2018年5月6日日曜日

受験で絶対タメになる知識その①

 昨日、コンビニでペットボトルの麦茶を買った。いつもは必ず緑茶を買うが、その時は何の気なしに麦茶を選んだ。その時ふと思った。「麦茶ってお茶じゃないのに、なんで茶という語がつくんだろう…」。 お茶というものはそもそも、チャノキという植物の葉を、煎じたり乾燥させたものに、湯や水を注いだもののことである。麦茶はその名前からもわかる通り、その原料は麦であるので厳密に言えばお茶と呼ぶことはできないのではないか。ネットで調べると、日本では、チャノキを原料に使っていなくても、お茶のように植物を煮出したり、乾燥させて水を注いだものは広義ではお茶呼び習わしてきたらしい。少し納得はいかなかったが、チャノキを使っていない麦茶でも日本では伝統的に、お茶として扱ってきた歴史があった。だから、ジャスミン茶も、昆布茶も、広い意味ではお茶なのだ。お茶の本場、中国では、チャノキを使ったお茶を茶葉茶と呼び、チャノキを使っていないお茶を茶外茶と呼ぶことによって区別しているらしい。個人的な意見としては、日本でも中国に倣って茶葉茶と茶外茶の区別をするべきだと思う。
 最後に、この話が受験のタメになるかどうかという話ですが、お茶の歴史は世界史でも扱われることがあるので知っておくと良いと思います。