2016年11月30日水曜日

ニュースポーツ!


こんにちは!と言いながら、こんばんはの気分の福田です。




最近、ブログ担当が多くてネタが尽きました。




お菓子ネタは尽きませんが、「こいつレパートリーにないな。」




って思われそうなので、今日あったことを綴りますね。




今日は、文学部のくせに体育の授業がありました。




キンボールって知ってますか?


簡単に言うと、三チーム・四人ずつで大きなボールを打ち合うゲームです。


ニュースポーツと呼ばれるスポーツの中で結構人気があるみたいです。


その大きなボールをチームの三人が支え、一人がヒットするのですが、


相手である二チームのうちどちらかを選ぶ必要があり(ボールを打つ相手を選ぶ)、


そのときに「オムニキン」と謎の言葉を発するルールがあります。


例えば、「オムニキン-ピンク!」と言ってからピンクチームに打つみたいな...。


謎の言葉の意味は皆さんそれぞれ調べてみてください。


今日学んだことは、チーム戦での協力の大切さ。


キンボールって一人じゃ支えづらいのです。


受験だって同じではありませんか?


もちろん、個人で勉強していくもの。でも、学校の雰囲気や周囲の人たちとの関わり合いで


変わるものもありますよね!


肌寒い季節になりましたが、周りの人の意見も参考にしながら


お互い高め合える冬を過ごせたら最高ですね!



2016年11月29日火曜日

本日の北村

お疲れ様です。
今世紀最大の絶望の起床をしてしまいました。
自己管理ができないのは野球をしている自分からするとゴミです。
自分は本日ゴミになりました。
早く燃やされたい気分です。

やはり自分を過信する性格のようです。
その性格自体ゴミですね。

皆さんはしっかり寝て、食べて、勉強してくださいね。

以上


あ、反省はしてますが常にポジティブです。
これも神に定められた道なのでしょう。。。


北村和也

2016年11月28日月曜日

自己採点出してねー



みんなー、こんにちはー。
センタープレの調子はどうだーい?


さて、今日はいい天気。
空の面積と雲の面積の配分が、すごくいい感じ。
こんな日には、何を聞いても、いい男になれる気がする。
てことで、奥田民生を聞きながら、PVの主人公になった気分で、駅までルンルン歩いたよー。
けど、けれど、yet、だが、しかし、but、駅のホームでまいっちゃった。
僕はいつも前から三番目の扉の場所に並ぶのだけど、今日はそこに先客がいてね、そいでそのまわりには、誰一人として、人がいないの。だから、広いホームに、その人がポツンって感じ。
まいっちゃうねぇ。
しかも、その人ってのが、若い女性で、茶髪のロングヘアで、このくそ寒い中、生足、ミニスカ、上半身も胸元大きく開いてる系の人でね、まいっちゃうよ。これで僕がその人の横、もしくは後ろに並んだら、なんか変態ぽいもんね。定位置に並びたいだけなのにねぇ。3が好きなだけなのにねぇ。
だから、しょうがなく、一番前まで歩いて行って、(一番前って電車ヲタクみたい)ほんで、その人のほうを見ないように、雲なんか眺めたりして、雲なんかこんな時しか見ないもんねぇ、そいで、電車を待ってたの。
で、電車来たの。電車ってちゃんと来るのよねぇ。そんで、乗ったの。そりゃ、乗るよねー。で、中。
中、なんか混んでたの。妙に人いて、ありゃりゃ、まいった、まいった、座りたい、って空いた席をキョロキョロ探してね、そんで席あったから座って、はぁ、よかった、って一息ついて、で、前見たらさっきの姉ちゃん。ありゃりゃ。
人生って大変だねぇ。
胸元大きく開いた系のミニスカートの人が、向かいに座ると、どうしたらいいんだろうねぇ。前を見ちゃいけないって、なかなかつらいもんがあるよ。下向いてても、なんか目線怪しまれそうだし、本も背景派手だと、集中できないし、そいで、上見ることにしたよ。上。電車の上って初めて見たねぇ。つり革と、あの鉄の棚みたいなのと、あと、鉄だね。鉄があったよ。。
だからね、今日は首がとっても痛いの。
生きるって大変ね。




2016年11月26日土曜日

ガオーン!ガオーン!






「勉強しなければならぬ。もっと、もっと、勉強しなければならぬ。」太宰治『惜別』


「ただ、知りたいのです。そうして、どんどん、面白くしたいのです。」清水優『登別』





みんな、大丈夫か?
受験が近くなり、成績が思うようにあがらず、焦ってはいないだろうか?
それ、みんなだけじゃないぞ。私も死ぬほど焦っている。
正直、こちらがいくら頑張っても、他人の頭を良くすることはできないと心得ているので、なんとか、勉強以外の面で、リラックスさせられたり、やる気が出るように働きかけることが出来れば、と苦心して色々考えてはみるのだが、どうにもこうにもダメなようで、一体何をすればいいのかさっぱり見当がつかない。ならばせめて、せめて人生の先輩としての糞意地で、受験とまったく関係のない、ひたすらふざけたくだらない、何の足しにもならぬような、本当にどうしようもないものでも書いてみて、一日中、椅子に座り、ただひたすら暗記に努める、受験生生活というかなり特殊なライフスタイルに、ほんの一興添えることができれば、と心の底から願いつつ、よく分からない奇妙な文章を書いてきたが、それもやはりダメなようだ。つまらぬ。笑えぬ。一向、笑えぬじゃないか!退屈だ!恥ずかしい!顔から火が出たまま、ジョギングしてるみたいな気分だ!人を笑わすことがこんなにも難しいことだとは!あぁ。あぁぁ。

くだらないことを書きたい。
街を歩いているとき、教室で授業を受けているとき、耳を澄ます。盗み聞く。色々な人が、色々な話をしている。はずだった。が、案外そうでもない。いや、そうでもあるのかもしれないが、書けぬのだ!学習塾のブログとして、成立するような、高尚な会話をしているやつがいない!人間ってのは、ひでぇもんだ!みんな下世話な話ばかりしていやがる!男もそうだが、女もすげぇ!盗み聞きして申し訳なくなるような、とんでもないことを話している。もしや、誰もが傷つかないような会話なんてのは存在しないのか?先のつながっていないイヤホンを耳に、人生の片隅に転がっている小さな喜びを、密かに探し出そうとしている、私は馬鹿か?

絶望である。
希望を与えようと書き始めて、まさか『絶望』なんて文字を使うことになるとは思わなかった。
When I in 絶望, どうするか教えよう。
When I in 絶望, 私は、温泉で浴衣を着て、首から手ぬぐいをぶら下げ、卓球をしている人(できれば、おっさんやおばさんがいい)を思い浮かべる。だって、最高だろ?あの人たちはいいぜ?何も考えちゃいないんだぜ?なぁ?ただ、ただ、ただ、卓球。なぁ?最高だろ?ハッピーじゃねぇか!馬鹿みたいに卓球がしたい。なんの思念も遠慮もなんにもなく、馬鹿みたいに、バッカみたいに卓球がしたい。
When I in 絶望, スピッツのドラムの人の顔を見る。私のツボなのだ。面白いよ。みんなもいるだろ?変な顔してるなぁってやつ?こっそり見よう。こっそり笑おう。そうして、変な顔に感謝しよう。決して、悪口言わず、感謝、感謝。元気が出るねぇ。感謝、感謝。
When I in despair, (私だって、英語できるんだぜ?知ってるんだぜ?なぁ?最高だろ?)あれ、なんだっけ、忘れちまった、いかん、いかん。まぁ、いいや。とにかく、



頑張ろうぜ?




2016年11月25日金曜日

ロングセラー

 こんにちは!アシスタントアドバイザーの福田です。




二日前の「塩とごま油味」のじゃがりこは食べましたか?笑
昨日、雪降りましたね。わたしは最寄駅から歩きだったため、




じゃがりこを食べながら帰りました。12月23日のブログに書き忘れましたが、
じゃがりこの「塩とごま油味」は記念すべきじゃがりこフレーバー100品目です!




