2018年1月7日日曜日

ファンタジスタ

むかしむかし、村に三人の勇者がいた。 三人はいつも一緒にいた。ご飯を食べるときも、お風呂に入るときも、寝るときも。生まれて15年一度も離れたことがなかった。
ある日、森に三人で狩りに行ったときに一人は気づいた。他の二人は得意な技があるのに、自分にはないことを。彼は焦った。自分の得意なものは何なのか。他の人に負けない強みはあるのか。毎日悩んだ。しかし、悩んでも悩んでも結論は出なかった。
「自分には強みはないんだ、、」彼は落ち込んだ。
そんなある日、また三人で狩りに行った。二人はどんどんそれぞれのやり方で狩っていく。でも自分は何もできない。悲しさと悔しさが入り混じって「どうしよう、」つぶやいたその時、狩りをしていた二人が動物に反撃されはじめた。彼らは攻撃はできるが守りができなかったのだ。
今まで強みがないと思っていた彼は守りの能力にたけていたから今まで怪我ひとつしなかったのだ。自分が守備にたけていると知った彼はもっと守備を頑張ろうと努力し始めた。他の二人をも守れる力を手に入れようと決めた。


そして、2年後彼らは強くなった。二人が攻撃をし、一人が守備をする。完璧なチームになった。
もっと強く、、、。強さを求めた三人は旅に出ることにした。
彼らの冒険はまだ始まったばかりだ。


to be continued........