで、「師走」の語源は、年末になると、井伏氏が弟子たちの借金返済のために、奔走し、各所を走り回っている様子からつけられたってことにしておきましょう。もしくは、冬になると御不浄が近くなる井伏氏が、家中を走り回る様子でもいいでしょう。他にも、寒ブリや坊主など、色々語源はあるのですが、話しわすれちゃいました。なんちってー。
ばいばーい。