やはり、ロングセラーになる商品はそれなりのヒットの理由がありますね。
今日は、Pockyについて語ります。




Pockyは、すでに販売されていた「プリッツ」にチョコレートをコーティングするという
アイディアがルーツでした。




当時は「チョコスティック」という名でした。
しかし、すでに商標登録がしてあったため、食べるときに聞こえる




「ポッキンポッキン」という音をそのまま商品名にするという当時では
かなり斬新なネーミング方法でつけられました。




そんなロングセラーとなるPockyからの教訓は、
偶然が成功のカギとなる!




そんな偶然に出逢うのにも努力って必要なのではないでしょうか。
受験も日々の授業もそのまま習った通りに役立つとは限らない。




でも、ムダなことはないはず。
継続してやりきる力でがんばっていきましょう!

2016年11月24日木曜日

宍戸の件



寒い。寒すぎる。布団から出たくない。毛布を手放すのが何よりつらい。
今朝、家を出て、太陽を見上げた時、正直具合が悪くなりそうだった。寒いのはもちろんだけど、それよりも、日が眩しすぎる。クラクラしちゃった。朝日ってのはどうも苦手だ。なんだか嘘くさい。あんなに立派にしていると、逆に嘘くさくて嫌になる。なんだあれは。いつも正面向いて堂々としやがって。恥ずかしくないのだろうか。人間くささがまったくない。まぁ、太陽だからそうなんだろうけど。もう少し、奥ゆかしさみたいな、遠慮というか、気遣いをしてほしい。でもその辺が、僕のダメなところなんだろう。僕の部屋が西向きで、姉貴の部屋が東向きなのも、きっとそういうことだ。僕は西日と生きてきた。暮れかけの、濁った色の、申し訳なさそうな西日だ。姉貴は朝日がよく似合う。背筋が伸びて、まっすぐで、強くて、正しい。そういうことだ。しょうがない、僕は西向きの部屋で育ったのだ。

さて、宍戸の件だが、ようやく事態の全貌がつかめてきたぞ。
11月24日木曜日。
宍戸の停学から六日が経った。あいつは、学校には来週から、練習には土曜から復帰する予定だ。土曜が待ちきれない。
秘密ということになっている停学の理由だが、やはり僕の予想通り、当初のおかしな噂とは、だいぶ話が違うようだ。
噂の段階では、宍戸がミスコン二位の吉永さんに告白し、フラれた腹いせに彼女を殴ったとかいう話だったが、真実は見事に逆で、愛の告白をしたのは二位の吉永さんのほうで、そうしてなんと宍戸はあの二位の吉永さんをフッたそうだ。(言い忘れていたかもしれないが、宍戸はオーランドブルーム似のハンサムである)そして、その場では、宍戸も二位の吉永さんも相手に乱暴するようなことは一切無く、現場は平穏であった。しかし、その後、テニス部の矢野とかいう男が、吉永さんをからかい、それに怒った宍戸が、矢野をボコボコにし停学、殴られた腹いせに矢野がおかしな噂を流した、なんていう話に今はなっている。が、これもどうだか。宍戸はガンジーを誰よりもリスペクトしている男だ。(確か去年のハロウィーンはガンジーコスプレだった)そんな宍戸が、人を殴るとは到底考えづらい。それに僕が言うのも変な話だが、宍戸は、あのテニス部の矢野とかいうへんちくりんに、本気で腹を立てるほどの小物じゃない。むしろ、笑い話に変えてやろうと、ムキになってふざけ倒す男だ。あいつは、拳に頼るほど、弱い人間じゃない。まぁ、宍戸が帰ってくれば、すべてわかるし、あと少し待つとしよう。一度、あいつにメールをしてみたら、
「良い季節に停学になった。紅葉前線と一緒に北上しちゃおうかな。」とかふざけるだけで、まともな会話はできなかった。

それにしても、宍戸がいない学校は、なんだか静かで物足りない。気がついてみたら、僕はこれまでずっとあいつと同じ学校でやってきたわけで、あいつのいない学園生活は、本当に初めてのことなのだ。そうすると、今度は大学が心配でしょうがない。宍戸は僕より良い大学に行くだろうし、それになにしろ、僕は文系であいつは理系だ。あんなに本ばっか読んでいるのに、どうして理系なのか、本当に不思議なやつだ。
しかし、橋野さんの反応は面白い。僕が、あの矢野の噂について、とんでもないデマだとか、矢野はひがんでいるだけだとか、散々愚痴を言っていたとき、橋野さんも、
「確かに。宍戸くんはそんなことしないよね!何か別の理由があると思うよ。私たちには想像もつかないような意味分からないことしちゃって停学になったんだよ!」などと言って、目を光らせていたが、あいかわらず、橋野さんは宍戸本人とは話したことはないし、クラスがかぶったことさえない。それなのに、
「宍戸くんがいないと、なんかつまんないねぇ。」なんて言い出すのだから、僕にはそれがおかしくってたまらない。
「なんかカメラ買ってもらって、紅葉の写真を撮りに走り回ってるらしいよ。」
「へぇー、あいかわらず、風流だね。」
『あいかわらず』なんて言っているのだ。橋野さんもなかなか面白い人である。
「けど、月曜日が楽しみだね。早く戻って来ないかなぁ。」
「俺は土曜日に会えるけどねー。」
「あ、ずるいぞ。」


まずいな。
今、自分で書いていて気づいてしまったのだが、橋野さんはひょっとして、、
いや、それは書くまい。決して書くわけにはいかない。ダメだ。忘れよう。

12月が近い。
どうかクラス委員が席替えを忘れてしまうことを願う。
僕はダメだ。
なんだか、最近、きたない。







2016年11月23日水曜日

塩とごま油味。。

 こんにちは!アシスタントアドバイザーの福田です。




大学の英語の授業で「あなたの趣味は?」という質問に




対する答えをミニレポートとして課されました。




「まぁ、内容より文法事項を見られるから適当に




映画鑑賞でも書いておけばいっか!」みたいな感じだったんですが、




「なんか趣味欲しいな~。」なんて思っていました。




そんなとき、つい昨日ですが“じゃがりこ”を食べたんです。




自信の新作と書いてありました。「塩とごま油味」です!!!




めっちゃおいしかったです!じゃがりこの中で一位二位を争うほどの!










そのじゃがりこを買おうと思った決め手が“パッケージのデザイン”でした。




これから色々なパッケージ収集を趣味にしたいと思います。




あと、今のオススメはチョコがかかった柿の種ですね!




どう受験に繋げようと思いましたが、あれですね。




「糖分補給大切です!」




この時期はのど飴を、受験当日はチョコを。ってことで




お菓子と共に受験を乗り越えよう!









2016年11月22日火曜日

マインスイーパ





お久しぶりです。
アシスタントアドバイザーの東です。


久しぶりなのと、他のアシスタントアドバイザーのブログに統一感がないので、何を書いていいかわかりません。困りました。

最近はもっぱら12月のテストに向けての勉強とマインスイーパしかしていません。
ところでマインスイーパって素晴らしいゲームですよね。
レベルとかランクとか強いキャラクターだとかそういったものがないため、毎回1から新記録に挑戦できます。全員が同じ土俵なのです。
ルールが簡単で誰でもすぐに覚えられますし、ネットに繋がなくても良いため、スマホのデータ制限にかかっても関係なしに使えるところも大変魅力的だと思います。時代に沿ったものもいいですがやっぱり昔から人気のあるものは、それに見合った実力を持っているんだと思います。

皆さんも流行にばかり流されずに、昔からあるもの目を向けてみたら新しい発見ができるかもしれません。


...マインスイーパ社から、何かもらえるでしょうか。



2016年11月21日月曜日

デジタル化

こんにちは、AAの松本です。

最近の悩みは電子辞書を買うかということです。理系で英語が苦手で入った英語の授業がとても大変だからです。僕は中学の頃から持って行くのは大変だけどお金が安く済むからという良くわからない節約精神で紙の辞書に固執していましたが、最近辞書持ち込みOKの英語のテストを受けた時に図書館で借りた岩波大英和辞書だけ持って行った結果、和英がないから分からない日本語を調べられない、専門的すぎて辞書が相当分厚くて調べづらい、調べ方も勝手が違くて相当時間がかかる等、そろそろ紙の辞書に限界を感じてきました。電子辞書この前使った時にありえないほど使いやすかったのでこれは買う一択だと思います。

悩みが解決しました。実際に触れてみる。とても大事ですね。

2016年11月20日日曜日

かけがえのない日々

こんにちは。河合塾マナビス横浜駅西口校アシスタントアドバイザーの田中です。

最近ひどく咳ばかりしています。
つねに喉に小さなイガ栗が転がっているような感触があります。
なにか喋ろうとすると、咳が出て、とても苦しいのです。
うまく笑うことすらできません。
また、最近は咳のしすぎで腹筋を痛めました。
喉が痛いので食欲もわきません。
図書館など、静かな所では私の咳の音が響き渡り、落ち着いて勉強できません。

電車に乗ると、人々がわたしを睨み付けてきます。
私だって、べつに咳がしたくてしてるわけじゃない。

冷たい大学の校舎の隅で、ひとりで咳込みながらおでんを食べていると、じわじわと死にたくなってきます。

咳が出ていなかったころは、どのように暮らしていたのか、今となってはさっぱりわかりません。
健康だった、かけがえのない日々。
なんでもない一日一日が、宝物。

受験って、咳に似てますね。

フフ。

2016年11月19日土曜日

ごはんについて

こんにちは!アシスタントアドバイザーの濱です。


大学生になって今までより外食する機会が格段に増えたように思います。
私の場合、大学が家から遠いこともあり家でご飯を食べるほうが少ないと思います。
今までは先輩や友人が連れて行ってくれるお店や自分が良く知っているお店にしか行かなかったのですが、このままだと少し攻めの姿勢に欠けると思い新宿にあるお茶漬けのお店に行ってみました!
どんぶり、お茶漬けの具、出汁が別々に提供されまずはどんぶり単品でたのしんだあと、具を追加したり出汁を入れたりしてお茶漬けとしてたのしむというシステムで、とても美味しかったです。
お茶漬けがこんなに複雑かつオシャレに提供されるのが斬新でした。


外食して食べる熟考された感じのご飯も美味しいですが、たまには家で素朴なご飯が食べたいな~と思いました。

2016年11月18日金曜日

過度の期待

昨日の話。
僕は体力には自信がありました。
どんなに予定をつめても倒れないで、元気でいられると思っていました。
小3から熱を出したこともなく、立てた予定をキャンセルしたこともありませんでした。
この自信が募りに募り、自分を最強だと思っていました。
が、しかし、昨日その牙城は崩れました。
自分に対する過疎の期待、根拠のない自信。
これはいい方向に進むわけではなく、負担をかけすぎるために
体調を崩してしまいます。
ついに予定をキャンセルしました。


受験生のみなさん。
インフルにかからない、風邪をひかない、思いのみなさん。
下手なことは言いません。
自分の体調は自分で管理しましょう。
そして予防接種をしましょう。

P.S. 体調は悪くなりましたが、風邪は引いていません。
まだ自信しかありません。

北村和也

2016年11月17日木曜日

平野さん


11月ですね。

11月といえば平野さん。

平野さんは洋光台にいます。
平野さんは、大学院1年生。
平野さんは理系で、ロボットが好き。
平野さんの好きな食べ物はカレー、嫌いな食べ物はセロリ。
平野さんはスノボーが得意で、冬は忙しそうにしています。
平野さんの部屋にはドラムがあって、電気を消すと星が見える壁紙を貼っています。
平野さんは、イケメンです。背も高い。優しい。あたたかい。いい匂いがする。背が高い。
平野さんは一人っ子です。
バイクが好きです。車の運転は早いです。
現在、彼女がいなく、募集中。みんなチャンスですね。
お洒落です。

2016年11月16日水曜日

マナビスinワンダーランド


☆ヨドバシーファミマ通り 昼


 ハーマイオニー、マナビス方面へ向かい歩いている。
 
 清水、登場し、後ろから話しかける。

清水「ハーマイオニー先生、おはよう。」

H「あら、清水くんおはよう。」

清水「最近よくかぶるね。調子はどうだい?」

H「そうだっけ?調子が良いとは言えないわね。昨日も大学で教授に、君のレポートは長過ぎて読めないって言われたわ。あれは教育者としてどうなのかしら。」

清水「そりゃ、まいっちゃうねぇ。その教授は女の人?」

H「えぇ、そうよ。」

清水「そしたら、ハーマイオニー先生があんまりきれいなもんだから、意地悪してるのかもしれないね。」

H「言われてみれば、確かに容姿が整っているとは言いがたい人だわ。」

清水「ハハ、そうなんだ。」



 中原、津島、二人の10メートル後ろを歩いている。


中原「ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよん!ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよん!ぎっだぎだぎだぎだ!ゆやゆよん!何か、僕に、食べさしてください!」

津島「中原くん、うるさいよ、今食べたばかりじゃないか。ほら、前。」

中原「えぇ?あれは清水先生と、確か、イギリス人の、、」

津島「ハーマイオニー先生だよ。」

中原「ほう、清水先生とあの美女は良い仲なのか?」

津島「どうも、それは違うねぇ。僕の見る限りでは、清水のダンナの一方通行だ。あのハーマイオニー先生という人は、そういったことにとことん疎いと見える。学問以外のことはさっぱり興味がないそうだからね。」

中原「へぇ、そんな人がいるのか!にしても、津島は詳しいんだなぁ。」

津島「僕は一年のときからこの塾にいるからねぇ。あの二人よりも古株だよ。でもまぁ、講座の数じゃ、もう君に抜かれちまったがね。」

中原「津島はいつもあの部屋で、何をしてるんだ?受験はしないのか?」

津島「分からない、何をしているのか、何をしたいのか、何をすべきなのか、一向分かった例がないんだ。中原くんは?受験校は決まったのかい?」

中原「僕は東京外大に行って、フランス語をやるつもりだ!ランボーを翻訳してみたいんだよ。」

津島「中原くんはやっぱりいいねぇ。君はきっとすごい人になるんだろうなぁ。僕にはそれが楽しみでしょうがないよ。」

中原「そうかな?だと良いんだけど。でも津島も頭は良いんだろ?噂には聞いているぜ。」

津島「たとえ頭が良かったとしても、それを活かせないようなら、やはりきっと馬鹿なんだろう。」

中原「とにかく今日は良いお天気だな!」

 二人、安田ビルの中へと入っていく。




☆マナビス エントランスホール

 ハーマイオニー、電話している。

 中原、津島、入ってくる。

清水「こんにちはー。」

中原「チョリース!」

津島「ダンナ、簡単に諦めちゃいけないよ。向こうは気づいてないだけなんだから。」

清水「え?」

中原「先生!頑張ってくださいよ!席はいつものとこでお願いします!!!ヤッホー!」

 中原、自習室に走りながら突っ込んでいく。

清水「あ、帽子脱いで、、、、。どうしたの?今日はすごい元気だね。」

津島「なんか天気がいいから、嬉しくて仕方がないそうですよ。先生、中原くんは滅茶苦茶面白いですね。」

清水「だろ?紹介してよかったよ。」

津島「いやいや、僕なんかにはもったいない。本物を目の前にすると、偽物は興奮もしますけど、やはり悲しくもなるもんです。」

清水「ん、また難しい考え事か?勉強しろ、勉強。あっちの部屋?」

津島「はい、あっちで。」

清水「好きだね、あっち。」

津島「うむ、静かですから。」





☆ヨドバシーファミマ通り 昼

 千秋、マナビス方面へ向かい歩いている。

 のだめ、登場し、後ろから話しかける。

のだめ「せんぱーーい。」

 のだめ、抱きつこうとするのを、千秋にかわされる。

千秋「道の真ん中で突然奇声を出すな!それに俺はお前の先輩じゃない、同級生だ、いやむしろお前の方が若干先に生まれている。」

のだめ「せんぱい怒ってるんですかー?どうしたんですかー?お熱ですかー?あー、大変、のだめと、おでこごっちんして温度確かめないと。。。」

千秋「やめろ、馬鹿がうつる。。。」

 千秋、のだめを投げ、先を急ぐ。





 のだめ、ファミマの前で倒れている。

のだめ「きゃぽ。。。。。」

?「おい、どうした?おきんかい、おい。」

のだめ「きゃぽ。。。。。」

?「誰か、人が倒れてるちゅうき、たすけてつかんさい!だれかおらんか!」

のだめ「きゃぽ。。?のだめなら、大丈夫ですよ、お兄さん。」

 のだめ、起き上がる。

のだめ「きゃぽ!いけめん。。。」

坂本「そうかい、無事かい、ならよがった。じゃあの。」

のだめ「マナビスに行くんですか?」

坂本「まぁ、そうじゃき、なんだ、おまんもかい?」

のだめ「はい、のだめです、以後おみしりおきを。」

坂本「わしゃ、坂本龍馬ぜよ。好きな科目は英語じゃ。」

のだめ「のだめも英語です。。頑張ってます。。」

坂本「おう、そうかい?じゃき、一緒に頑張ろうのぉ!」

のだめ「のだめ頑張ります。」






☆安田ビル 一階 エレベーター前

 千秋、エレベーターの『開く』ボタンを押している。

千秋「くそっ、あいつ、いつまで待たせやがるんだ。」

 千秋、自動ドアの外の様子をうかがっている。






2016年11月15日火曜日

クリスマス

こんにちは。
最近冷え込んできましたね。
独り身がしみる季節がやってきましたね。

今年のクリスマスはマナビスで過ごすことが決まりそうです。
過ごす相手がいないからではありません。
生徒の合格を全力でサポートしたいからです。

今年の12月24.25日は運悪く土日です。
運が良いのか悪いのかも独り身には感じ取れません。
土日だと飲食店も大変そうですね。
マナビス終わりにご飯でも食べに行ったときには
男女たちが騒いでいるのでしょう。
その男女たちにも冷たい目で見られ、
これ以上店に来るなよ、と飲食店にも嫌われる。
ただ僕はご飯が食べたいだけなのに。。。

今年の12月は生徒をサポートすることに全力をささげたいと思います。
授業の質問待っています。

お疲れ様です、北村和也です。

2016年11月14日月曜日

パンケーク





パンケークと呼ぼう
気分を変えるのだ
パンケークと呼ぼう
誰も私を笑わないだろう

生クリームは雲
バナナは輝く太陽だ

空を泳いでやるんだ
海を仰いでやるんだ

必要なものは置いていこう
余計なものだけ持っていこう

旅先からもう一歩
あと一歩だけ旅をしよう




   すぐを




2016年11月13日日曜日

あら俺の街 吉祥寺



横須賀線上り列車は、品川を過ぎたあたりで、突然、真っ暗になり、この瞬間から学校の最寄り駅に着くまで、私は一切日の光を浴びず、地下をうねうねと進んでいくことになる。続く新橋、東京は地下ホームであり、私はここで東西線に乗り換える為、電車を降りる。
東京駅が新しくなって、もう何年経ったのだろうか。私は通学路としてこの駅を毎週使ってはいるものの、あのかっこいい東京駅の外観を見たのは、おそらく二、三回である。A few times. 地獄の底でも走っていたのではないかと思わせるほど、横須賀線のホームは地下深くにあり、その為に、私はエスカレーターを上りに上りまくるのだが、結局地上には出してもらえず、『東西線 大手町駅』と書かれた案内板に素直に従って歩いていくと、気づけばまた地下に潜っている。大手町から再び電車に乗り込むと、皇居の北を通って西へ西へとぐんぐん進み、都の西北、早稲田を目指す。とはいえ、私は座っているだけである。朝を何よりも忌み嫌う私であるから、大抵、学校は昼からであり、電車の座席もいつも比較的空いているのだ。

この日も無事に席を確保した私は、ルーティンのように、カバンから本を取り出し、肩をきゅっとすぼめて、ページを広げ、読書の態勢に入ったのだが、その本が難しかったせいか、集中できず、本の向こうに座っているカップルばかりが気になった。
私の正面に座る男は、何もしていなかった。その隣で眠る女に肩を提供し、流れる車窓を見つめたり(といっても地下鉄だが)、電光掲示板をときどき確認するなどして、ゆっくりとした時間を過ごしていた。女は男の左腕を掴み、自分のマフラーに顔を半分うずめて、本当に気持ち良さそうに眠っている。私はうらやましかった。女が美女だったとかそういう話ではない。その関係性に心を打たれたのだ。眠っていいし、眠られてもいい。まったく私は参ってしまった。

私は、人といる時に眠れない。が、これはこの話の本題ではないので、置いておく。
どうやら私は、眠らせてやることもできないらしいのだ。
アイスランドからの帰りの横須賀線。成田空港から私の家の最寄り駅までは、鈍行で二時間くらいかかるのだが、その時、横にいた女が面白かった。眠くて眠くて、うつらうつらしているのに、一向寝ないのである。私は、「寝ろよ。」と、その度に突っ込んでやらなくてはならなかった。結局、そいつは寝なかった。私は、変なやつだと思った。
また別の話だが、私に対して「かわいそうだから申し訳なくて、眠れない。」と言ったやつがいた。言葉も無い、こちらを完全にみくびっていやがる。そいつは、私のことを、起きている間はしゃべりたくてしょうがない人間とでも思っていたのだろうか。私は、この誤解にひどく苦しまされる。私は、話を聞いてほしくてたまらない、人間様大好きの人なつっこい犬みたいに思われているのだろうか。誓って言うが、私は、人に話を聞いてほしいなんて思ったことは、これまでたったの一度だって無い。断じて、決して無い。私が、ベラベラしゃべるのは、そこにある気まずい沈黙に耐えうるだけの頑強な精神を、私が、残念ながら、持ち合わせていないというだけのことであり、事実、私はそういった時、いつだって心の底で祈っているのだ、どうかお願いだから眠っていてくれと。
だからこそ、私は、このカップルに参ってしまった。美しい。君に幸あれ。Good luck!!

向かいに座る犬みたいな大学生が、感動に胸を震わせていることも露知らず、起きている彼氏の方は、『九段下』の文字が電光掲示板に光ったあたりから、ソワソワと落ち着かない様子であった。駅の名前と彼女の寝顔、そして自分のスマホを何度も見返すその反応から、向かいの犬は、「ひょっとしたら、降りたいのか?しかし、彼女があまりにも心地良さそうに寝ているから、起こせないでいるのか?」と、勝手な推測を立てた。九段下ということは武道館か?いや、単に乗り換えるだけかもしれない、いやいや、千鳥ヶ淵でボートもいいぞ、犬の妄想はどんどん膨らむ。その間に電車は九段下へ着いてしまったが、彼氏は結局、彼女を起こさなかった。私は、なんだかこの彼氏に妙に親近感が湧いてきた。いいやつだ。弱いやつだが、きっといいやつだ、こいつは!女、いいのを捕まえたな!私は満面の笑みである。
彼女がようやく起きたのは、中野で中央線に直通し、高円寺、阿佐ヶ谷ときて、なんと荻窪を少し過ぎた後のことである。昼間にここまで眠り惚ける彼女も彼女だが、メトロからJRに切り替わっても起こさなかった彼氏に、私はあっぱれと言いたい。が、やはり彼氏は失敗していた。起きたら、彼女は激怒したのだ。「馬鹿じゃないの?」と言っていた。「意味がわからない。」とも言っていた。武道館だか、ボートだか分からないが、彼女の怒り方から推測するに、かなり大事なイベントがあったのではないだろうか。彼氏はひたすら笑って謝り続け、次の西荻窪で二人はとうとう降りた。反対側のホームに歩きながら、プンプンしている彼女の顔と、ふにゃふにゃ笑う彼氏の顔が、変に対照的で面白かった。弱い人間は、本当によく笑う。



さて、この心温まるような、はたまた、ちょっと悲しくなるようなつまらぬ物語に、もう一人、哀れな男が乗り合わせていることを、みなさまお忘れではないだろうか。
そう、私である。
大手町でカップルを見つけてから、このような駄文を思いつき、こうなったら最後まで見届けてやろうと、一人、頭に妄想を浮かべながら、話は進まず、なかなか席も立てず、ようやく西荻窪で主役の二人を見送り届け、満足感に高揚しているこの男が降り立ったのは、なんとなんとで、吉祥寺。学校へは、余裕を持って遅刻である。

久々に車外へ出てくると、冬の太陽がやけに眩しく、風はひどく冷たかった。
吉祥寺は、地上駅である。














え、私?
おつかれさまです、清水優でーす。


2016年11月12日土曜日

青と赤

土曜日。
土曜日はブルーな気持ちになる。
なぜだろうか。週で唯一7時に起きるからだろうか。練習があるからか。
違う気がする。カレンダーが青いからか。それも違う気がする。
土曜日は青で、日曜日と祝日が赤。
誰が決めたのだろう。日曜日と祝日が赤いのはなんとなく分かる。
ハッピーな感じが全開だから。
なぜ土曜日は青なんだ。
ハッピーな感じが一切しない。
とてもブルー。気持ちが青い。

カレンダーは関係ないです。早起きが嫌なんだな。
まず家にカレンダーがない。

当たり前のように決まっている出来事でも疑問に思って調べると
面白いときがある。
この件においてはとりあえず調べないでおく。
調べるのは好きじゃない。矛盾。

お疲れ様です。北村和也です。

2016年11月9日水曜日

作戦会議




今、ここ一週間の日記を読み返してみたのだが、どうやら僕は最近、自分でも恥ずかしくなるくらいに、橋野さんの話ばかりしているようだ。完全に浮かれている。筆圧もふにゃふにゃしていて、文もまとまりがなく破綻していて、読みづらい。帰り道の習慣にしていた読書も滞り、電車ではひたすらドリカムを爆音で聞いている。これはいかん。いかんと思われる。
恋は盲目。
11月9日水曜日、僕は一旦、冷静にならなければいけない。事実を客観的に眺め、自分が現在どこにいるのかを、把握しておこう。なんだか学者みたいだが、仕方あるまい、僕には経験値が無さ過ぎる。
今日も授業の合間、そして授業中、僕と橋野さんは、一番後ろの席で、延々楽しくしゃべっていた。と、少なくとも僕は思う。なんて言ったって、今日の物理の時間、あの無関心、無干渉がモットーの栗原先生ですら、僕たちのおしゃべりには、少し困っている様子であったのだから。けれど、あんなに楽しそうに笑っておいて、実際、本心は退屈に感じているのだとしたら、女性というのは本当に魔物だ。僕なんかには、生涯手に負えないだろう。
と、ここで冷静な僕の出番である。僕と橋野さんは、教師の目を盗んで笑い合うほどに、おしゃべりの話題がつきないように思えて、実際のところ、9割方、宍戸の話しかしていない気がする。冷静すぎて悲しくなってきたな。いや、しかし、これはまずいのではないか?僕は日記のネタでもそうだが、橋野さんと話している時でさえ、宍戸に頼りすぎている。ここにさんざん書いてきたような、あいつの破天荒な面白奇行列伝と、そして学校のみんなは知らないような、宍戸の繊細で多感な一面(この部分こそ宍戸という人間を一番象徴しているように僕には思える)を、あいつと同じクラスになったことがなく、話したこともないという橋野さんに、ひたすらしゃべり続けているのだが、とにかく楽しそうに、時折は不思議そうに聞いてくれるので、ついついあいつの話ばかりになっている。特に橋野さんのお気に入りは、宍戸が床と床の継ぎ目の部分を踏まないように歩いているという話と、あいつが中島みゆきの歌詞をすべてノートに写して書いているという話だ。橋野さんは最近、宍戸とすれ違うたびに、笑いをこらえるのに必死だそうだ。何を書きたいのか分からなくなってきた。冷静に分析してはみたものの、今後どうしたらいいのかという対策はおろか、自分の現在地もどこにいるのか全然ピンとこない。とりあえず宍戸の話は封印して、橋野さんに血液型でも聞いてみるか?わからねぇ、なんにもわからん。宍戸に相談するか?いや、女性である姉貴か?けれど、姉貴とそんな話はしたことがない。昔は色々言っていた気がするけど、最近はさっぱりだ。中島くん事件のせいかもしれない。

姉貴が小5で、僕が小4の時だったと思うが、姉貴はサッカー少年の中島くんが好きだった。姉貴は家で散々その話をしていたから、僕も中島くんのことはまぁまぁ気になっていたんだけれど、ある日、僕は小学校のひとつ上の階に勇んで上がっていき、姉貴の5年3組の前まで行くと、廊下で男子5人くらいで集まっている中島くんを見つけた。家で母さんと一緒に中島くんの写真を見たことがあったから、すぐに分かった。なんだか憧れの人に出会えたみたいなおかしな気持ちになった僕は、中島くんに話しかけ、
「中島くんですか?僕は本田の弟です。うちのねぇちゃんは中島くんが好きです。サッカー頑張ってください。」と一息に言って、中島くんたちにはすごい笑われた気がしたけど、満足感に溢れてひとつ下の教室に帰還した。家へ帰ると姉貴は、ものすごい怒っていて、そして打ちひしがれたようにショックを受けていたが、その理由がわからないくらい、僕は若くて馬鹿だった。懐かしい、久しぶりに思い出した。

あとで勇気を振り絞って、姉貴に相談してみようか。姉貴は昔のことをズルズル引きずらない、賢くてあっさりした人だから、きっと大丈夫だろう。けれど、やっぱり照れくさい。橋野さんと話すより、よっぽど緊張する。
とりあえず、姉貴に披露して評判がよかったら、明日は中島くんの話を橋野さんにしてみるつもり。予習して行くのはずるいか?仕方があるまい、僕には経験値が無さ過ぎる。毎日が戦いだ。一戦も落とすわけにはいかない。

中島みゆきの話をした日に、中島くん事件を書こうとしてしまうあたり、僕はやっぱり文章が下手だ。
下手の横好き。
けれど、この言葉はかわいい。憎めない。




2016年11月8日火曜日

最近観た映画⑥


こんにちは、アシスタントアドバイザーの濱です。
私は所属する部活の昇級審査が近づいており、稽古に励む日々を送っています!



さて、今回はだいぶ前に劇場で観た『君の名は』についてです。
私はあまり劇場でアニメ映画は観ないタチなのですが、流行に乗って鑑賞してみました*
想像していたより話が面白くて2回も観てしまいました笑


2回目に鑑賞した後は舞台になった四ツ谷の階段を見に行ったり神社にお参りしたりしました!
都内が舞台の一つであることで映画を観た直後に縁の地に行けたので映画を観た後のわくわくが5倍くらいになってとっても楽しかったです。
四ツ谷のスポット巡りまで含めておすすめです~
いつかもう一つの舞台である飛騨にも行ってみたいと思っています*

2016年11月7日月曜日

幸子の再受講 第二講





幸子は幻滅した。まさに幻が滅するとはこのことだろう。あの知的で、ユーモアに溢れ、滑舌の心地いい池様が、まさかあんなに口うるさい、頭の堅物な、しつこいひねくれ男だとは想像にもしなかった。なんなんだ、あの人を小馬鹿にした態度は。画面越しでなかったら、筆箱でも放り投げて、腹の底から、思い切り太い罵声を浴びせて、あのご立派な授業を死ぬほど妨害してやりたいところであったが、如何せん幸子の攻撃手段は、自分のノートに自分のペンで書いた刃先の鋭い言葉たちを、周りの生徒たちに気づかれないように、そっと画面に見せてやる事だけなので、溜まりに溜まった鬱憤も行き場を失い、いよいよ爆発してしまいそうな勢いである。



ある意味それは、映像授業の塾講師としては、至極当たり前の事なのであろうが、英語の池上は、いつでも、そしてどこの席にでも現れる。幸子は、あれからいろいろな席で英語の授業を見たが、どこへ行ってもダメだった。画面の前に座っているのが幸子だと分かると、池上は待ってましたとばかりにニヤニヤし出し、授業を完全に放棄して、幸子の説教時間に入る。授業をしていない時の池上は、ものすごくしゃべる。本当にうるさい。いちいち文字をノートに書いて、画面にコソコソ見せなければいけない幸子に対し、言いたい放題の池上は、ノンストップで流れるようにしゃべり続けた。わざわざ黒板に書いた英文を消して、『勉強しろ!!女生徒!!』と、大きくチョークで書いてくる事もあった。
『わざわざ黒板に書かないでも分かってます!!そっちこそ授業しろ!!』
幸子が書いている間も、大抵池上は、「おー、なんか書いてるぞー!」とか言って、ブツブツ騒ぎ立てた。ノートを見せてやると、「お!」と言って、喜びながら近寄ってくる。
「そうか、何度言っても分からないから、ヘッドホンぶっ壊れてるのかと思って、一応視覚にも訴えてみたんだけど。視力は死んではいないみたいね。」
『メガネしてるけど死んではいません。聴覚もすこぶる正常。not聞こえないbut聞く気ない。Are you understand?』
「Do you understand だろ、お馬鹿な受験生。字だけは綺麗なのに。文法間違ってると、書かれた字も、いくら綺麗だって可哀想だよ。残念。もったいないね。」
『授業しろ。あんたに見せる為に書かれる字が可哀想になってきた。私のかわいい字たちに触らないでスケベ』
「触れるもんなら、赤ペンで丁寧にお直ししてあげたいところなんだけどねぇ。残念。てかそこ何校?東京?神奈川?メガネちゃんは田舎っぽいけど、三年だよね?」
『メガネちゃんやめろ!田舎で悪かったな、校舎は教えてあげない、怖いから。三年。あんたが授業全然しないからどこも受からないかも、だからちゃんと授業しなさい』
「待って、今、うしろで男の子がこっち見てたよ。_____ハハハ嘘だよ、いちいちびくびくすんなって、大丈夫だから。何キョロキョロしてんだよ、平気だよ。そんなに怒るなって、メガネずれてんぞ。」
と、こんな調子である。元はと言えば、自分のだらけきった授業態度に原因がある為、変なところで真面目な幸子は、親にも友達にも相談できなかった。ところが、ある日、塾の清水とかいう先生に、一生懸命勇気を振り絞り、かしこまって話してみると、この先生が、意外な事に、笑いもせず、妙に真剣な顔で聞いてくれるので、ひょっとしたらよくある事なのかもしれないと思い、少し安心していた幸子であったが、この男、いざ口を開けば、
「いいね、ブログのネタにするわ。」と、全く信じていない様子であった。



なんだかんだで、気づけばもう11月である。朝は寒くて、余計に起きられない。わざわざコートを羽織って学校へ行くが、学校行事も何も無い。ただ、授業を受けて、授業が終わり、放課後になる。塾は行きたくない。けれど、他に行くところも無いので、寒い風の中をしょうがないからトボトボ歩いていく。
「おい、もう11月だぞ!A票書いたの?あれだよ、受験予定カレンダーだよ、もらったろ?」
『うるさい。英語の授業をしましょう。教師なら』
「てかメガネちゃんどこ受けんの?てかそもそもどこか受けんの?私立?文系?ぽいけど英語以外もちゃんとやれよ。」
『どこ受けたらいいのか分からん』
「行きたいとこないの?俺慶応だけど、慶応は?」
『え、なに自慢?自慢ですか?こわっ、慶応とか笑』
「そんなに俺のこと好きなら慶応目指せよ!俺と一緒だぞ!」
池上は自惚れている。幸子は本当に幻滅していた。
『慶応以外ならどこでもいい』
「素直じゃないなぁ、女子高生は。」

なんかこのまま、受験終わりそう。最近壁に貼付けられている、センター試験までの日数の紙を見つめながら、幸子はそんなことを考えていた。







2016年11月6日日曜日

mikan

みなさん、こんにちは。アシスタントアドバイザーの和田です。
最近はもうだいぶ寒くなってきましたね。僕はもう家にコタツを出しました。受験生のみなさんは体に気をつけて勉強をがんばっていきましょう!!

ところで皆さんはしっかり英単語を覚えていますか?受験英語では単語力が非常に重要なのでしっかり覚えましょう。そこで受験生の皆さんにオススメのスマホアプリを教えます。

それは「mikan」というアプリです。これはスマホを使って簡単に英単語を覚えられるアプリです。使い方は、次々に出てくる英単語の意味を選択形式で選んでいくという形式です。このアプリを使えば一時間に1000個の単語を復習することも不可能ではありません。英単語は難易度別で分かれており、簡単なレベルをクリアすると次のレベルに進めます。このようにRPGゲームのように進めていけるので単語を覚えるモチベーションもあがります。また自分の高校も登録することができ、高校内や全国のランキングがでるのでやる気もでます!単語の種類もセンター試験レベルから大学受験、TOEICレベルまであるのでこのアプリで単語をマスターすれば受験英語は余裕です。僕もTOEICの勉強のためにこのアプリを使っています

みんなもこのアプリを使って英語を得意にしましょう!!

2016年11月5日土曜日

観心寺如意輪観音像




おかしな夢ばかり見るのです。
透明な水筒、中身が見え、その全長の半分くらいのところで、茶色い水面が揺れており、おそらくウーロン茶でしょうか、その茶色の上にピンクの中蓋が浮いています。外蓋もピンクであり、飲み口は開いていて、その水筒が倒れれば、もちろん中身のお茶はこぼれてしまうのですが、あの中蓋は、飲み口のところで引っかかり、パカパカとしているだけで、外に出てこないのです。そんな中蓋なのです。ごめんなさい、水筒をもう一度、倒れる前のもとの状態に戻しましょう。透明な水筒、揺れる茶色のお茶の上に、ピンクの中蓋はぷかぷかと浮いています。そして、よくよく目を凝らしてみると、その浮いている中蓋のふち、ゴムパッキンの溝のような、なんだか茶色く濁った汚い場所に人がいるのです。これが私なのです。何度見ても私に違いありません。下着姿の醜い私が、中蓋の上で忙しくバランスを取りながら、開いた飲み口の方を見上げ、何かを必死に懇願しています。飲み口の外を見ると、あの仏様がにょろりとお顔をお出しになっていて、私をしっかりと見つめながら、しきりにうなずいているのです。私は、決してそこを出られません。水筒の中でぷかぷか浮いたまま、何も出来ず、口も聞けず、ただ上を見上げて祈るのです。あのお方はそれをじっと見ています。ただひたすらに見ているだけです。私は、決して、絶対にそこを出ることは出来ないのです。






観心寺如意輪観音像。かんしんじにょいりんかんのんぞう。カンシンジニョイリンカンノンゾウ。かんしんじにょいりん。にょいりん。にょいりんがいいですね。如意輪。にょいりん。にょい。にょいもいいですよね。如意。にょい。
なんでしょうか、この感覚は。初めてあのお方を拝見したのは、高校の日本史の授業の時でした。一目見た時から、私はもう完全に魅了されてしまっていたのでしょうが、若かったためか、その自覚は無く、ただ「不思議だなぁ。」ぐらいに、考えていたのでした。
ですが、受験も終わり、大学生活に慣れ始めた頃、私は確か、大学の友人とラーメンをすすっていた時間だと記憶しておりますが、その友人が使う割り箸、そして空になった割り箸の入れ物を見ているうちに、ふと、あの観音像の姿が脳裏に浮かび上がってきてしまい、それからは、冷たい液体が頭の中に詰め込まれたような、奇妙に心地のいい感覚が体に流れ、多幸感と言いましょうか、完全なる満足感に体全身が震えをあげだすと、自分の前に運ばれたラーメンの中身もなんだか気持ち悪い物体にしか見えず、私はそのラーメンに一口も触れずに、そのお店を飛び出し、何も考えることもできず、まっすぐに自宅へ帰ってきたのです。合格以来、触っていなかったので、まだ残っているか、かなり心配していたのですが、日本史の資料集はちゃんとそこに置いてあり、私は急いで、弘仁・貞観文化のページを開き、あの仏様の姿に見入りました。
それは全くご立派でした。なんでしょうか、あのただずまいは。「余裕」とは、あのお方にこそふさわしい言葉でありましょう。完全なる余裕が、ズンと、ズシンとそこにあるのです。いえ、そこには何も無いのです。何もありません。そうなんです。「ある」なんてことは、全く愚かで汚い事で、そこには何も無い、もしくは、「ある」「ない」なんていう概念に縛られない、清廉で無垢な風がそこをただ通り過ぎる、いえ、言葉で説明すべきではないのです。汚い。言葉は汚いです。仏。きたない。にんべんをつけた馬鹿者は誰なんでしょう。名前などつけられるべきではなく、気安く呼ぶ事も本来間違っています。あのお方はあのお方。風が吹くと耳たぶが揺れるでしょう。それがあのお方であり、また、ただの風でもあるのです。にょいりんかんのん。にょいりんかんにょん。にょういうぃりんくわんにょうん。くわんにょうん。いいですよね。いいです。にょいがやっぱりいいですよね。



怒濤の大阪編へ続く


2016年11月4日金曜日

ぼくのりりっくのぼうよみ

ぼくのりりっくのぼうよみ。なぜ彼がその名前にしたかは分からない。
センスもいいのかは分からない。
ただ初めて彼の曲を聴いた時、なんともいえないような気持ちになった。
かっこよすぎる。なんだこのクールな男は。
最近彼の音楽ばかり聴いている。とまらない。
ただかっこいい。
かっこいいバンド名にこだわり、他のグループとの差別化をはかる。
それもまた趣深い。
しかし、アーティスト名からここまでなにも感じなかったのは初めてだ。
ぼくのりりっくのぼうよみ。
まわりに流されず自らを貫き通すスタイル。彼に一秒だけ憧れを抱いた。

P.S. 明日はmiwaのLiveです。人生最後の日になってもよい。




北村和也

2016年11月3日木曜日

カレンダー



「先生、なんかプレゼント渡すとしたら何あげる?」
「あ?」
「だから、プレゼント。」
「彼女が誕生日なのか?」
「うん。」
「じゃ彼女に聞いて、その子が欲しいものをあげたら?」
「えぇ、それじゃつまんないじゃん。」





つまんない。
全くあっぱれな野郎である。見る目がない。聞く人を完全に間違えている。私はただの塾の先生である。そんな質問に面白可笑しく答えられるのなら、あんなに真面目に一生懸命勉強してまで、大学になんか入らなくてもいいのだ。そもそも私は、女性にプレゼントなど渡したことがないような、女々しい小心者である。サプライズだの言って、ひとり勝手に騒ぎ立て、注意散漫にコソコソ動き、暗くなると用意周到なしたり顔でもって、女性の目の前に指輪を出すやつなんてのは、私には大概狂っているとしか思われない。
いつだったか、一度、待ち合わせに早く着いてしまって、突然何を思ったか、コンビニでチロルチョコを一つだけ買ったことがある。冬の寒い日であった。しかし、やはり身の丈に合わぬことなんぞするもんじゃない。結局ビビリな私は、それをポッケの中に握っているだけで、どうしても取って出すことができず、家に帰った時にはポッケの中が溶けたチョコまみれになっていて、私はただ笑ってそのコートを捨てた。母には、もう着たくなくなった、と言った。
ゴディバのジュースを買いに行ったこともある。それも理由は待ち合わせにかなり早く着いてしまったからだ。(私は待ち合わせに早く着きすぎる。小心者は、時計を何より恐れている節がある。)あの日も寒かった。そしてあのお店は狂っていた。ふざけすぎている。私が入る隙間など、一寸たりともあるはずが無かった。だが、その日の私は、その狂った店よりも数倍狂っていたのだ。横浜駅西口の中央改札口、人通りの多い場所である。見れば何をやっているのか分からない変なやつばかり歩いている。無論、私もその一人である。私はウロウロしていた。ユニクロへ入ったり、シューマイを眺めたりしながら、不気味にうろつき、その明るい照明の店を偵察していた。ウロウロウロウロウロウロウロウロウロくらいした後で、ようやくどこからか勇気を得た私は、明るく光るそのお店の前に並ぶ、ヒールを履いたお姉様方の列に、ヌルっと飛び込んだ。虎穴に入らずんば虎子を得ず、必死決死の覚悟である。睨み殺すようにメニューを眺め、自分が出せる一番いい声で注文をした。私はもう大満足である。如何にも洒落た若者、いや、いい男であろう。しかし、それもそこまで。やはり、小心者は小心者である。することがなくなると、もうどうにも落ち着かない。得意のポケットに手を出し入れ出し入れ繰り返し、店、通り、店、通りとくるくるキョロキョロ見回すフィギュアスケーターは、いよいよ恥ずかしさに呑み込まれ、どうにもこうにもいたたまれなくなる。というか腹が痛かった。何をしているんだ私は?男が立ちすくむ場所ではない。頭の中で都道府県の県庁所在地を言いまくるゲームで、なんとか地獄の2分間を耐えた私は、店のお姉さんにストローを刺してもらうと、その妙に甘い飲み物を一気に飲み干し、容器を再びお姉さんに叩き返すやいなや、一目散にそこを逃げ出した。腹が痛くてしょうがなかった。ポルタかなんかでトイレをなんとか探し出し、事無きを得た私であったが、集合場所には手ぶらで遅刻という形になり、平謝りする結果となった。







「じゃ、カレンダーは?」
「えぇ、カレンダー?」
笑ったな?まぁ、いい。いや、よくないから言い訳をすれば、そこにカレンダーが置いてあったのだ。でなけりゃ、私は何も言うまい。
「もう12月だからいっぱい売ってて、俺もこの前プーさんのやつかわいくて買いそうになったよ。」








後日、男は嬉しそうに私に寄ってきた。
「先生、カレンダーあげたよ。」
私はひどく狼狽した。まさか本当にあげるとは考えていなかったのだ。この男を、私は全く信じていなかった。しかし、決して冷やかしではなかったのだ。疑って申し訳ない、誠心誠意答えるべきだった。
「喜んでくれたのか?」
私は心から質問をした。
「うん、あと財布もあげたよ。」
私はカラカラと笑った。




2016年11月2日水曜日

マナビスinワンダーランド




☆マナビス エントランスホール


 スタッフ、にこやかに仕事をしている。

 中原、自習室を飛び出し、清水のもとへ駆け寄ってくる。

中原「先生、さっき言ってたやつはどこにいますか?」

清水「え、だれ?」

中原「面白いって言ってたじゃないですか。」

清水「あぁ、津島くんのこと?なんで?話しかけるの?」

中原「僕よりも面白いやつがいるなんて聞いたら、全然授業に集中できないですよ。」

清水「中原くんより面白いなんて言ってないじゃん。津島くんは楽しい人だから、きっと二人は仲良くなれるって言っただけだよ。」

中原「先生、最近そいつの話ばかりですよ。」

清水「そうかなぁ。」

中原「そうですよ。とにかく気になるんです。今日はそいつ来てますか?」

清水「うん、津島くんは授業取ってないから、こっちの部屋にいると思うよ。」

 清水、左の部屋を指差す。

中原「分かりました。」

 中原、隣の教室へ向かい、勢いよく歩き出す。

清水「ちょっとウディくん、いつまで寝てるんだよ、そろそろ起きないと。あ、向田さんこんにちはー、何番にする?」

向田「お任せします」







☆マナビス 自習室B


 広い教室に津島が一人、一番前の席で何かを読んでいる。

 ドアが勢いよく開き、中原、登場。

中原「おい。」

 沈黙。

中原「おい!お前!」

津島「わぁ!」

 津島、驚き、持っていた本を放り投げ、机も椅子もひっくり返し、立ち上がる。立ち上がるとでかい。大げさな反応に、中原もかなり驚く。

津島「びっくりしたなぁ。」

中原「びっくりしたのはこっちだ!」

津島「僕を呼んだのかい?」

中原「僕かい?ってお前と俺しかいないのに、他に誰を呼ぶんだよ。馬鹿か。」

津島「なるほど、確かにその通りだね。」

 津島、大きく笑うと、本を拾おうとし、

津島「あ、元に戻していいかい?これは僕のお気に入りのコーディネートなんだよ。」

 津島、のんびりと周囲を片付け出す。

中原「お前が津島か?」

津島「如何にも!君はもしかして中原くんかい?」

中原「なんで知っていやがる!?」

津島「清水先生から話は聞いているよ。あの人は口が軽くていけないねぇ。僕らの個人情報も垂れ流しってわけだ。」

中原「でも先生は最近、お前の話ばっかりしているぞ。どうやらかなりふざけた男らしいじゃないか。」

津島「あの人の言うことを丸ごと鵜呑みにしちゃあいけないよ。きっと脚色しているねぇ。僕はただの凡人だよ。実際、君が喜ぶようなことは何一つできないダメダメ男なんだよ。でも、僕は君に会いたいと思っていたんだよ。君からはるばる会いにきてくれるなんてありがたいありがたい。」

中原「いいからそのヘラヘラ笑いをやめないか!馬鹿にしていやがる。俺は別にお前に会いにきたわけじゃないぞ!」

津島「面白いことを言う!では君は何しにここへ来たのだい?さっき君が自分で言ったように、この部屋にはどうやら僕と君しかいないようだ。」

中原「ここで勉強しようと思ってたが、、、不愉快だからやめだ!」

津島「ほほう。なんだって君は手ぶらじゃないか。それともその洒落た帽子の中に、単語帳でも忍ばせているのかい?」

中原「ヘラヘラ笑いをやめろ!やめないか!」

 津島、手を打ち、

津島「ようし、では飯を食おう!いや、真面目にね。腹が減っては喧嘩もできぬ。いっそこの退屈な教室を抜け出そうじゃないか!事実、勉強はあまりに退屈だ。」

中原「何でわざわざお前と飯を食わなきゃいけないんだ!」

津島「何でも何もない。それが人生ってもんだろう。さぁ、死ぬほど飯を食ってやろう。」

 津島、中原の方へのっそりと歩き出す。

 中原、身構える。

津島「勘弁してくれ、僕は丸腰の日本代表みたいな男なんだ。」







☆マナビス エントランスホール



 電話の音。清水、出る。

清水「はい河合塾マナビス横浜駅西、、、え、もしもーし。お名前いいですかー?もしもーし。___あ、のだめちゃんか、どうしたの?___え、何、ぜんぜんわかんないよ。___え、ちあき?あ、千秋くんいるの?___そしたら、千秋くんに代わってくれるかな、全然何言ってるかわかんないから。___あ、千秋くん久しぶりー、どうした?」

 ウディ、熟睡している。

 ハーマイオニー、起こそうとしている。

H「こら、起きないと。落第するわよ。」

ウディ「起きてるよ先生。目を閉じているから分かりづらいかもしれないけど、頭は高速フル回転しっぱなしなんだよ。」

H「屁理屈言わないの。さっきからずっとここにいるじゃない。」

ウディ「僕が自習室へ戻っても、地球は自転してるから、僕はまたここへ戻ってきてしまうんだよ。」

H「また屁理屈!」

清水「のだめちゃん、キャンセルでーす。」

H「え、理由は?ちゃんと聞いたの?」

清水「聞きましたよ、そろそろコタツを出すから、今日はお休みって。」

H「そんな理由ダメじゃない!ただでさえサボりがちなんだから、ちゃんと言ってあげてください!」

清水「はい、すいませーん。」

H「もう!こら!起きなさい!何時間寝てるの!」

ウディ「痛いな、叩くことないじゃないか。」

H「ほら、授業、授業。」

ウディ「時差ボケがひどいんだ、寝かしてくださいよ。」

H「時差ボケっていつの話よ、あなたもう日本来てから何年経つのよ。むしろあっちよりもう長いでしょ?」

ウディ「僕は愛国心が非常に強いみたいなんだよ。まぁ日本人には負けるけど、こわいねぇ。とにかくブルックリンはまだ夜中だ。みんなベッドでスナック菓子食って、バカアニメを見てる時間なんだよ。」

H「起きてるじゃない。」

ウディ「ロンドンだってまだ明け方だろう?どうして先生まで僕をいじめるんだ。アメリカに言語を取られた恨みか?」

H「違います。私は人種で人を差別するようなことはしません。」

ウディ「偏差値で差別する方がそりゃ立派かもね。」

H「いい加減にしなさい!」

ウディ「映像授業は僕には向かない!ど近眼なんだ!目が疲れちゃうよ!この前なんか、90分授業を60分見たところで気がついたんだが、僕のブースはパソコンのないブースだったんだ。チェックテストは満点だったけど、もちろん残りの30分は返金手続きしてもらったから文句はないよ。」

H「あなたって、ほんとにおかしいわ。」

ウディ「人間らしいってことですかね。」

 ハーマイオニー、諦めて去る。

 自習室Bから、津島、中原、出てくる。

ウディ「Hey! 津島!君にそっちの趣味があったとは思わなかったねぇ。なかなか小柄でべっぴんさんじゃないか。」

 中原、ウディを睨みつける。

中原「なんだこいつは。」

津島「悪い人じゃないんだよ。」

ウディ「悪い人じゃない人なんていないんだよ。」

津島「ウディ、君がいるじゃないか。」

ウディ「僕はいいユダヤ人だから、つまりはギリギリ悪い人ってとこだ。」

津島「ほう、興味深いねぇ。ところで、飯を食いにいくんだが、どうかな?この中原くんも一緒にだ。」

ウディ「あいにくラマダン中でね。」

津島「ハハハ、いつの間に改宗したんだい?」

ウディ「一ヶ月無料キャンペーンだったから、お試しでね。気に入らなかったら返金保障してるみたいだ。」

津島「宗教も今は大変なんだなぁ。じゃ中原くん行こうか。」

中原「いきませう」











2016年11月1日火曜日

霜月

こんにちは、AAの松本です。
最近日がくれるのが早く、昇るのがとても遅く感じるようになりました。

私事ですが最近研究室見学しながら院試の勉強を少しずつ考えるようになりました。研究室にもいろいろ種類があって単にどれが良さそうとかはいえないのですがどれも面白く興味を魅かれます。

大学に入って本当にいろいろなことを学んだり、遊んだりしましたがぶっちゃけ言ってしまうとまだこれから自分が何をしたいのか、どういう風になりたいのかがあまりイメージができていません。これは高校よりももっと前からの自分の課題ですが、ひとつの岐点として向き合っていけるといいと思っています。

なんとなくそう感じた11月の初めでした。